ミッドセンチュースツール オランダ  (852)

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方向と角度で変化する脚線の幾何学的な美しさ。
Tjerk Reijenga がデザインしたPilastro社のスツール。
彼の仕事にはヨーロッパのモダンをリードした「デ・ステイル運動」の影響が伺えます。

現代に通じるモダンな家具といえば、イタリアを連想する方が多いと思います。しかしイタリアが頭角を表すのはミッドセンチュリー・モダンと呼ばれる大輪の花が咲いた次の時代です。
ミッドセンチュリー・モダンは主にフランス、オランダが中心になりました。特にオランダはインダスリアル・デザインの世界で優れ、有数のプロダクツを生み出す国になりました。当時、フィリップスという電機メーカーがドイツのメーカーとヨーロッパの覇権を争うほどの成長をみせます。それを支えたのがルイ・カルフです。
フリゾ・クラマーも家具のデザインで知られています。いずれも1950〜60年代に活躍した人たちです。

そしてTjerk Reijenga (ティヤーク・リェンネハ) も忘れてはいけない一人です。モダンで美しい作りのシェルフや椅子がよく知られています。1960年の製造と言われるこのスツールからも、その仕事振りが伺えます。
このスツールはそれほど多く製造されなかったようで、ヨーロッパでもほとんど見かけることはなく、とても希少です。
女性やお子さんでも持ち運べる軽さながら、強度も併せ持つオランダデザインの真骨頂。
ダメージが少しあります。しかし時代を考えれば、コンディションは良い状態です。色は白や青もありました。


サイズ
高さ51cm。シート直径32cm。おおよそです。

発送・送料
着払いです。東京より160サイズ。

お譲り価格 80,000円 → 68,000円

 

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