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アニばら観察日記


デストロイヤーデュバリー登場!!
もう、どうにも止まらない・・・ベルサイユは浪花節の調べ。



第3話 「ベルサイユに火花散る」



早速ですが、私はアニばらの効果音に非常に萌えます。

耳に響く鋭い銃声に、激しく剣先が擦り合わさる金属音。鳩が一斉に飛び立つ羽音や馬の穏やかな嘶き声。噴水や雨の水音に宝石がキラキラするイメージ音、そしてパリの街に歓喜と哀愁を運ぶノートルダム寺院の鐘の音・・・。


アニばらにはこれらの効果音が非常にうまく入ってるなぁと思うのです。そのノートルダム寺院の鐘の音をバックに、セーヌ川を中心にパリの街を俯瞰で描いた出だしの場面。アニばらは美術さんも素晴らしい仕事をして下さいます。こーゆーのはアニメーションならでは。ひとコマひとコマ区切られたマンガの世界とは違った魅力が映像の世界にはあるのです。

と言うところで、さぁ!物語はいよいよベルサイユに舞台を移し【女の確執延々・・エピソード】に突入していく事になります。
ここで長浜監督は「巨人の星」並みのベリーオーバーな演技を声優さん達に要求したと聞きますが・・・なるほど、ベルサイユはかなりのクサさです!!って言うか、宮殿内に自然と充満する浪花節ムードはどう考えてもニッポン的。・・・恐るべしデュバリー、演歌の花道・来宮良子さん・・・。

さて、そんな中で我らが隊長オスカル様、田島令子さんはあくまで淡々と・・・まだ自分を「俺」と言ってしまう無茶さはあれど、華の浪花節からは確実に浮くオスカル様。アントワネット様同様、ベルサイユデビューしたての彼女は汚染知らずでとっても淡白&クールビューティーなのでした。
そんなオスカル様、ライン河での活躍が評判になった事と、長い間神秘のベールに包まれていたお顔が割れた事で、今や押しも押されぬ超アイドル!!そのモテモテっぷりときたら御本人の【サービス精神ゼロ】な態度とは反比例して、グングン加速傾向にあるようです。

ああ・・・ベルサイユ・・・デュバリーが支配する浪花節ムードといい、オスカル様による【貴婦人マゾ化現象】といい・・・状況はやや深刻なもののように思われます

ちなみにヤングなオスカル様の瞳のアップ、とにかく綺麗です。・・・あの目で見つめられたい・・・凄まれたい・・・ムッハーーーーー・・・♪

ところでデュバリー夫人のイリュージョンについてなのですが・・・ベルサイユデビューの妃殿下が早速気に入らない様子の彼女。そのイヤリングの摩訶不思議に皆さま気付いておられるでしょうか?私室へ帰りイライラと外して宝石箱に投げ込んだはずのイヤリングが・・・次の瞬間から実に面白い動きをしますので、お暇な方は是非注目してみて下さい。

そーゆーわけで、ベルサイユという虚飾の世界で次第に事件に巻き込まれていくオスカル様。一体どうなっちゃうのかしら~と思う前に、引っ掛かるのは父上です。二言目には(てか一言目からだし)「国王陛下のご命令なのだ」って・・・あんた第1話からそれしか言わないし!
・・・もはや問題なのはデュバリーでも単純おバカなアントワネット様でもオールドミスのおば様方でもありません。「我が父の絶対国王陛下主義なんじゃねえか!?」とオスカル様も思われたに違いない。「この近衛バカ・・・」と。
・・・まぁ仕方ないんでしょうがね・・・。
と言うところで、アンドレも巻き込んで多少オカルトチックにロールが効いたところで・・・つづく。


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