手取(2)  Tetori(2)

Japanese menu  back  English menu 

■手取天主堂 (昭和3・1928年)

熊本市 鉄筋コンクリート造
鉄川与助が設計・施工した16棟目の天主堂。
熊本市の中心部にある。 鉄川はここで初めて鉄筋コンクリートを構造体として使用する。
外観は平凡だが、高さを感じる内部空間には目を見張る。照明の効果を生かした照明器具もよく考えられており、夜の内部空間は別の表情を見せる。照明に無頓着で無粋な天主堂が多いなか、手本とされるべき建物である。

この建物以外の多くの天主堂では、照明器具や扇風機の取付によって、貴重な柱や壁が傷つけられている。何とかならないものだろうか。