今シーズンは、渓流釣り解禁当初の春先3月は天候が非常に悪く、気温も低いのに加えて、風邪ばかりひいており、
釣りへのモチベーションが酷く低下したため、酒匂川漁協の年券は購入せず、結局、山梨県側にも釣行する気は起きなかった・・・。
せめて、鮎毛鉤釣りだけは楽しもうと思い、有休を取得して、酒匂川水系の鮎釣り解禁を楽しんできた。
天然遡上が全くと行ってよいほど無く、酷い条件の中、放流物主体とはいえ、何とか30匹ちょうど釣れたので、
ヨシとしよう・・・。
去年までならば、夕方の流し毛鉤釣りでさらに追釣を目論むこと間違いないのだが、それは天然遡上が多くなければ、
意味のないことなので、今年は午前中で引き揚げた次第。
今季最初で最後の川釣りは、一応は満足の結果で幕を閉じた。
来季は、河川環境がさらに改善することを願うしかない。
なお、解禁前夜の5月31日日没前後、仕事を終えて川の様子を見に行ったときに、文明床止工付近で粘土質の川岸の泥に足を滑らせて
文字通りスッテンコロリン(>_<)
服が泥だらけになって酷い目に遭ったのだが、まあ、こんな状況が、今年の拙者の釣りへの縁の無さを象徴しているといえようか・・・。
<本日の釣果>
酒匂川本流上流部(山北地区) : 丸坊主。アユの気配全く無し。アタリ1つ無く終了(>_<)
酒匂川本流中流部(松田地区) : アユ×30、ニジマス×1
※本日の講評
神奈川県内の周辺河川である早川や相模川では天然遡上が良好であり、東京の多摩川も夥しい量の天然アユが居るという話の中、
酒匂川本流や狩川は、ほぼゼロであるのは間違いない・・・。
事前の川見でも、アユはおろか、コイ科外道のウグイやオイカワ、クソバエ等の雑魚も見えず、黒い大きなコイしか居なかった。
やはり、2010年の台風の影響により、静岡県側の小山町内の鮎沢川系統各河川における復旧工事の影響にて、
河川環境が悪いことが影響しているのは間違いないだろう・・・。
これは勝手な憶測だが、去年酒匂川に遡上したアユたちは、濁って餌の無い環境に酷い目に遭い、来年は絶対に酒匂川には
上らないぞと決心し、そんなDNAを今年の稚アユたちに植え付けたのではないかと感じるのだが、いかがであろうか?
それにしても、酒匂川と同じく鮎釣りの名川として名高い、静岡県側の狩野川も惨憺たる状況らしい・・・。
いったい何が原因なのだろうか・・・。
とにもかくにも、今シーズン最初で最後の釣行は、こうして幕を閉じた。
放流物ばかりとはいえ、30匹釣れて、ニジマスの引きも楽しめたので、ヨシとしよう。
転居を伴う異動等に見舞われず、相州足柄に居られるならば、来季は酒匂川漁協年券を買い、釣りをしようと思う。
河原を歩くと、足腰の鍛錬になるので、やはり川釣りは有益なレジャーであることも再認識させられた次第だ・・・。
酒匂川本流上流部の山北地区、岩流瀬橋上手の様子・・・。
酒匂川本流中流部の松田地区。
外道で釣れた8寸級ニジマス・・・。
今回の釣果は30匹。