残念ながら、土曜日の起床はAM7:00であり、完全に寝坊(^^;)
まあ、前日は遅くまで仕事をしており、帰宅が日付変更時間帯前後であれば、まあ、致し方ないだろうか・・・。
とりあえず、中川川系の西沢や白石沢への入渓は断念しつつも、とりあえずは西丹沢方面へと出発する・・・。
R246へ抜けるルート途上の、摺手地区の内川にも釣り人が入っており、近場策は×。
駿河小山の鮎沢川支流群も考えたが、酒匂川漁協の年券代回収を優先に考え、ダメ元で玄倉方面へ決定した。
周知の通り、今シーズンは「青ザレ隧道」が、岩盤崩落対策工事中にて通行止めのために、
ゲート脇から入渓する人が非常に多いことが想像がつく。
かといって、立間大橋脇から入渓しても、程なくして高巻き不可の2段大堰堤に阻まれてしまうので、
未だ入ったことの無い小川谷への入渓を試みた・・・。釣り人らしきクルマも2台停まっていた。
小川谷といえば、言わずと知れた沢登りのメッカの険谷であるが、下流部は普通の渓流であり、何とか遡行できた。
堰堤も、一旦林道に上がって巻くことができ、そこそこの距離は遡行可能。
まあ、荒れた渓相にて、非常にスレていてイワナは出ず、チビヤマメ2匹しか出なかったものの、抜群の水質であり、満足できた。
「小川谷廊下」と呼ばれるエリアは、もっとずっと上流部なのだろう・・・。
開始が遅かったので、昼餉を摂ったら既に夕刻モード・・・。
皆瀬川は超外道のクソバエでうんざりさせられることが安易に予測できるので、谷峨の畑沢をチョイス・・・。
下流部の東名高速高架下から入渓する。
畑沢は、以外にも豊富な水量を誇り、渓相も抜群なのだが、残念なことに上流部に採石場があり、
廃水が流れ込んでいるので、川底は泥を被り、常に薄茶色の水色なのだ。
静岡県側の鮎沢川本流や馬伏川、小山佐野川あたりの水色と似ているといえば、同じような感じかもしれない。
ただ畑沢の方が、洗剤等の生活雑排水がほとんど無い分、異臭や泡立ちが無いので、そういう面では多少は条件が良い。
なおゴルフ場からの雑排水もあるので、食用にはできず、釣りを楽しむためだけの沢としての位置付けとなる・・・。
畑沢もクソバエが結構居るが、以外にもスレており、針掛りしにくいので助かる(笑)
ヤマメの魚信もたまにあるが、小型が多くて結構バラした(>_<)
1匹、8寸級の良型が出たが、病気で背中の肉が露出しており、写真を撮ろうか躊躇している間に遁走してしまった。
今シーズンで最も大きいヤマメであり、引き味は最高だった。
次に畑沢をやるときは、ゴルフ場や採石場よりも上流を探ってみたいが、
確かチョロチョロの水流になってしまったような記憶がある・・・。
暗くなってきたので、2号橋から脱渓した。
<本日の釣果>
玄倉川支流小川谷下流部 : チビヤマメ×2
畑沢下流部 : チビヤマメ×1、ヤマメ×1
※本日の講評
前日の帰宅時間が遅く、2週続けて早起きできなかった。
私は、玄倉系とは相性が悪いようで、中々釣果が得られないが、資源量も少ないように感じられる。
しかし、水質は世附や中川よりも数段上だと思われ、湧水(≒玄倉の雫というらしい)の味も最高だ(^^)
畑沢は、釣りを楽しむためだけならば、超外道のクソバエのアタックもそれほど多くないし、渓相も良いので、
お手軽に楽しめる。
矢倉岳北側斜面を源頭としているので、上流部をそのうち探索してみたい。
意外にも、先週の東沢釣行よりも充実感があるのは、いかにも’ヤマメらしい魚信’が多かったことかもしれない。
私に関しては、釣れた数よりも、シャープなアタリの多さの方が、充実度が増すようだ。