今、20代、30代女性たちの間で“男の子”が安らぎの対象になっています。日常から離れて、純真無垢な男の子に触れることが、安らぎを生んでいるのでしょう。そんな女性たちへ、とっておきの“男の子”ムービーが上映されます。 主演は、様々なドラマ、映画で活躍する中村憲和、古澤龍之の2人の男の子。又、主人公の父親役に、役者や音楽活動で活躍中のKONTA。 監督の工藤里沙は、前作「ダガガダ」で、イメージフォーラムフェスティバル2002入選。バンド「キセル」などの音楽PVやVJとして、その独特の映像表現で人気を集めている。 なつかしの昭和をイメージさせる映像と軽やかに進む少年たちの物語は、こどもから大人まで誰もが安心して楽しめる新感覚ムービーです。この他、魅力的な男の子ムービー、あっと驚くアニメ作品も同時上映。 |
何と豊かな映画なのだろう。 時間的に流れる物語というより空間的に拡がる万華鏡世界。 偏愛的オブジェと鮮やかな色彩と切ない光が乱舞する。 主人公は言葉も辿々しい不自由な少年。 思えば少年時代は誰もが不自由だった。 だから甘く切ない夢を見た。 大人になって僕たちは自由になった。 甘く切ない夢を失って何を得たのだろう。 そう、忘れていた「あの感じ」を思い出す映画なのだ。 宮台真司(社会学者) 男の子はポケットに、女の子に見えないおもちゃを持っている。この映画を観て 女の子は摩訶不思議さを感じながらも主人公の男の子を抱きしめてあげたくなっ てしまうでしょう。 reiko(映画「Animus Anima」監督) 少女はつねに大胆であるが、少年はつねに恐れ、ためらい、おそるおそる大胆な 一歩を踏み出す。『少年歌』はそんなふうな少年っぽさに溢れた映画だ。さらに 基調に流れる希望と祈りがせつない情感を醸し出している。 山崎幹夫(映画作家) 小学校まで強制的に半ズボンだった事や、長ズボンでファミコン持ってた友達を 思い出しました。子供特有の甘いにおいと共に、膝頭にスリ傷の絶えない カサカサした半ズボンの足を見掛けた気分です。 スリ傷絶やさずこれからも頑張りましょう。 キセル 辻村豪文(ミュージシャン) □□□試写会にて、たくさんの感想をいただきました□□□ ■ここ2.3年の間に観たこどもが主人公の映画の中で、ダントツに 印象的な映画です。--20代女性(T.M) ■少年歌素晴らしかったです。構図とかいちいち好き。 というか主役2人がかわいすぎ。中村君好き。小物類もかわいい。--30代女性(M.M) ■こどもたちの演技がとても自然でよかった。KONTAさんの声がステキ。 使われていたレトロな音楽と家屋がマッチしていてステキ。--20代女性(N.R) ■ノスタルジーかな?円盤、UFO、思いで、センシティブetc. 忘れたこといっぱいあるなあ。そんなつもりじゃなかったのに。--20代女性(T.M) ■どんどん吸い込まれていく感覚。もう一度、観たい。--20代女性(T.M) ■松本大洋っぽい雰囲気がよかったです。--30代女性(A.Y) ■ラストへ向けての物語の流れが、映像、セリフともに素晴らしかった。 2人の心の会話と飛んでいくレコードたちがリンク。 最高に気持ちよい瞬間だった。--20代女性(K.Y) ■セリフがところどころ、メッセージのようで重たくてよかった。 映像がそれにあわせてつくられているみたいにすごく残る。 それぞれ個性が強いのに見事に統合されていて、より強くなっている。--20代女性(S.N) ■少年歌、もう一回、夏にみたいです。泣けた。--20代男性(T.T) ■少年たちの演技がよかった。映像やロケーションがノスタルジックで 落ち着いて観ていられる。--50代女性(M.Y) ■とても不思議な雰囲気の映画で、まさにふわふわと 漂う感じがしました。--30代男性(K.M) ■すごく、良かったと思います。音楽もぴったり。 なんだか、感動しました。--20代女性(I.M) ■旅先で夢を見てる気分でした。--10代女性(K.M) ■最初の方はよくわからなかったが、どんどん吸い込まれていった。 少年の親へのセリフが頭から離れない。--20代女性(t.m) ■自分の昔を思い出して、楽しい気分になりました。 家族の内容をしっかりと感じさせられ、心に残りました。--20代男性(N.S) ■何か不思議な空間に引き込まれました。 少年の視線から大人の世界を観る気持ちになった。--20代女性(Y.K) ■少年の感情が、風船やレコードからよく感じられてせつない。 サーカスのシーンが美しい。--20代女性(I.J) ■映像がステキでした。少年がとてもかわいい。 感覚が新しいって、こういうことね。すごいずっと 頭の中で何かがぐるぐるしていた。--30代女性(F.Y) |