2005年9月3日


今回は、久々に渓流魚が食べたくなったので、キープ目的にて静岡県側へ出陣。
しかし、須川中流部では、小さな殺人鬼「キイロスズメバチ」に襲撃され、早々に撤収(>_<)
先週、大爆釣だった秘密某A沢も、祭りは終了した模様。釣れはしましたが・・・。


早朝に起きるつもりが、日々の遠距離通勤と、配置替え後の仕事量の多さにて身体が非常にお疲れで、
起床は何と8時半・・・。
シーズン終盤になり、久々に渓流魚を食べたくなりました。解禁当初の初物以来の、キープ目的の釣行です。
水質が良く、比較的魚影の濃い須川中流部ですので、出遅れでも、釣果は得られるだろうと甘く見積もって、
静岡県側へ出撃です。

幸い、先行者は居ませんでしたが、須川も大増水の痕跡が残っており、対岸へ渡渉でき、城塞護岸をよじ登るのに
ちょうど良い踏み台の石も、見事に流されてしまっています・・・。
魚影の方はというと、大水で流されてしまったのか、非常に薄くなっていました。
チビニジマスも激減しており、あまり喰ってきません。一応、2匹だけキープサイズを確保できました。
ヤマメはというと、1匹だけ釣れましたが、これが8寸強の良型なので、キープ。

昨年よりかは透明度が落ちているとはいえ、須川は、鮎沢川系統の中でも、最も水質が良いので、
もう少しキープ数を稼ぎたかったので、上流の好ポイントへ向かいますが、小さな殺人鬼「キイロスズメバチ」が
襲い掛かってきやがりました(>_<)
実は、このポイントは一番に攻めたかったので、到着時に、早速上流側から近寄ったのですが、
そのときも既に、キイロスズメバチに付き纏われて、ほうほうのていで逃げ去った経緯がありました。
結局、右岸・左岸両側からも、そのポイントへ近付くことができず、竿を出せずに撤収です(^^;)

よく、手で追い払うなとか、刺激せずに立ち去れとか、スズメバチに対しては、色々と注意がありますが、
今回、2度目の遭遇では、完全に襲い掛かってきましたので、はタモ網で応戦して、何とか事無きを得た感じです。
キイロスズメバチは、動きが速くて、捕捉できませんでした。コガタスズメバチの方が、まだ遅い感じですね・・・。
今シーズン、このポイントでは、最早釣り糸を垂らすことはできないでしょう。須川も、終戦ですな(>_<)

次は、先週夕マヅメ時に7,8寸クラスの良型が次々と出た、鮎沢川漁協管轄区域は、秘密某A沢を選択です。
先週に比べると水量も落ち着いていましたし、濁りが取れてクリアな感じですので、
先週ほどの期待はできないでしょうね・・・。
釣り人が入った形跡も多々見受けられました。多少場荒れしてしまったようです。

案の定、来るのはクソバエのみ。しかし、バレて針掛りしないだけで、ヤマメの気配はあるので続行です。
何とかチビヤマメが出てくれましたが、キープは不可です。
とそのうち、この沢でも、「信じられないこと」が発生しました(苦笑)

高校生くらいの女の子3人組が、下から上がってきます。「え?何しに来たの??」と困惑する気持ちをよそに、
神奈川県側では、この世代の♀たちには、まず有り得ない出来事が発生しました・・・。
この子たち、何と川遊びですよ・・・。そりゃ、びっくりしました。
見た目も地味な子と、中々派手で都会的な雰囲気のGALと、それぞれ個性ありです。
しかしまぁ・・・。私のすぐ上で、バシャバシャされて、亜然です(*°ρ°)
まあ、これも静岡県側だからこそ見られる光景であり、同じくらい田舎でも、神奈川県側ではまず見られない
光景ですので、ヨシとしましょう・・・。
幸い、ポイントでない、チャラ瀬区間から動く様子が無いので、まだ許せる範囲でしょう。

彼女たちの上流側に速攻で移動し、各ポイントを攻めます。
日が翳って、夕方の空気になってくると、ようやくアタリが出始めました。しかし、先週ほどの良型は掛りません。
それでも、キープできる7寸くらいのヤマメが出てくれました。
アマゴについては、針を飲まれて生存が厳しそうなので、6寸程度でしたがキープしました。
これにて、終了です。

撤収しようとしていると、顔見知りの「釣り名人少年」が、どこからともなく現れました。
夕マヅメ限定での勝負ですが、今日は私が散々釣っているので、厳しいでしょうね。
それでも、「餌が違うから、いけるかもしれない」と言い残し、釣り場へと向かっていきました。
釣れたかどうかは、次に会った時に聞くことにしますが、鮎沢川漁協管轄区域も、今月一杯で禁漁です。

帰り道、某ゴルフ場からの道から出ようとする車が、全く左右を確認せずに本道へ出てきたので、
危うく事故になるところでした。
私は反射的にハンドルを切って難を逃れましたが、逆に言うと、対向車が来ていたら正面衝突でした(>_<)
こういうケースでは、8(路地):2(優先道路)の過失割合になるので、そのまま突っ込んだほうが、
無難なのかもしれないですね・・・。
クルマを運転していると、こういう「ヒヤリ」「ハッ」とは何度もあります。重大事故に巻き込まれないために、
本当に注意しなければならないでしょう。

スズメバチの襲撃と共に、嫌な目に遭った日でした。
しかし、酒の肴としてキープしたヤマメ・アマゴ・ニジマスは中々旨かったです。


<本日の釣果>
須川中流部(湧水公園周辺):ニジマス×5、ヤマメ×1
→ ヤマメ1匹とニジマス2匹キープ
鮎沢川系統秘密某A沢:ヤマメ×6、アマゴ×1(超外道のクソバエも、うんざりするほど出てしまった)
→ ヤマメ2匹とアマゴ1匹キープ


※本日の講評
なにしろ、須川中流部では、超危険な「キイロスズメバチ」が、マジでヤバイです。
湧水公園から、500Mも遡行すると、完全に奴らの領域でアウト。 1箇月前の8月7日に釣行した時より、攻撃性が増していますね(>_<)
スズメバチが纏わり付いてきたら、それ以上進行せず、元来た道を戻るしかないのかもしれないですね・・・。

相手車の重大な不注意により、交通事故にも遭いかけましたし、危険な目に遭った釣行でした。
気を付けないと・・・。


須川で唯一出てくれたヤマメ。

8寸強の良型ですので、本日の釣行の目的どおり、
キープしました。
須川では、例年40CMクラスが出るそうですが、
そこまで大物が居そうな気配は感じられません・・・。

上手い人は、釣れるのでしょうが・・・。



秘密某A沢で出た、朱点鮮やかな美形アマゴ。

針を飲まれてしまい、生存が厳しそうだったのでキープしました。

静岡県側の鮎沢川系統の各河川は、ヤマメとアマゴが混生しており、これも釣りをしていて愉しい点です。