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アニばら観察日記


定期的に訪れますが・・・今回も過渡期であるなぁ~としみじみ。
・・・しとる場合かーーー!
ジャンヌの最期の花道・・・皆さん、喝采で見送りましょう。



第24話 「アデュウ、わたしの青春」




はい、今回のこのタイトル・・・「アデゥウ、わたしの青春」ですが・・・なんちゅう物悲しい響きなんでしょうか(涙)。

アニばらを愛する皆さんは既にお気づきの事と思いますが、これには実に深い意味がこもってます。ロザリーが発した台詞の一部を単純にサブタイトル化したわけではありません。

「アデゥウ・・・わたしの青春・・・」と思ったのは何もロザリーだけではない。オスカル様もジャンヌも、みな同じ心理状態です。

そう・・・第24話は壮絶なるアニばらターニングポイント、第19話「さよなら、妹よ!」に次ぐ、すこぶる重大な転換期なのです!!注目してっ、みんな注目してぇ~!!ヒロインたちが「さよなら・・・」って言ってる時はとにかく注目してぇ~~~!!てか、ロザリーってこうして眺めるとホント重要キャラですよね?ぐぬぬぬ~・・・あなどれん。
と言うわけで第24話。一見地味系だからといって適当に流して観ていてはいけません。ここで波に乗らないと、これ以降完璧に愉しむ事ができませんよ・・・気をつけて下さい!

そういえば・・・本放送時、一部地域ではこの回を最後に(実際は無理矢理作った「燃えつきたバラの肖像」とかいうタイトルの怪しい総集編があったそうですが・・・)打ち切りになっているんだそうです。
何故ーーー!!こんなところで?・・・殺伐とした空気が荒涼とした大地を吹き抜けていく感じのエンディングです・・・。いくらなんでも酷過ぎる(泣)。しかし・・・この時代ってばガンダムもヤマトもみな打ち切りの憂き目にあっているのですよね!?
・・・アニメ共倒れの79年(と言ってから・・・ヤマトは確か74年だよなぁ?)
なんというか・・・大人の鑑賞に耐え得る良質なアニメーションと言うのが「世の中に受け入れられるか否か!?」の、これも厳しい過渡期でもあったと思います。

「大人の鑑賞に耐え得る」というのは、裏を返せば「あまりお子様向けではない」という事ですから。

そりゃ~・・・ガンダムもヤマトも我らがアニばらも、チビッコに安心して見せていられる作品かどうかはすこぶる疑問に思うところです。世界名作劇場のような単純明快な内容ではない・・・どれもこれもギリギリ命をかけたキビシ~戦闘ドラマです。アニメを単なる情操教育の教材として見る向きの方には、これらは超難解、過激すぎたのかもしれません。

とにかく時代を先取りしたかのようなセンセーショナル&エモーショナルなJAPANアニメーション!!
パンパカパ~ン♪ 『機動戦士ガンダム』 『宇宙戦艦ヤマト』 そして『ベルサイユのばら』
以上を黄金期の代表三部作に認定します。打ち切りは勲章でした・・・アーメン。
あの・・・ほぼ知ったかぶりで書いてますので・・・「おかしい!」と思われた方はガンガン突っ込んで下さい。お願いします・・・。

というわけで、早く本題にイキましょう。アニばら第24話「アデゥウ、わたしの青春」です。
冒頭はサルペトリエール牢獄、ジャンヌ以外の囚人は廃人です・・・い、いやだなぁ~・・・こんなとこ、ヘコむわ、マジで。ちゅうところに謎のお助けマン登場~!!
・・・あんたオルレアン公でしょ?・・・哀しいかな一発で分かります。舞台進行上、正体を明らかにするのは避けていますので、ここで「こいつはオルレアン公だ!」と断定するのはナンですが・・・DVD-BOXのリーフレットのキャスト部分に“オルレアン公”としっかり書かれていますもの(笑)
でもまぁ、たとえ“謎の男”と書かれたところで市川治氏の声で丸分かりなんですがね・・・。市川さんの悪い美声、マスクでもしながらのアフレコだったのでしょうか?息苦しい感じが絶妙です。そして・・・なにやらチン(犬)みたいな顔をした珍妙な男を連れています。・・・あの~・・・相棒のひとでなし・ド・ゲメネはどうしたんですか?片手を負傷し、使えなくなったので彼は捨てられたんでしょうか?ザマーミロですがド・ゲメネの所在、若干気になるところです。(何気に好きだった・・・ド・ゲメネ)

OP映像を挟みまして、今回のAパートは花の都とは程遠いパリの街。吟遊詩人のおっさんはあの物凄い階段を上るつもりなんでしょうか・・・?迂回路はないんでしょうか・・・?ああ、障害者に厳しいパリの街・・・。
すいません、論点がズレました。しかしこーゆー俯瞰で描かれるパリ地形図、これはちょっと頭に入れておいた方がいいですよ。この先・・・第36話、第38話あたりで、このへんの景色を思い出せると物語をより大きく楽しめますからね!
場面変わって・・・ロザリーの演奏するアンニュイなメロディーに乗ってジャルジェ家の前に止まる不審者をズームアップしていきましょう。・・・ポリ!?・・・・・嫌な奴が出て来ました・・・。憂鬱です。
ロザリーはジャンヌの脱獄に相当のショックを受けている様子です。もういいのか悪いのか分からない・・・悶々と解決しない問題を抱えて、彼女は深く思い悩みます。そんなところへ不審者登場、いや、ポリですが。ポリニャック夫人!あんた・・・そろそろ出て来る頃だろうと思ったよ・・・予感が当たっちまってガッカリだけど。

しかし・・・こーゆー場面、アニばらでは相当魅せます。ここ、馬出てますよね?馬が画面にいる場面はとにかくいいです・・・本気で嫌気さし気味のロザリー、しかしまだ、というか永遠にでしょうが・・・情が残っています。そんな隙間に付け込んで泣き落とし作戦な母ポリニャック。結構健闘しているところがなんとも言えず・・・うまい場面ですよね・・・。
はい、又も場面変わって・・・おや?吟遊詩人のおっさん・・・?階段やっぱり上り切れないでいるんですか?途中で腰をおろし、アコーディオン奏でております。なんちゅうか・・・すんごい暗いけど、いいわ!こーゆーの。

アニばらの演出は見事です。場面は転換しても決して細切れにはしてません。よく観て下さい・・・それぞれの状況で、登場するキャラクターは無駄な動きをしていません。彼らは意味があってそこに居て、流れるように行動しているのです。凄いよ!これはどこの管轄ですか?絵コンテの時に決定されるのなら“さきまくら”というのは出崎監督のことですから・・・出崎っ!凄いね、あんた!!
←気安くてホントにすいません・・・

で、ついに出版されました!オールマイティ~に才能を発揮するジャンヌの処女作(?)『ジャンヌ・バロア回想録シリーズ』です。
初版は価値がありますからね!私もこの日にタイムスリップして買っときたいわっ!!10冊くらい。後々神保町で売りさばきます。で、アンドレも買ったのね~。これ買うために彼は朝一番でパリへ行き、ゲットした暁には話題の新刊を早速オスカル様に朗読して聞かせます。甲斐甲斐しい男だなぁ~・・・まったく。

王妃の恋人たちの目録、出てる出てる♪男装の麗人、オスカル・フランソワ・ド・ジャルジェ大佐。ポリニャック夫人の次に出てるぜ~・・・「ちょっと待て。・・・どうせならトップで出たかったなぁ。二番手ではどうも・・・ああー・・・スッキリしない・・・」と物思ったかどうかは分かりませんが、オスカル様は静かに耳を傾けていらっしゃいます。そんなところへロザリー登場。貴重な初版を引っ手繰ってどうするつもりなんでしょうか!?しかし返せ~戻せ~・・・!!と全然焦らないアンドレ、流石にオトナの余裕を感じますね。ステキ・・・。
冗談はさておき・・・オスカル様はロザリーが走り去った後「私のことなどどうでもよい。問題はその内容を信じ込む民衆の気持ちだ。王室に、そしてマリーアントワネット様に対する・・・」と言ってます。あえて声に出して確認したんでしょうね。セカンドとは言え(悔しいのう)・・・自分は王妃マリーアントワネットの恋人なのだと、民衆は信じ込んだんだってさ~・・フェルゼンの出る幕ないぢゃん。まったく困った世の中だ・・・汚名返上にはさぞかし骨が折れるだろう。と言うような事を。そして!それを聞くアンドレ!!

この時の彼めちゃくちゃイイ顔しています。何故こんなところでそこまでイイ顔しているのか理解不能なくらい、彼ってばハンサムに描かれています。もはや遺影に使いたいくらいです・・・・・縁起でもない事言ってごめんよ~アンドレ!でもココ遺影に決定だからさ☆

話を戻しまして、貴方・・・怒り狂うでもヘソを曲げるでもないオスカル様を見て、感動してるのよね・・・。そうそう、ヘコんでる場合じゃないよ、オスカル!って思ってるのよね・・・。何気に、い~い場面です。

というわけで、王室の危機を感じた重臣たちの会議風景なんです~・・・治安大臣、あまり仕事はできない様子ですが、渋くて結構タイプです・・・。あと、この部屋の壁がめっちゃ気持ち悪くて面白いので是非注目してみて下さい。つ~事で、近衛連隊に出動要請です。嗚呼ガチンコ対決は間近であった・・・。

そしてサベルヌです。ニコラス、いつフランスへ戻ったんでしょうか?
愛する妻の両肩にVの字タトゥーが入り、さぞや衝撃を受けた事と思いますが・・・なんせ軽い男なのでここでは本の売れ行きがいい事を呑気に喜んでます。そして、そんな夫をいつものようにジャンヌはたしなめて(?)おり、安定感のある場面ですね。

ジャンヌ・・・ちゃんと指輪をしています。そしてオスカル様の発せられたお言葉をしみじみと思い出している様子です。
オスカル様を通して姉妹の想いが交差する・・・
地味ながらしんみりと、ここも味わい深い名シーンですね。更にこの場面は上手に展開しながらひとつのシークエンスを作ります。
ベルサイユの重臣たちに問題を丸投げされた近衛連隊長オスカル様・・・いたたまれない空気が充満した彼女の出勤風景です。今日から遠征なのでしょう。ジャンヌのバックには相当な権力者が付いているはずですから・・・何が起こるか分かりません。軽く命がけ~な出動要請にばあやさんもロザリーも不安で一杯、思わず非難めいた言葉が飛び出しそうになりますが・・・オスカル様は「そこは言っちゃ駄目だよ、ばあや・・・」とばかりに目を伏せます。
気遣いのひと、オスカル・フランソワ・ド・ジャルジェ大佐・・・本当にお気を付けて・・・・・・
お見送りが終わり足早に部屋へ去ろうとするロザリーを、ばあやさんが引き止めます。ばあやさん、やっぱり彼女はいい人です。オスカル様に降りかかる災いについては真剣に心配しますが、こーゆー配慮も忘れません。“J”から届いた謎の封書をちゃんと秘密にして、ロザリーに手渡してくれました。そして・・・届けられたのはちょっとしたドーナッツ・・・ではありません。例の指輪ですよ、指輪。
まるで『ロード・オブ・ザ・形見リング』です・・(ただ戻って来ただけだけど~)・。そしてやって来ました化け物が!!ポリ夫人が再び登場~・・!泣き落としが失敗に終わったので、次なる手段は恐喝です。オスカルを犯罪者にしたくなかったら我が屋敷に来いと、それなりに筋が通った脅しなのでロザリーは逆らえません・・・うまい具合に小道具も用意されていて、邪悪なカラスが捨てられた人形を啄ばむ描写は強烈でした。


さて本日のBパートです。こちら別の意味で強烈です・・・ジャンヌ捕縛のためプチ遠征に出られたオスカル様の奮闘ぶり。・・・近衛連隊長自らこのような捕物劇を展開せねばならぬとは~・・・おいたわしい。副官のジェロはどうしたんでしょうか?こーゆー時、一体彼は何をやってるんでしょうか?という事で・・・別件の妄想劇場ではこの辺を勝手にどうにかしてみようと思ってます(読んで下さる方、UPの暁にはどうか期待感ゼロでお越しください・・・)。
それはそうと・・・王室の翻弄されっぷりには観ているこちらも疲労感が溜まります。「また偽情報に引っ掛かったか」って・・・何度こーゆー無駄な出動をさせられてるんでしょうか?民衆は明らかに王室を撹乱する姿勢でいます。多勢に無勢・・・いつまでこのような状況が続くんでしょうか。アンドレめ・・・偽情報で良かったんじゃないか・・・って、ちょっとはそうなのかもしれないけど、まだまだ単純思考は否めません。水面下で何が起こっているか・・・彼に大声で知らせてやりたいですね。
で、何が起こっているのか?ポリ夫人の脅しがいよいよロザリーの運命を変えます。
これはもう仕方ないですね・・・ロザリーはジャルジェ家に長く居すぎました。理由はどうあれ、お別れする時期が来た。という事だと思います。しかし、疲れ過ぎてワインを持ったまま寝てしまわれたオスカル様・・・色っぺ~・・です。見つけたのがアンドレだったら、えらい事になるとこですよ。無防備過ぎます。狼男と同居しているという事を、もっともっと自覚して戴きたい。
というところで場面展開、謎の男は別に誰と会うとかでなくても覆面して過ごしてます。・・・バレバレなのに、お疲れ様ですね~オルレアン公様。
そして、ロザリーのお引越しの日がやって来ました。

なんというか・・・原作と比較するとアニメのオスカル様とロザリーのリレイションシップはシンプルでした。しかしそれは人間関係が希薄だという事とは意味合いが異なります。アニメのオスカル様もロザリーも、人に依存して生きるタイプではないのですね。長く一緒に暮らすうちに何日も顔を合わせなくても相手が理解できるようになっていた。深く想い合う事とベタベタするのとは一緒のことではありません。性格が違えば関係の築き方は変わります。


だからこの時オスカル様は「何も聞いてない!何も聞いていないぞ私は!!」と叫んだのです。「私の知らないところで何があった!?」と・・・。何も言わずとも理解できている気でいたのに・・・一体何故なのだ!?という思いでいるのでしょう。しかしながら、知らせてこなかった事をしつこく訊く事はしません。こういう二人なのです。心にある事をなんでもかんでも言葉に出来たらラクですよね。そして、ラクをしないのがアニばらのキャラクターなのです。ちなみに壁から自画像を外して「持って行け」な原作オスカル様は、いかにも豪快なオスカル様らしくてステキだと思いますが・・・アニメのオスカル様はもっと一般的なモノをあげてお別れします。女の子だから常に身に着けていられるアクセサリーの類は嬉しいと思いますから。


・・・さよなら、あたしの青春。さよなら、あたしの幸せ。さよなら・・・あたしのオスカル様・・・!!


出ていくロザリーも、出ていかれるオスカル様も・・・共に青春が終わった瞬間でしょう。男女の別れとはまた違った・・・切な過ぎる名場面でした。
ところで24話、打ち切り話もあり作画で手を抜いた部分があります。「ジャンヌの居場所はサベルヌか・・・」の場面のオスカル様、あんた誰なんですか?・・・もう見なかった事にします。皆様も目を瞑って声だけ聴いて下さい・・・。
ってところで渋メン治安大臣からお呼び出しです。
あ~・・ぁ、ですが・・・これで行動に移せます。ロザリーからの密告ではなく第三者の密告。だからオスカル様は動けたのです。ここの人間性・・・どうか分かって下さい。アニばらの素晴らしいところはこーゆー部分の創作です。絶対に見逃せない・・・見逃してはいけない重要ポイントなのです。

それはそうと!面白い発見をしました。謎の男&チン従者が近衛小隊の出動を確認する場面!ここ・・・普通に眺めて「どうやってあの崖っぷちに登ったのだろう?しかも馬車ごと」と思うのですが・・・あれオープニングでオスカル様がキメている崖っぷちと同じですね。撮影現場の使い回し発見!!・・どーでもいいですが。

はいっ!再び絶体絶命のジャンヌです。せっかく気持ちよく酔っ払ってたのに・・・拡声器無しで「自首しなさいっ!!」と叫ぶオスカル様のお声が~・・聴こえたのか聴こえなかったのか分かりませんが、とにかく酔いは一気に醒めました。
先ずはひとりで攻め込むオスカル様、しなくていい配慮をしてハザードレベル上げ上げだっちゅーの!!しかし、貴女はそーゆーお人です。
思い入れがある人だから(ニコラスはどーでもいいけどな)強引な捕獲はなるべくしたくないのです。プライドを持って、自ら出て来て貰いたい。その一心で危険を冒しまくる人なのです・・・。

そして・・・「ここ・・・この場所を教えたのはロザリーかい?」と尋ねる姉さんの恐ろしさよ。でもね、オスカル様の「ロザリーではない。断じて」の一言で表情は和らぎます。
ここ・・・私は思うのですが、ジャンヌにとってロザリーが教えた教えないはもういいのです。だって・・・実際教えたんですからね。彼女はオスカル様の人間性を確認したので納得したんです。
たった一人の妹ロザリー、そして彼女を引き取って長年傍に置いたオスカル・フランソソワ。憎っくき貴族の女です・・・回想録では嘘八百並べ立て侮辱の限りを尽くしました。その人が・・・自分を気遣っているのですよ・・・。だって何も知らない人なら「教えたのはロザリーかい?」だけでは話が通じるはずがないのです。せいぜい「は?」という感じでしょう?だからこの女は知っている。謎の男は確かに密告したかもしれないが、恐らくロザリーだって秘密を漏らしているはずだ。でも、もうそんな事は問題じゃないんですね・・・。

最期を迎える時、人が欲しがるものってなんでしょうか?うまいこと説明できませんが、オスカル様の人間性はほんの少し・・・これを与えることができるのかもしれません。デュバリーの時もそうでしたから・・・。


ってところで、本日のオスカル・セクシーダイナマイツシーン第2弾です!
背後からニコラスに殴られ「・・あ・・」と漏らしてプチ気絶・・・軍人としてこーゆー時油断し過ぎなのは困りもんですが、超色っぺ~・・ので許します。ってか、やば・・・・☆★☆
萌えてる場合かっーーー!!!
真剣な話・・・激やばです(号泣)!!
妻が最後の感傷に浸ってジー・・ンとしているところ、この男は何やってんでしょうか?
救いようの無い馬鹿やろーです。空気読めよっ!お願いだから~・・。

ああ出来ることならニコラスの野郎を先に金属バットで殴り殺してやりたい・・・オスカル様、一体どうなってしまうのでしょうか!?ってところで、テレパシー?アンドレがオスカル様のか細い『SOS』をキャッチしました!!・・・こーゆー時、オスカル様はやっぱりアンドレの名を呼ぶんですね・・・(涙)
そして一目散に駆けつけたレスキューアンドレ!!結果としてオスカル様は・・・ジャンヌに命を救われた事になります。嗚呼ジャンヌ姉さんっ!!今宵の彼女はいい気持ちで、なんというかマリア様が降臨していたのかもしれません・・・てか、この期に及んで無駄な殺人に手を染めるつもりはなかったのでしょう。(馬鹿夫はいいんです。彼の脳ミソではひとり残されてもどうせ生きていけませんからね。一緒に連れて行ってやるのが彼の為です)それに・・・彼女にオスカル様は殺せなかった。そう思いたいです・・・。
そうは言ってもですね~・・自殺に爆死を選ばれると巻き添えくらって結局は死んでしまいます。アンドレが来なかったらオスカル様は当然巻き込まれていたはずなので・・・姉さん・・?

このへんはあまり深く考えない方がいいかもしれませんね。
というわけで・・・なんとなく星野鉄郎の時間城潜入を思わせたサベルヌ修道院。アンドレが見たところから意外なくらいに長く導線は続いていたようで・・・良かった。心底どうしようもない二人でしたが、最期のラブシーンは感動的・・・ニコラスの「いいよ・・・」は結構グッと来ます。更に「おめぇ最高にいい女だったぜ」とは・・・馬鹿万歳っ!!あんたと同じ事を・・・視聴者みんなが感じていますよ~・・。ご臨終に際しラストラブシーンをたっぷり愉しませてあげたいので導火線、長ければ長い程いいです。オスカル様とアンドレの逃げる時間もありますしね!!

で、本当に最期の瞬間です。えらい強力な爆薬を使ったもんですね・・・修道院は全壊です。それに何故そこに爆薬があったのか?
細かいことは全て・・・首飾り事件の真相と共に永遠に闇の中へ!!


さぁ皆さん、次回はあの人が帰ってきます・・・・・・むふふ~・・楽しみですね♪ つづく!!



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