2007年5月3日

童心に帰り、地元足柄平野の河川に釣行するも、釣果は×・・・。
内川下流部(内山摺手地区)も、昔はヤマメが釣れたのに、今はクソバエの気配しか無し(>_<)
酒匂川本流も水質悪化が酷く、トラウトは気配すら無く、ウグイに楽しませていただいたのみ(^^;)


今から20年以上昔、私が初めてヤマメを釣ったのが内川下流部(内山摺手地区)だった・・・。
当時は、早朝のバスで親父殿と一緒に出掛けたものだ。親父殿は、今でこそ酒匂川本流でアユ釣りしかしないが、
渓流釣りの腕前も中々のもので、内川や狩川に一緒に出掛けると、結構型の良いヤマメやニジマスを、
必ずといってよいほど抜き上げていたのは、今でも昨日のことのように思われるほどだ・・・。
昔は、里川エリアでも、今よりもずっと魚影が濃かったのも事実なのだろう。

そんな昔のことを思い出しながら、内川下流部を探っていくが、渇水の上に、農業用水が流入していて、
水質が滅茶苦茶悪い(>_<)
澱んだ流れからは、クソバエしか出ず、到底ヤマメが生息している雰囲気は無かった・・・。
昔は5月の連休の頃も、今よりもずっと清冽なな流れで、ヤマメが出てくれたものなのだが、やはり過去の話のようだ。
遡行不可能の、採石場裏の堰堤にて中断して、中流部の矢倉沢本村地区へ向かったが、病院脇の流れには、
残念ながら先行者が居た・・・。

頭ハネをするわけにもいかないし、後ろを着いて歩いても能が無いので、内川での続行を断念し、
酒匂川本流でのトラウト狙いに方針を変更した。
開成・松田地区に関しては、少なくとも本流餌釣りでのポイントは熟知している自負がある。
要所要所を洩れなく探ったが、トラウトの魚信は無かった・・・。
小場所からは超外道のクソバエに悩まされ、大場所ではウグイが活発に魚信を送ってきた。
まあ、ウグイを釣って、清流釣りの釣趣を満喫できたので、ヨシとするべきだろう・・・。

河川工事にて環境が破壊されてしまったものの、釣れる人は、きちんと本流ヤマメをGETしているのだが、
私には釣れなかった・・・。
アユ解禁前まで、未だ時間は無くはないが、残念ながら釣れる気はしない。
しかも、渇水による水質悪化によって、川の状態は結構酷い(>_<)
去年の今頃の水質は、間違いなく、今年よりも全然良かった。
アユの姿も全然見られず、遡上量が多いという情報は、やや信憑性に欠けるものと思われた・・・。
残念ながら、地元河川、釣れる気が全然しない・・・。


<本日の釣果>
内川下流部(内山摺手地区) : ボウズ(超外道のクソバエのみ)
酒匂川本流中流部(開成・松田地区) : ボウズ(外道のウグイ多数、超外道のクソバエにも悩まされる・・・)


※本日の講評
少年時代に比べると、環境悪化が甚だしく、本当に残念でした・・・。
良型ウグイを釣り上げたとき、酒匂川漁協監視員が小走りでやってきて、写真撮影をしようとしたのには驚きました。
釣れたのがトラウト類だったら、漁協サイトにUPされてしまうところだったので、危ないところでしたね(^^;)
恥ずかしいことこの上ないもので・・・。

結局、トラウトは出ずに、終わってしまいました。
神奈川県側酒匂川本流に限らず、源流となる静岡県側鮎沢川系統の里川や本流の環境悪化は、中々深刻ですね・・・。。



内川下流部(内山摺手地区)の流れ。

私が少年時代の頃は、このあたりでも、十分にヤマメが狙えました。
水質もそれなりに良かったはずです・・・。

童心に帰って、幼少時代を思い出しながらの釣りでしたが、やはり環境悪化は否応無しに進行しているのかもしれません・・・。