2005年3月27日

狩川中流部:南足柄市街地決戦!? 里の川には、大物の気配だけは有??


本日は、地元河川、狩川の南足柄市街地区間を攻めてみました。
小学校のときは、よくウグイやアブラハヤを釣っていた区間ですが、ヤマメなど、考えてもいない流域でした。
ただ、たまに「大人の釣り人」が、ニジマスを釣り上げているのだけは、見たことがありました。

広町地区は、小学生以来、20年ぶりに釣る区間ですが、一応P社工場の廃液だけは気になるので、
排水路よりも上から入川しました。大雄山駅からも程近い、大橋と上山下橋の中間の住宅地区間です。
今日も風が強いですね(>_<) 仕掛けが凧揚げ状態になり、苦戦です・・・。
「流覇 中硬硬71MZ」でやりましたが、少々長すぎでした。狩川の場合は「天平ZT 超硬調53」くらいが
ちょうど良かったですね。しかし、今回は徒歩での釣行なので、持ち合わせておりませんでした(^^;)

1号オモリで流してみますが、風のせいで底を取れず、たまに来るアタリもウグイとクソバエだけで、
ヤマメやニジマスが喰ってくる雰囲気ではありません。

釣果が期待される上山下橋上の堰堤でも(狩川の遡上止めと推量)、全く反応無し。
それよりも上の、通称:第5堰堤という狩川を代表する大堰堤では、「碧翠 硬調81MX」に変えて
深い底を狙ってみますが、掛かってくるのはクソバエのみ・・・。
本命の反応は有りません。

一旦仕掛けを仕舞い、数百メートル歩いて苅野地区の小川口橋上手から再入川。
アユ用2号オモリを仕込み、堰堤直下のガンガンの流れに投入するも、外道の反応すら無し・・・。

渡場橋上手の堰堤では、小さい反応があり、ウグイが出ました。
その後、鋭いアタリが有り、アワせるとシャープな中々の引き!!
ようやく出ました。狩川のヤマメです。大きさは20センチちょうどです。
ヒレは比較的ピンとしていますが、元は放流物だと思われます。

その後、苅野地内をもう少し遡上しましたが、外道のクソバエのみ。根掛りで仕掛けを失ったので、ここで納竿。
狩川は、やはり渋いですね・・・。


<本日の釣果>
狩川中流部(南足柄市街地) :ヤマメ×1(外道のウグイ数匹&超外道のクソバエ数匹)

※本日の講評
釣り人が沢山居ましたが、それぞれ、ヤマメかニジマスが1匹ずつ位の釣果の人ばかりでした。
帰り際に、餌釣りの人と情報交換しましたが、市街地区間も、やはり大物が居るそうです。
その人はニジマスが釣れていました。餌は、面倒だけど川虫を採ったほうが良いそうです。
狩川は、今度はたまには上流部でも入渓してみようかな・・・。
(上流といっても、私はせいぜい矢倉沢下庭くらいでしょうが・・・)


本日、ヤマメが出たポイント。

この堰堤は、少年時代にもヤマメやニジマスが出たことがあるポイントです。
今回も、1匹だけですが、出てくれました。

この下の堰堤では、雰囲気はありますが、外道含めて無反応でした(^^;)
苅野地区から上は、水質は中々良い渓流になります。





狩川のヤマメ。

鋭いアタリで、シャープな引きでした。
尾ビレは比較的ピンとしていますが、元々は放流物のような固体です。

内川に続いて、狩川でもヤマメが出てくれて、少し嬉しかったですね。




雨坪地区の、通称:第5堰堤。

狩川の中でも、代表的な大堰堤です。
小学生のときは、よく泳いだものです。

当時は綺麗な水質でしたが、現在の水色については、決して良いとはいえません。
生活雑排水に加え、産廃処分場もこのすぐ上にできてしまいましたし・・・。

狩川を取り巻く環境も、中々厳しいものがあります。