富士山麓 静岡県東部御殿場高原ってどんな所?

静岡県東部の北駿地方に位置し、神奈川県境にも程近い地域なのですが、東名高速やR246号も道が険しく、
足柄峠を越える県道は、さらに狭小の難所ルートなので、距離は近くても、何となく別世界の感がありました。
一応は、JR御殿場線が、富士山南麓と箱根外輪山との間の谷間を通り、相駿間の公共輸送を担っているものの、
輸送能力は乏しく、やはりクルマでの往来が主体とならざるを得ません。

もう何年も前になりますが、遊園地の小田急ファミリーランドが閉園し、その跡地に御殿場プレミアムアウトレットが
できてからは、それまでは疎遠だった「山向こうの隣町」が、俄然、身近になってきました。
御殿場地区の商業施設の新聞広告が入るようになったりするので、「行ってみようかな」と思う機会が多くなりました。
神奈川県側からでも30分〜1時間圏内ですし、冬場の降雪と凍結にさえ備えておけば、私にとって今となっては、
実に快適なドライブと買物が楽しめるお隣エリアになっています。

仕事こそ、神奈川県の県庁所在地まで、はるばる遠距離通勤をしていましたが、レジャーと買物は、
ほとんどが静岡県側で行っていますね(笑)
そして、現在はとうとう、静岡県側にて就業しております。
居住地こそ神奈川県側ですが、今や静岡県側こそ、公私共に、我が生業の場です。


※静岡県東部地域についてのコメントは、神奈川県側の私が感じていることを紹介しているものです。
隣接した身近な地域であり、就業している地域とはいえ、起居しているわけではないので、
もしも事実と乖離するコメント等がありましたら、お知らせ下されば幸いです。



山向こうのお隣エリア 御殿場高原の良いところを紹介します


1.富士と箱根に抱かれた高原都市

神奈川県と隣接するこの地域は、東京から辛うじて100km 圏内であるため、関東地方の人の中には、
神奈川県だと思っている人も、何気に少なくない地域です。

御殿場市と小山町は、市街地でも標高400〜500mくらいの高原の立地ですので、冷涼な気候です。
夏は清々しい高原の空気を味わえますが、冬は、下界が雨でも、度々大雪に見舞われることもあり、
この点が、度々、高速道路や幹線国道の交通上のネックとなっている点が大きな特徴です。
裾野市は、富士山麓に接した北部を除けば、沼津方面に向かって急勾配で標高が下がっていくので、
市街地では標高がそれほど高くなく、平地の三島市や沼津市に比べて、多少平均気温が低い程度で、
降雪の機会もそれほど多くないようです。

この地域は、3自治体を併せると15万人程度の人口を擁し、各種ハイテク企業の事業所も進出しており、
日本の産業の屋台骨を担っている重要な地域である面も、注目すべき点です。
光栄にも、私もこれら「実業」たる日本企業のスタッフの一員として、職務に従事しております。

なお、上でも触れましたが、冬季にこの地域をクルマで通過する際は、必ず降雪・凍結対策をしてください。


2.こんなレジャーが楽しめます

富士山の広大な山麓には、多くのゴルフ場があります。また、御殿場地内では、打ち放し練習場ですら、
奥行き300ヤードあるところも珍しくなく、富士山へ向けて打席が設定されているため、都市部で練習
するのに比べたら、充実度が違います。

富士山や箱根周辺には、多くの観光名所があります。ドライブするには、事欠かないでしょう。

それと、このサイトの主題でもある、渓流魚対象の釣りです。私が探索しきれていない素晴らしい川が、
まだまだ沢山存在するはずです。
鮎沢川や黄瀬川に注ぐ、普通は見落とすような小さな小川でも、水質が良くてちょとした深みさえあれば、
天然のアマゴが生息すると、たまたま釣りをしているときに会話した農家の人が、言っていました。
実際は、確認できていませんが・・・(笑)


3.こういうスポットがあります

私が、この地域でオススメのお店を、小田原周辺情報のときと同様に、勝手に載せてみました。
<御殿場プレミアムアウトレット>
→まるで銀座や青山辺りに居るような錯覚を受けるほどの、高級ブランド街を形成しています。
元値だったら決して手が出せないような高級品が、何とか買えるくらいの価格で購入できることもあるのは、
大きな魅力です。
今や観覧車と連絡通路の橋梁のみが、当時、御殿場ファミリーランドであったことを偲ばせるくらいですね。
ここが遊園地だったことが記憶から薄らいでいくのが、何となくノスタルジックな気分になります。


<沼津 魚がし鮨>
→沼津魚市場のセリ権を有しているので、駿河湾産の豊富なネタが楽しめます。
シャリもネタも大きいので、食事後は、大変な満足感があります。
御殿場地域だと、アウトレット内と裾野インター手前にありますが、私見としては、行列待ちが必要ですが、
アウトレット店の方が、若干ですが、美味しいように感じられます。
裾野インター手前の方は、「流れ鮨」と称する、ユニークな手法で営業しています。