第41次日教組全国学校事務研究集会(佐賀集会)の開催について
日教組全国学校事務研究集会は、1960年に第1次集会を東京で開催して以来、
41次を数えています。本年、第41次集会は、佐賀県佐賀市で開催をすることとな
りました。
全国学校事務研究集会は、全国の学校事務職員が一堂に会して「子どもの学習
権保障をめざす学校事務の確立を」という集会のメインテーマのもとに、学びあい、
語り合う場です。
集会は、講演・事務職員部長による「日教組事務職員部運動をめぐる情勢と課題
−−−中央情勢報告」、今次集会の「基調報告」などの全体会を行います。引き続く、
6つのテーマを持つ分科会では、各都道府県からのレポート等を中心に、学校事務
と事務職員が向かい合う諸課題について討議や各県でのさまざまな実践の交流を
行い、あわせて学習を深めます。
学校事務職員が公立学校に配置されて50余年、私たち自身の積み重ねてきた
蓄積により学校事務はその姿を整えてきました。いま、21世紀という時間の区切り
は、また、さまざまなしくみの転換点ともなろうとしています。地方分権・教育改革は
いよいよその実行の段階を迎えています。日教組事務職員部は、地域に根ざす教
育改革・学校の再生をめざすさまざまな取り組み、事務職員制度確立に向けた具
体的な取り組みを強めています。
40次にわたる全国事務研は、現実に根ざして、なお流されることなく、学校事務
の内実をいっそう豊かなものとし、制度的整備をすすめ、運動の前進をめざす創造
的な論議を行ってきました。全国事務研は、ふたたび、新たな歴史を刻もうとしてい
ます。
開催地・佐賀県教組は、これまでの成果と教訓をふまえながら、全国の仲間たち
を歓迎する準備を進めています。
集会成功にむけて、組合員・学校事務職員のみなさん、各県・高教組事務職員
部・単位組合の積極的な参加を呼びかけます。