この川べりを。

君と手を繋いで歩きたいな。

 

太陽の光が川面に反射して。

きらきらと、綺麗だろうね。

 

それとも。

夕日が辺りを染める、橙色の景色を見ようか。

 

繋いだふたりの手が、とても暖かくて。

見つめ合うふたりの瞳が、優しく微笑んでいて。

ボクたちは、とても幸せだね。

暖かい、ボクの左手と、君の右手。

何も欠けたものなどなくて。

 

ああ、とても幸せだね。

 

ボクは、ふと、夢想から覚める。

川べりの美しさは。

ボクからとても、遠かった。

 

 

<あとがき >
2005.1.27の日記より。
鎧アルの見る夢。
2005.5.23.up