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アニばら観察日記


再び、ジャンヌが暴れます。今回のステージは泣く子も黙るパリ高等法院!!
ああ姉さん・・・!嘘の数々、ついてついてつきまくれ~っ!!



第23話 「ずる賢くてたくましく!」




直球なタイトルです。
そう、ジャンヌはずる賢くてたくましい・・・クレバーでタフで、とにかくしょうもない彼女のこのバッドガールっぷり!!しかし「こんな悪人の生き様、なんの参考にもならないわっ!」などと吐き捨ててしまってはいけません。
大丈夫ですね?アニばら好きの皆さんは既にお分かりでしょう・・・

ジャンヌのこの不屈の精神力、地獄の間欠泉のごとく無限に溢れくるバイタリティー。
これこそが生物が生きていくうえで実は最も大切なことなのです。


ああ人生はサバイバル・・・。そう・・・ジャンヌの方向性はどう好意的に見たって間違ってます。こんな人、許していいわけがない。それでも・・・、貴女と共に踊りたいっ!!人生のサッバイバル・ダ~ンス♪サッバイバル・ダ~~ンス♪♪
うははー悪女はおもろい。こんなところで熱狂し、テンション上がりまくってしまう私は、この世に生を受ける前からアニばらファンだったのです、きっと☆

という事で、冒頭からガッチリつかんで行きましょう!
前回160万リーブルの首飾りをビタ一文値引きせず、マリーアントワネット様に意地で押し売ったパリの宝石商ベメール。
こいつの断末魔の叫びから第23話は始まります。
うざいですね、ハッキリ言って。「あんた自業自得っ!!」の一言で近衛連隊の皆様には大事になる前にとっとと摘み出して戴きたかった。

160万リーブルもの契約を、いくら保証人がいるからといって契約者ご本人に一切の確認もせずに成立させたあんたのミスです。
潔く破産しておしまいなさいよ。と、オスカル隊長には啖呵のひとつもきって戴きたい!
それなのに~・・・残念。ベメールが破産して済む問題ではありませんでした。

ことはフランス犯罪史上あまりにも名高い首飾り事件へと発展してしまうのです。

って、・・・ホントにそんな有名なんでしょうか?フランス人の知り合いがいたら真っ先に尋ねてみたいものです。だいたい【首飾り事件】って・・・物凄い安直なネーミング。子供心に「も、もうちょっとひねれば・・・?」と思いました。
ねぇ・・・首飾り事件ですよ?まぁいいけど。

ってところで、世に言う首飾り事件(しつこい)。
その火蓋が本格的に切って落とされたのは1785年、8月15日の事だそうです。事件が発覚しローアンが拘束された日。という事でしょう。
ちょっと待って下さい・・・!1785年!?もうそんなになるんですか!?するって~と、オスカル様は29歳・・・まさにアラサ~、崖っぷちです。アンドレに至っては30とか31とか・・・すっかり大人ですねぇ。

はぁーーー・・・フェルゼンとお別れしてから、思えば随分と時間が経ちました・・・。彼がいないとベルサイユは乾燥します。乾燥したまま皆さん御年を重ねられ、なんだか切ないものがありますね。つっても、無駄なことは何ひとつありません。こーゆー空白期間こそが美味しいのです。20代の美しき日々・・・表には出ないけれど、あんなことやこんなこと、あったでしょ~・・・
皆さん、妄想しましょう・・・妄・想、しましょうねぇ・・・。

つって、惚けてる間にOPが流れ、本日のAパートです。
離宮で呑気に遊んでるところ宮廷に呼び付けられ激怒するアントワネット様。その弩アップから始まる今回。
うっ・・・この作り方だと「ずる賢くてたくましい」のはまるで彼女みたいですよねー。・・・いや、単にサブタイトルが弩アップにカブって、そう錯覚するだけです。ちなみに、なんのお遊びなのかこの時アントワネット様は手袋をしてたりしてなかったり。久々のイリュージョンですね。お暇な方は確認してみて下さい。

それにしても・・・ローアン。ようやく騙されていた事に気が付きましたね。ここで分かりますが、ジャンヌ姉さんは結構適当でですね~・・「使わない事は誰もが知ってるはず」の『マリーアントワネット・ド・フランス』などというサインを廃人レトーに使わせていたんですよ。しかも一目で王妃の筆跡ではないと言われてます。
・・・レトーってなんだったんでしょうか?

比べて、第7話で登場&呆気なく殺害された偽手紙専門業者のラザーニ氏は、今思えばいい仕事してました~・・。オスカル様に「まぎれもなく妃殿下の筆跡だぞ!」と言わせしめ、フェルゼンを窮地に追い込んだのです。
ああラザーニ、あんたの方が断然凄い、今更だけど。


まぁギャラが違うんでしょうね。あの時は依頼人が天下の鬼寵姫デュバリー様でしたから。軍資金が違いましょう。って、いらん回想で行数使ってすいません。

んで、泣く程に怒り絶頂なアントワネット様・・・よせばいいのに自分で自分の首を絞め殺す展開へもっていってしまいます。浅はかですよねーーー・・・どうしてこれがローアンの仕返しだと思うんでしょうか?冷静に考えればローアンには何の得もありません。ここで一件落着にしておけば・・・ローアンといえども160万リーブルの返済はラクじゃないでしょうから、家財道具などを整理して本当に表舞台から姿を消したかもしれません。それをそれを~・・怒りで我を忘れた人には何を言っても駄目。アントワネット様・・・後どうなっても知りませんよ・・・。

ってところで、場面展開。パリの街です。ローアンが拘束されたと聞いて、流石のジャンヌ姉さんも脳内半鐘ごんごんごんごんっ!!!だった事でしょう。お察し致します・・・で、やって来ましたよ、証拠隠滅に。
扉を開けて・・・一晩でたったの10スウ、先払いが決まりです★なニコルちゃん。彼女を短剣ふり上げて刺し殺そうとします!
きゃーーー・・・逃げてぇ~!!
・・・できない・・・。何故?かつてはロザリーさえ標的にした姉さんが!!ロザリーには直接手を下したわけではありませんがね・・・
でもまぁ、ジャンヌ姉さん。“悪巧み一筋29年”、そーとー頑丈な筋金が入ってはおりますが、いざという時には案外情に流されます。
と言うか・・・逃亡資金“ザッと100リーブル”を持って来ているのですから、殺せない事は分かっていたのでしょう。テンパるニコルちゃんに一方的に「一刻も早くパリを出ろ」と告げ、静かに売春宿を後にします。ってところで、はい!意外とアッサリお縄を頂戴しちゃいましたっ!

哀れジャンヌ姉さん・・・泳がされてたんですね~・・・。

しかし、ここで思う事があります。近衛連隊の皆さん・・・いつの間にこんな厳つくなったんでしょうか?
なんちゅうかなんちゅうか・・・おっさんです。オスカル様が14歳で近衛隊長に就任された時には・・・隊員の皆さんも若くて、あんなにハンサムだったのに。あれから約15年・・・みんな一緒に年を重ねて来てるんです。青臭かったあの頃の面影はもうありません。ヅカばらのように「俺ったちっは陽気な近衛兵~♪」と歌い踊るは夢のまた夢・・・アニばらの近衛兵さん達は一切浮かれません。ああ、加齢によるこの変化・・・残酷ですが、なかなかリアルでもあり、面白いです。

あ、きっとね、若い子もいると思いますよ!毎年春には新人を採用しますから。・・ただ首飾り事件中、そーゆー子は目立たないだけです。うっうっうっ・・・。


公文書偽造、窃盗、詐欺そして王室侮辱罪の罪によりジャンヌ姉さんがついに拘束されてしまいました・・・。
よくぞ今まで野放しでいたもんだ・・・
と思いますが、一気にこの有様。どうなるんでしょうか・・・心配で私とロザリーは心底胸を痛めておりますよ・・・。ってところで、なんであんたオスカル様のピアノいじってんの?気が付けば10年以上同居している事になりますが、なんとまぁ大胆になったことよ!
「普段私が八つ当たりでブッ叩いてるピアノだから音程が狂ってるだろうが・・・いいんだよ、弾きたいなら好きな時に弾いて」と、完全版のオスカル様の台詞は恐らくこうなります。「こら。ひとの部屋に勝手に入るでない」とか言わないオスカル様。本当にお優しい・・・そして、だいぶお疲れ気味のご様子です。

そのせいでしょうか・・・トンデモ告白に又も寛容過ぎる態度をお見せになるオスカル様。「ジャンヌ・バロアというのは私とパリの下町で一緒に育った姉さんなんです」という秘蔵ネタをぶちまけるロザリーに・・・この人ってば驚きません。
いや、一応「え・・・」と目を見開いて振り返りはしますが、「なにっーーー!?」という感じではなく・・・
相も変わらず、オスカル様の物分りの良さは超一級なのです。


ああ、「隠してるつもりはありませんでしたが・・・なんとなく、今まで言いそびれていました・・・」というロザリーに、オスカル様の「・・・そうだったのか・・・」は大層優しく響いたことでしょう。ってゆ~かロザリー!!疲労困憊するオスカル様にこの気の使われよう。羨ましいを通り越して、一体どうなってるんでしょうか!?「ぅ・・だが、裁判はこれからだっ、まだロザリーの姉さんが犯人だと決まったわけではないんだよっ」とか言って・・・オスカル様の方があたふたしちゃってます。

ああオスカル様・・・貴女ってば善意の塊みたいなお人だ・・・アーメン。

そんな若干たじろぎ気味のオスカル様を前に、どうにもこうにも勢いづいたロザリー嬢。

・・・この人も、改めて数奇な人生を歩む人ですね・・・そう、たとえ何が起きても貴女が悪いんじゃない。涙ながらに“何かのついででいいので・・・姉さんに会える機会があれば・・・母さんの形見の指輪を渡して欲しいんです”という事を彼女はオスカル様に懇願します。そして善良で責任感にアツいオスカル様・・・・・一切つべこべ言う事なく「引き受けた。必ず渡そう」とだけおっしゃり、ロザリーの手を握ります・・・ぎゅっ・・・!
握られたい!!ロザリ~よ!本当だね・・・貴女は今、十分過ぎるくらいに幸せだわさ・・・・・。


場面変わりまして、『RES ECURIES』です。
ここはカフェなのかレストランなのか酒場なのか・・・細かい事はどうあれ、今はロベスピエール氏のアツい演説の場としてなかなかの盛り上がりを見せるこのお店。素晴らしいことに、ここは実在します。このままぐぐってみて下さい!するとフランスはパリへひとっ飛び~!!!
まさに・・・まさに・・・『RES ECURIES』、時代を経てそれなりの様変わりをしてはおりますが、雰囲気は・・・確かにここなのでしょう。記事はフランス語ですからよく分かりませんが、泣ける店内写真なども多数見られます。ああアニばらスタッフのこーゆー演出!ニクい、ほんまにニクいよ・・・あんた(感涙)。

ってところで、革命家御三家の皆さん・・・いい感じで勢揃いしています。

この三人にはヒジョーに贅沢な配役がなされており、ロベスピエール=森功至、ベルナール=野島昭生、サン・ジュスト=古川登志夫。誰をとっても聴かせます。まさに耳を離せない・・・サイコーのスピーチトリオなのですね。

フケ顔ロベピ先生の演説を至近距離で聴き、特にサンちゃんなどは【喝采されることの気持ちよさ】に目覚めてイッたのだと思われ、・・・この先、一体どーなるの!?
ってところで、糾弾される側。貴族のオスカル様ですが・・・大雨にも関わらず律儀で善良な彼女は、恐らくロザリーから預かった翌日かそこら、出来る限り早い段階で届けにやって来たものと思われます。
“あたし達の母さんの・・・形見の指輪”・・・
あの~物凄くサイズでかいんですけど。とても指輪とは思えない、ちょっとしたドーナッツくらい見えます。ごくっ・・・。そんな突っ込みいらんとして、この場面・・・ここの会話も秀逸ですよ。
あくまでロザリーなんて知らん。とシラをきるジャンヌ姉さん。「それに、安物は身に着けない主義なの、悪いけど」って、ちょっとした憎まれ口を叩く事も彼女は忘れません。それに対するオスカル様の「どうして安物だと分かる?見もしないで」って、いいじゃないですか・・・(涙)。
意地を張ってないで、手に取って見てみなさいジャンヌ。君は知っているだろう・・・?この指輪、思い出が染み込んでいるだろう・・・?うっうっうっ・・・・・・・



たとえ王室といえども、その内部には干渉する事を許されないパリ高等法院。

いよいよ初公判!数多のひとが見守る中、ジャンヌの底力が大炸裂する瞬間がやって参りました・・・。
最初はとりあえず、とぼけにとぼけ、ローアン一人に罪をなすり付ける作戦でいたようですね。それにしてもジャンヌ姉さん、こんな時でも彼女は物凄く綺麗です・・・真っ赤なマニュキュアに母さんの形見の指輪。視力2.0くらいはあろうかと思われるオスカル様はその姿を確認し、隣のロザリーに囁いてやるんです。が、ジャンヌ姉さんがどんなに自らを奮い立たせてみたところで~・・・証人ニコルちゃんの登場でアッサリ窮地に立たされ~の、母さんっ!ヘルプミーーー!!! 「参ったな・・・」って、いいですよね☆


さて・・・CM挟んで(DVDですがね・・・)Bパートです。
ジャ・・・ジャンヌ姉さん・・・・・窮鼠、虎を噛み殺す勢いで、物凄いパフォーマンスを見せてくれますよ~・・
この時のジャンヌ、半端に着飾っている時の何十倍も、美しいです・・・。
恐らく、ジャンヌほど空気の読めるひとっていません。彼女は大衆の心を掴みにいったのです。
そう、傍聴人にとって“事実”なんてものはどうでもいいのだ・・・何をしてもしなくても、どうせ絶体絶命ならば・・・大衆の望み通りにしてやろう!王妃を、ベルサイユを道連れにしてやろうっ!!と・・・。
ジャンヌはこんな嘘で無罪になれるなんて思ってません。地獄の底をのた打ち回って来た自分、今ものた打ち回って苦しむ民衆たち・・・その上はるか高みに君臨する女王を、自分たちと同じ場所に引きずり降ろそうとしたのです。しかし残念ながら・・・そこにはプライドも、民衆に対する愛情の欠片もなかった。と私は思います。でも、いいんです。だいぶ強引ではありますが、人々の中に燻る【革命】スピリットを叩き起こしたジャンヌは凄いっ!!
「素晴らしい裁判ですね」と胸を熱くするサン・ジュスト、ベルナール、そしてロベスピエール先生、彼らの様子が退廷するジャンヌの画と共に次々と止め絵で表現されるのが印象的です。

ああ~出崎の世界・・・アニメでありながら、コテコテの劇画ムードも併用し、我らアニばらワールドは怒涛の後半戦をひた走るのです。 ムッハーーーーーーーーー・・・!!

裁判所からの帰り道。馬車の中でのジャルジェ家の会話、これ、いいです。
ひたすら泣いて「すみません・・・すみません!」なロザリーちゃん。実の姉があんな嘘ついちゃって・・・一体どのツラ下げてオスカル様に向き合えましょうか!?しかし・・・オスカル様は既に「近衛連隊長オスカル・フランソワはレズビアンだっ!!マリーアントワネットのいかがわしい趣味の御相手の筆頭なのだっ!!」と叫ばれた事などは問題ではなくなっています。そんなことより・・・自分があらぬ言い掛かりで激しく侮辱された、そんなことよりっ!!・・・ジャンヌの“生命力”にひたすら震撼し、額に汗を滲ませるオスカル様。
「たくましい・・・たくましい生命力だ。絶えず断崖絶壁の上に立ちながら・・・怯むどころか大胆で、しかも余裕すらある・・・ジャンヌ、私が今まで・・・見たこともないような女性だ」

この意味深長で複雑なオスカル様の台詞。これは勿論ですがジャンヌを好評価しているわけではありません。でも、胸のうちにあるのは怒りや軽蔑などではなく・・・畏怖の念に近い。女性として「なんと強く逞しいことか」と、震える程の想いでいることは確かなのです。


抗えぬ運命により男装して近衛連隊長を勤める自分。その特異さを逆に利用され王室を地に堕とした女性、ジャンヌ。考えてもみなかった結果に、オスカル様のお心は混乱しているのでしょう。

いいですよね~・・・ここで、単純に怒るオスカル様であって欲しくない・・・。こーゆー出来事はすべて、彼女にとってクライマックスへの一種の布石となってゆくのです。


そして、判決です。
1786年、5月31日、水曜日。今の日本の状況からすると・・・猛スピードで結果が出た事になりますね!?
ニコラス=見つけ次第、終身漕役刑(中世フランスにおいて最悪の待遇であった船乗りと言う仕事。誰もやりたがらなかったので囚人に命じてこき使っていたそうです)。
レトー=鞭打ち50回の後、35年間の国外追放(鞭打ち中に恐らく死んでしまうのでは・・・?)
ジャンヌ=両肩に“V”の字の焼きゴテを押した後、終身禁固の刑(ぎぇ~~~~・・・)
ニコルちゃん&ローアン大司教=無罪。  ちー・・ん

嘘が自分の中で真実になったとみえるジャンヌ姉さんは、裁判長にくってかかりますが・・・王室とはやはり治外法権のようでして。泣きじゃくって悔しがるアントワネット様は、それはそれで悲劇なんでしょうが、この人・・・もう愚か以外の何者でもないのでどうでもいいです。それとは別に・・・ポリ夫人(怒)。久々に出て来てよ~・・相変わらずろくな事を言いません。今回のこの大きい独り言?次回の大きな伏線となりますので、皆様しっかりムカついておいて下さいませ~。

で、一ヵ月後。ジャンヌの刑執行の日です。
・・・こえぇーーーーー!!!
ここ、ギロチン並に怖いです・・・。アニばらよ・・・こんな怖くして一体何処へいこうとしてるんでしょうか・・・?ぶるぶる・・・っ。
哀れな姉さん・・・・・・最後まで物凄いパフォーマンスっぷりでございました。Vの字の焼きゴテタトゥーが入り、人気は絶頂!投獄されたサルペトリエール牢獄には連日貴族を含むファン達(ちゅうか野次馬)が長蛇の列をつくり、彼女を応援しているそうです。その旨を聞き「解せぬ、分からぬ」なアントワネット様・・・恐れながら「その貴族たちは王后陛下の離宮への出入りを許されずに宮廷を去った者たちでございます」なんちゅう控えめな言い方ではオスカル様・・・王后陛下は分からないままなのですよ・・・。もっとハッキリ!この事態をやばいとお思いなら、即刻宮廷に戻られ自分の仕事を再開なさって下さい、今直ぐに!!と御進言しなくては。

長くなっててすいません!23話ラストです。
今や時のひと、ジャンヌ。寒々として薄汚い獄中で彼女は独り呟きます・・・。

「面白かったなぁ・・・久しぶりに、ゾクゾクするくらい。あたし、子供の頃こんなイタズラごっこ、したかったなぁ・・・みんなと」

・・・・・・どーゆー事なのでしょうか・・・?面白かったのは分かりますが、子供の頃にしたかった?みんなと??・・・しみじみ考えさせられますが、単純には答えを出せない台詞です。ひとつ言えるのは・・・『ジャンヌにやられたっ!!!』という事だと思います。
ああ・・・彼女に一目逢えたら!
かける言葉はありませんが・・・面会したいです。。。  つづく。


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