黒島(3) Kuroshima(3)
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■黒島天主堂 (明治35・1902年、竣工) 国重要文化財 長崎県佐世保市 レンガ造 フランス人のマルマン神父の設計。建設には島で焼いたレンガを多く使用する。総数は40万個といわれる。日本では非常に珍しい円形アプス(建物後部の内陣部分-掲載写真<1>)を持つ。内陣床のタイル張り、束ね柱、描き木目など、他の天主堂ではあまりない特徴が多く見られる。 この時代にしては完成された天主堂の内部空間を持つ。 大規模で外観、内部共に壮麗、秀逸。畳が撤去されて椅子式となったのが残念。