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「必ず、オレがおまえを元の身体に戻してやるから!オレを信じろ!」
幾度となく、エドワードがアルフォンスに語った言葉。
「うん。信じているよ、兄さん」
その時は兄さんも一緒だよ、という言葉を添えて。必ず、そう答えてくれる弟に。
エドワードは、こっそりと顔を歪める。
信じろ、だなんて、一体、どうして言えるのか。
母親を錬成しようとして。失敗して。弟を一度は失って。それを歪な形で無理矢理引き戻した。
そんなことをした人間の、一体何を信じろというのか。
自分なら、ふざけるな、と怒鳴るだろう、と、エドワードは自嘲する。
優しすぎる弟は。こんな酷い仕打ちに耐えて。「信じているから」と笑ってくれる。
その優しさに泣きたくなる。
ああ、お母さん。
エドワードは、母親に語り掛ける。
貴方が、あの大切な弟を、産んでくれた。
貴方が、あの弟を、あんなに優しく育ててくれた。
ああ、お母さん。
貴方にそっくりな、あの優しい弟が、自分を許して笑ってくれるように。貴方も、オレの犯した罪を、許してくれますか。
ああ、優しかったお母さん。
あなたにあんな仕打ちをしたオレを。貴方は。
エドワードは歯を食いしばる。
愚かな罪を犯した自分は、前に進むしかないのだ、と。エドワードは真っ直ぐに顔を上げ。この道を、進むしかないのだと。何度も心に呟いた。
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