2005年10月1日


禁漁間近の、神奈川県側は西丹沢へ出陣するも惨敗(>_<)
東沢では堰堤の高巻きに失敗し、「里川専科」スタイルたるべき、スキルの無さを痛感す・・・。
ダム下の河内川では、農道への侵入を阻まれ、上流部のポイントに入れず、ボウズを喫す。


9月30日で、ホームリバーの静岡県側の鮎沢川漁協管轄区域が禁漁に入ってしまいましたので、
次は、神奈川県側酒匂川水系をメインフィールドに据えます。
対象河川を検討した結果、開けた快活な渓流で、なおかつ釣果が見込めて、入渓者が比較的少ない
東沢を選択です。
仕事で疲れているためか、朝早く起きれず(仕事のときは起きれるのだが・・・)、
西丹沢自然教室着がAM9:00と、相当の出遅れです(^^;)
間違いなく、先行者がガンガン入っているでしょうね・・・。
(餌釣りの2人組が、早くも釣り終えたらしく、下ってきました)

開始から30分後くらいに、竿抜けポイントとおぼしき小場所から、チビイワナが出てくれましたが、
以降、餌に軽くアタックするも針掛りせず、釣果は出ませんでした(>_<)
中流部の、「東沢中流堰堤」を越えてからは、完全に反応が無くなり、全くアタリが出なくなりました。
左岸に、完全に枯れている沢が入ってきますが、これは石棚沢でしょう。
ゴーラ沢出合までは、ちょうど中間点くらいだと見積り、各ポイントを攻めるも、全く反応無し・・・。

日は差してくるものの、だんだんと鬱蒼とした雰囲気になり、目の前に、今まで越えてきた堰堤とは別格の
大きな堰堤が出現しました。そして、キイロスズメバチもブンブンしています(>_<)
右岸側(堰堤左)は垂直の絶壁であり、高巻けるような雰囲気は全くありません・・・。
左岸側(堰堤右)は、踏み跡らしきものもあるし、工事関係者や狩猟の人なんかが利用するような巻き道らしき
雰囲気があるので、里川専科の鈍な私も、高巻きを開始してみました。
何とか登れますが、登りきったところで、沢は遥か下方(^^;)
それに、登った先は、断崖絶壁をヘツらないと、これ以上先には行けない雰囲気です・・・。

遥か遠くには、ゴーラ沢らしき沢が右側から流れ込んでいるのが見えたような気がしましたが、
私の技量では、これから堰堤上の沢には下りることができませんでした(>_<)
下りたところで、檜洞丸への登山道たる「ツツジ新道」を発見できなければ、
下手したら遭難の憂き目に遭うかもしれないと考え、来たルートを下りることにしました・・・。
何とか下りられましたが、不慣れな沢だし、私の運動能力面でも、撤退して良かったと思います。

下山途中、東京は渋谷区から来たというフライマンの人と会ったので、一緒に西丹沢自然教室まで話しながら
下山しました。
この人も、本音では、マイナーな沢を発見したので入り、まさか私という先行者に釣られた後だとは
思っていなかったようでしたが、良型まじえて、数匹のヤマメが上がったそうです。
西沢と皆瀬川を教示してあげ、私は三保ダム下の河内川本流へ向かいました。

さて、前回好釣果を達成した湯本平地区へ向かい、農道を進めますが、農作業中の軽トラが道を塞いでいます。
先へ通してもらえるように、農民にお願いするも、何も言葉を発せず、完全に私のことを無視して、
農作業の持ち場へ戻ってしまいました・・・。
恐るべき拒絶の意思を感じ、やむなく道の駅山北付近の下流部から入川することにしました。
流れ自体は清流の顔ですし、雰囲気は悪くないのですが、ヤマメは勿論、ウグイすらほとんど反応がありません(>_<)
上流部の湯本平地区だけが、唯一この河内川で、条件が良ければ数釣りが楽しめるポイントなのかもしれませんね・・・。

結局、日没までやりましたが、不毛な結果でボウズに終わりました
今日の西丹沢エリア、厳しかったですね・・・。まあ、運動量は多かったでしょうが・・・。


<本日の釣果>
中川川支流東沢中流部:チビイワナ×1
河内川本流下流部:ボウス(ウグイとクソバエすら、ほとんど出ず・・・)


※本日の講評
シーズン最終盤とあってか、今日の西丹沢エリア、非常に混雑しており、厳しかったですね・・・。
キイロスズメバチもブンブンしており、1回襲われました(>_<) すばしっこくて抗戦不可です。
運動能力が低いので、高巻き等が必要な渓流は、止めた方が無難なのでしょうね(^^;)
静岡県側もスズメバチが多かったりして、神奈川県側よりも有望ですが、釣果は中々厳しそうな環境です。



唯一釣れてくれ、ボウズから救ってくれたチビイワナ(>_<)

今日はヤマメが出なかったですな(^^;)


東沢の、高巻きできずに失敗した大堰堤。
(これを越えられず、ゴーラ沢出合まで到達できませんでした・・・。)

このオフ、色々と探索しましょうか・・・。