今村(2) Imamura(2)

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■今村天主堂 (大正2・1913年、献堂式)

福岡県大刀洗町 レンガ造
鉄川与助が設計・施工した7棟目の天主堂。 鉄川の建てた唯一の双塔(鐘楼)を持つ天主堂。以後、鉄川は塔を持つ天主堂を建てるようになる。(鉄川は原爆で倒壊した長崎の浦上天主堂の建設にも参加し、塔の部分を担当した)。大規模な建物で、全体に完成度は高く、荘厳な印象。
筑後平野の真ん中にある。 春は麦畑、夏は稲田の中に天主堂の双塔が見えるのは、日本では得難い光景。それはヨーロッパの田園風景のよう。