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アニばら観察日記


オリジナルの闘魂エピソード炸裂でいまいち影薄いけど・・・
待ってましたよ!春風要員最終兵器=ディアンヌちゃあ~ん!!
出番少ないけど貴女が好きです。



第31話 「兵営に咲くリラの花」




むむむ~・・・「兵営に咲くリラの花」。
何やらほのぼのとしたムードが漂い「え?じゃ~今日はちょっと息抜きできるのかしらね」と、なかなかどうして視聴者を油断させるサブタイトルですが、そんなんじゃないから。
タイトルのリラの花=ディアンヌ嬢は冒頭ほんのちょっと出て野獣どもを欲情させますが、それだけ。メインテーマには一切絡みません。果たして、サブタイトルにする必要あったのか・・・?

という若干疑問を内包しつつの31話、本日のメインテーマは【プロテクターオスカル:テロリストとウルトラファイト!!】であります。

スペインからやって来たアルデロス公という見た事も聞いた事もない人の護衛を突如命じられ“コンボイ”と化す衛兵隊B中隊!
あぅ~・・クラッシャー出崎は益々もってこの先何をしでかすか分かりません。穏やかなサブタイトルに油断して気を抜いていると大怪我しますので、皆様、今回も緊張感を持ってじっくりと内容を観察していきましょう。

いやぁ真面目な話、以前初めてアニばらを視聴するに至った友人がこんな事を言っていました。「原作持ってて、もちろん展開知ってるのに・・・まったく先が読めない。どーしてそーなるの!?」って。それを聞いた時、羨ましかったですよ・・・毎回毎回そのようなドキドキ感を味わえて、本当に彼女が羨ましかった。私はアニばらから入ってしまったので味わう事のなかった感覚です。ホントそうなんですよねー・・・アニばらを観る時、原作は道標にはなってもガイドブックにはなりません。原作のあの場面、この場面をアニばらの中で探してみたところで出会える確率は非常に低いのです。なのでこれはベルばらとフランス革命と男のロマンの奇跡のコラボレーションだと思って、「もーっ、目ぇつぶってあんたに付いて行きますよっ!!」ぐらいの感覚になりましょう。


と言ったところで、ひえーーーっ!!パン屋のショーケースがカチ割られ、金貸しはめためたに殴られ、盗るもの盗ったら犯人逃走。パリの至るところでカツアゲやカッパライやコロシが頻発し治安維持に努める衛兵隊は出動しっぱなしの連日超激務。とにかく全域無法地帯なので一体どこを取り締まればいいのか分かりましぇん・・・といった感じの隊長オスカル様。その疲労感に満ち満ちたたお顔から、今回のお話はスタートします(涙、涙・・・)

さてOPソングを挟みまして・・・ケツアゴアランのむさい胸元に浮かんだサブタイトル、リラというのはライラックの事で、指しているのはケツアゴの妹=ディアンヌちゃんです。
わーーー・・・原作知らない私は一瞬、駆けて来るピンクな彼女を「アランの女房か?」と勘違いしたわけなのですが・・・直後「兄しゃ~・・ん!!(兄さんと兄ちゃんの間の発声だと思われる)」を聞き、妄想する間もなく「妹なのね」と納得・・・・・できねえ!!妹って、血の繋がった?どーゆー遺伝子なのだろう・・・フリデリーケちゃんみたく妹、捨て子だった。みたいな複雑な家庭事情があるのかな!?・・・まぁ細かい事は置いといて、ディアンヌと呼ばれた彼女はケツアゴアランの妹なんだそうです。・・・カワユイのう・・・!!野獣でなくともこれには感動します。近頃画面全体が殺伐としてますんでこのピンクな色合い、ホント癒される~・・・・・前半と違って今はもうねぇ、女ってだけでばあやさんでも貴重がられるアニばらワールドですから、貴女の華麗さには思わず腰が砕けそうになりますね。
嗚呼ディアンヌよ!君が居る、それだけで汚い兵営もたちまち南のオアシスさ!!

はぁー・・・申し込んでみよっかな~デート♪と言ってみるだけでハッピーな気分!だって実際は近寄れないからね・・・と、兄貴に半殺しにされるのを恐れて物陰で萌えるのが精一杯な野獣たち。そんな情けない連中を尻目に陽射しの中を堂々と近付いて来られた、こちらも美しき隊長さん。もしかしたらこの方も「女房か?」って一瞬思ったかもしれませんよね。でも女房ではないの。妹なの。しかし、お行儀よくご挨拶する妹の横で兄貴のケツアゴ、醸し出す空気がやはり亭主って感じ、するんだよなぁ・・・。という話はまぁいいとして、可憐なご挨拶にお答えになったオスカル様。
「こちらこそ、いつも面倒をかけている。オスカル・フランソワだ」って・・・何気ない台詞ですが隊長だからって決して偉ぶらない、謙虚なオスカル様らしい一言です。優しい表情といい、振り返って眺める仕草といい、こーゆー場面こそ・・・地味にグッときちゃう・・・・・涙。

というわけで、どうやら今日は面会日らしいのです。で、オスカル様にもご面会?
・・・うっへー・・・春風とは程遠い・・・・・。ドア開けて、充満する威圧感と加齢臭に忘れかけていた疲労感がもあもあと甦って来る瞬間でございますよね、オスカル様ぁ。
両脇にボディーガードを立たせ自分は着席にて入室する者を凝視、威嚇・・・寂れた寺のあんたは仏像か?と突っ込みたくもなりましょう。しかしながらそんな事言ってる場合ではありません(溜め息)
「これは・・・ブイエ閣下・・・あの~先日は~・・せっかく気合入れて下さった舞踏会なのに始まった途端にブチ壊してしまい、大変失礼しました」と流石に顔向けできず、うつむくオスカル様。それを意外にも寛大な態度で・・・てか、口では「何とも思っとらんよ」と言ってますけど、あんた顔は怒ってるから。特殊任務を申し渡しに来たのはズバリあの時のペナルティーでしょうっ!?・・・ああー・・・・・近衛は他の事で手がいっぱいっていうのは嘘だね。だって、国賓の護衛って近衛隊の最優先事項じゃないんですか?他の事は後回しにすりゃ~いいんじゃないんですか?でも、傷心のジェローデルが殆ど腑抜け状態でいるので頼りにならず、責任をとって君がこの仕事引き受けなさいよ。とまぁ、そんな感じだと思えば仕方ないですね、オスカル様。久々のロイヤル仕事、ガチで暴力沙汰をどーのこーのな任務ではないかもしれませんし・・・ところがどっこい、ブイエのおっさん「テロリストどもが狙っておる」ってハッキリ告知しちゃってますからっ!!統制がとれているとは言い難い今のB中隊に・・・酷いのう。
でもまぁ、引き受けますよ、引き受けりゃ~いいんでしょ。

って感じで無理難題を押し付けられたオスカル隊長。急な話な上に今まで雑魚仕事の経験しかないであろう隊員にいきなり「外国の皇族の護衛を任されたので云々・・・出発は明日早朝」と淡々と言って聞かせるオスカル様。隊員たちは「おいおい、あんたが来たからそんなやった事ねぇ仕事回って来るようになっちまったんだろうが。めんどくせ~・・・てか・・・なんだよ、それ!?」って反応だったに違いない。


ってところでハイッ銃を持ってない者発見っっ!!

これには流石のオスカル様も声を荒げてみたものの「なくしました・・・」「記憶にありません・・・」「いいっすよ。体罰でも懲役でも、いいっす・・・」って、この隊員背中丸めるだけで埒が明かないので・・・てか、誰だっけ、こいつは?なオスカル様。「名前は?」と本人に尋ねる姿は原作様にはみられない光景ですね。そう、アニメのオスカル様は隊員の名前を覚える事に重きを置いてはおりません。この時点で覚えているのはアラン・ド・ソワソンとアンドレ・グランディエと・・・その二人くらいなんじゃ(笑)?隊員の名前を覚えてる暇があったらパリの市街図を路地一本空き地いっこに至るまで頭に叩き込んでおかなきゃ~命取りになるような、そんな状況にいらっしゃいますんで・・・なんせまぁ、そーゆー事なのです。

で、明日になりました。フランス王家の紋章を掲げて特殊任務に飛び出して行く衛兵隊B中隊。・・・あの~隊長・・・確かブイエ閣下は「どの隊にも皇族をきちんと扱える者がおらん。それであえて君に頼むんじゃ」とかなんとか言ってませんでしたか?ならば“護衛”の指揮こそ貴女がとらねばならないのでは・・・?いえ、なんでもないです。。。

イロイロあって『複数あったらよりハードな方を選択せよ!!』というのが強くアタマにインプットされてる模様のオスカル様。なので、ここは当然“遊撃隊”に回りますわね・・・ちなみに遊撃とは【戦列から離れ、時に応じて敵の攻撃や味方の援助に回ること。また、その軍隊】らしいです・・・う~わ~~~、先が思いやられる~・・・・・

場面転換。そちらの状況、どうですか?は~い、こちらテロリストどものアジトで~す。
こっちのボスも部下を侍らせ自分だけ着席にて、相変わらず残忍な事をほざいております。いや~でもね・・・ブイエが大仏ならばサン・ジュストは弁天様のような色気が漂いますね。美しい女人のようです。目つきとかすんごく悪いですけど。。。てか、テロリストを仏様にたとえてる場合ではないかな、どうもすいません(合掌)
要はサンちゃん、女王様なのね。って事を言いたかった・・・。
これに群がる部下は理屈ではない彼の魅力にとりつかれているんでしょう。呪縛ってやつですか?だってね、実際サンちゃんはたいした腕ではありません。
キレるようで、キレてな~~~い(昔こーゆー剃刀のCMなかったですか?)基本リサーチ不足ですし、行き当たりばったりでヤバくなったら同志は見殺し、テロった先に何か壮大な野望とかもなさそうだし、なんか不安なんだよね・・・って思わないのかな?でも、新興宗教の教祖なんかも見るからに怪しい人物多いですもんね・・・。限られた一部の人に発揮できればいいのかも、カリスマ性というのは。
という事で、女王様・・・っていうか、とにかくビッチなサン・ジュストは予定変更を何より嫌がるので・・・GO!GO!!アルデロスファミリー襲撃しにレッツ・ゴーーーッ!!


やぁ~・・視界が開けました。一面に咲く、これって菜の花ですか?黄色い絨毯、なかなか壮観です。しかし「綺麗ねぇ」なんて言ってる場合ではないので。テロリストは何処から仕掛けて来るか分かりません。あの無人の古城、見るからに怪しいんでねえの?JFKはこーゆーところから狙撃されたんじゃなかったっけ?というわけで私は調べに行きます。念の為に用心棒も連れて行くとしよう。アンドレ、アラン!付いて来い。
って・・・あの~オスカル様、外国の皇族をおもてなしするのにアンドレは殆ど唯一の戦力なのでは?他はケダモノとかチンピラなので・・・せめて彼だけでも護衛隊の方に回した方が良かったのではないかな・・・?って、その前に・・・もう遠ざけるの止めたんですか?仲直り、したんですか!?いつの間にっ!!
・・・そう簡単に嫁にはいかん。と現状を伝えただけで彼らの間に特に進展はないと思われますが、“いつも一緒”な部分はどうやら元に戻った様子のお二人。というか・・・直ぐに名前を思い出せる隊員がアンドレとアランだった。ってのが同行の理由じゃないですよね・・・?

はーーー・・・ビッチなリーダー、サン・ジュスト。敗因は同志がオスカル班に割り振られた事にありますね。敗因って言っちゃうけどね、早々に。まぁいいです、先を見ていきましょう。

薄暗い古城の中を点検して歩くオスカル様、アンドレ、アランの3人。男二人は地下へ、オスカル様は塔の上へと向かいます。そして忍び寄る足跡・・・また、こいつかよ~・・・手伝ってくれなくていいから命令に従っておとなしく待機してやがれ。と若干イラッとさせられたオスカル様。菜の花の絨毯を眺めてちょっと気分転換・・・の暇もなく聞こえる物騒な物音、・・・引き金引いたか~・・・?で案外ゆっくり振り返ります。

おまえ・・・テロリストの仲間だったのか・・・?こんな至近距離でライフル使う?・・・バカじゃないの?


って事で、ヌリカベはミッションに失敗。ただの懲りない奴で終わってしまいかねない彼の無謀なアタックですが、ここの場面って非常に「男の世界・・・?」な雰囲気でカッコいいのです♪

凶弾をかわし、逆にヌリカベの肩口を撃ってやったオスカル様。テロリストのリーダーは誰かと尋ねます。でもね馬鹿もそう簡単には後に引けないようで、丸っきり勝ち目ないのにまだ向かって来るんですよ。このままでは本当に死んでしまうのでオスカル様は困っています。まさに、“お優しい女隊長さん”なのですね・・・
リーダーの名を言えばお前の処置に手心を加えてやってもよいとおっしゃっていますが、じゃ~言わなかったら殺すのかと言えば、そんなつもりは無いはずだし。この場で吐かなくても後でじっくり拷問にかければ喋るかもしれないしね・・・。ところが、銃声を聴いて駆けつけたアンドレとアランは迷うことなくヌリカベを射殺しました。危険だから殺した。
ついさっきまで仲間だった男を、一切躊躇する事なく撃ったこの場面。オスカル様は「撃つなーっ!!」と叫んだのに・・・なんか物凄くドライでイイ感じ・・・。

実際、どんな条件を提示してみたところでヌリカベは口を割らなかったでしょう。こんな奴ですが「新しい時代の為だ・・・俺なんかどうなったって構やしねぇ」の台詞は熱かったですし・・・テロリストの一味になって時代を変えられると思っているあたりどうしようもない愚か者ですが、酒場でビッチなサン・ジュストに催眠術でもかけられたと思えば多少同情の念も沸こうかと言うものです。とにかく、あいつはもぅ駄目だという事でひと思いに射殺してやった男たち・・・男たちって言うかアランが主で、アンドレは本当よく撃ったなー・・・と思う。この1ヶ月で精神的に強くなったんでしょうね。多少荒んだ・・・ってのもあるかもしれない。・・・そして何より、万に一つでもオスカルが危ない!という危機感が彼に引き金を引かせたのでしょう。

響き渡る銃声といい、こーゆー男の心理?ネガティブな場面ではありますが原作にはない良さが滲み出ていて私は好きです!!

というわけで、改めて言いますが計画は失敗だよ~☆ 物陰から様子をうかがっていたビッチ・・・そりゃ~3発も4発も銃声聴こえちゃ~ね~~、野郎しくじったな。って解るでしょうとも。
それにしてもヌリカベ、すんごい形相で死んでますね・・・腐った武蔵坊弁慶か、お前は。オスカル様もまじまじ見ちゃいますよね。

ってな事があって、待機中の隊員に一人減った理由、どう話したのか気になりますが・・・コンボイ遊撃隊に休んでいる時間はありません。アランクール村とやらに急がなくては。
てか、なんで地方をご旅行されるって予定をキャンセルにしなかったんでしょうねぇ。我が国の治安対策は万全だと見栄を張ったんでしょうか?近衛は他の事で手がいっぱいだっつ~のに・・・ジェローデルよ、気付け薬のひとつも飲んで早いとこ復活して貰いたいものです。


で、夕暮れ~・・・。
とっぷりと陽が暮れてからケツアゴがアンドレにかます台詞がなかなか聞き捨てなりません。

あの女はやめとけ。って・・・それってアンドレにとっちゃ~「人間やめとけ」って言われるのと同じくらいの無理難題だよ。絶対止められないんですけど。


てか、あんたっ!たった1ヶ月かそこらでオスカル様の何が分かるって言うんですか!?・・・つっても、ケツアゴアランは結構観察力があるらしく、早々にアンドレの嘘を見抜いたようにオスカル様ののっぴきならない転職事情にも何となく感付いたようなのですね。余裕はないけど当初思っていたよりかは全然デキる女隊長。昼間危うく狙撃されかけた動揺もまだ癒えないだろうに地方の村で野獣どもと野営しなくちゃなんないこの過酷な職場。そんでも顔色ひとつ変えないで、一体どんな女なんだ、おい?そーいった台詞にアンドレは終始無言で聞き入ります。ケツアゴさんよ~・・・オスカル様が大失恋しちゃって今こんな状況にあるって事まで気付いたのかしら?とにかく、【巻き添え上等】がアンドレの座右の銘だって事までは解ってないみたい。まだまだだわね。
で、勤務中だってのに酒ですか?しかも間接チッスでそれを飲めと・・・?ケツアゴの一連の独白(?)でオスカル様とのあれこれを妄想し始めていたアンドレは、急に投げてよこされた・・・これ何て言うんでしょうか、水筒みたいなやつ。を巧くキャッチできずに視力低下を暴露。それを拾ってやって蓋を開け・・・あくまでも間接チッスを強要するケツアゴ兄貴。彼が発する威圧感ときたら!!「あ・・・ありがとう・・・」とか言ってていいのか、アンドレ?
でもまぁ、これはいいタイミングでした。ケツアゴは台詞の通りアンドレの目のこと直ぐに気付いていたんでしょうから・・・B中隊の任務は危険が付き物ですし、一度本人に「大丈夫か?」って尋ねておきたかったのかもしれないですね。オスカル様とアンドレの関係性の細かいところまでは解らなくても、もしこの事実を承知なら隊長として放置するはずないよなって事なんかも気になっていたんでしょうし・・・短い会話でしたが今夜の事はケツアゴ的には結構収穫だったんじゃないでしょうか?

そーゆーわけで、アンドレはオスカル様のことがヤケッパチブルース大熱唱♪というくらいに好き。でもアンドレは目が悪い。ナニかから懸命に逃れようとしているオスカル様はそんなことは知らない。=それでもアンドレがあの女の傍に居続けられるよう俺がサポートしてやらにゃ~~~。という図式が彼の中で成立し、なんとなく応援モードに突入するケツアゴアランなのでした。
ぼやき声:ここの場面すごいイイと思うのに絵が雑・・・っていうか誰が描いてんのか分からない程キタナくて、非常に残念です・・・

という出来事が起きている間、はい。こいつ虎視眈々とその時を狙っていたようで・・・合図。こんな暗がりで双眼鏡とか無い時代だろうにビッチの部下は目がよくていいね。

ドッッカーーーーーンッ!!!
単純な爆竹に見えますが一体どーゆー威力なのか?きのこ雲が上がっちゃうくらいの凄まじい大爆発を起こしてのテロ本番です。きゃ~~~~~~っ!!大変っ!!アルデロス公ご一家を守る為にどんだけの民間人と兵士が犠牲にならなきゃいけないんでしょうか?これはセイビング プライベート ライアンも仰天するくらいに理不尽な大事件ですよ!
ってところで・・・要らん突っ込みかもしれませんが、ビッチ・サン・ジュストが付けている仮面。あれって息できなくね・・・?更に、紐やゴムの類が見えないけど両面テープでも付いてるの?否、あれは奴が懸命に吸ってるんでしょうね。吸ってるからああやって顔面に張り付いてるんでしょうね?カッコ付けてはいるけどあーゆーところで無理してるから脳味噌酸欠気味で詰めが甘いんだろうな~・・・・・
で、本当に殺したけりゃそれこそ銃を使うとか部屋に爆弾投げ込むとかすればいいのに悠長に短剣振りかざしてたりするもんだから・・・オスカル様に発見されアタフタ逃げ出すビッチテロリスト。駄目なリーダーだなぁ。。。
で、夜のアランクール村を舞台にこれはSASUKEか?屋根の上をびゅんびゅん飛び越え逃げるビッチと追う女隊長(しかも一瞬映る屋根が瓦でいかにも日本的・笑)。下でその光景を目撃したケツアゴとアンドレ、あー・・・スカートだったら今パンツ見えたのに!!とかって残念がってる場合じゃありません!これだけ多数の犠牲者を出したのだからもぅ~許せんっ・・・タイミングよく馬を連れて来て共にビッチを追跡。非常に役に立つ部下たちです。ついでですが、ここで「アンドレ」としか呟かないオスカル様もなんだかイイ感じ。どっちかっつ~とケツアゴの方が咄嗟に判断して頑張ってるんだと思うけど、ここはひとつ「アンドレ」ってだけ呟いてて下さい!

はい、それからチキチキマシン猛レースっていうかダービー状態なテロリスト&コンボイB中隊の先鋭3名。も~逃げきれるだけで今日のところはいいや!って事でテロリストは例のとんでもない兵器を飛ばして来たからサァ大変っ!!
爆発。炎上。暗転・・・・・・・


・・・・・・・・・・一番ノリで目を覚ましたケツアゴアラン。目に映ったのは土手に手を繋いで(?)倒れるアンドレとオスカル様の姿でした。「・・・ふ~・・ん・・・なんだかイイねぇ」なニヤケ顔でこっそりアンドレを激励しラジオ体操を始める男、ケツアゴ。その爽やかな空気を感じて目を覚ました二人・・・・・あの~3人ともビックリするくらい軽傷みたいで、不幸中の幸いでしたねぇ・・・。

てか、気絶してる間にテロリストを逃がしちゃった事とか村に帰ったらきっと何人も隊員が死んでる事とか・・・そーゆーマイナス要素を全て忘却した非常にスッキリした清々しい朝!
ちょっと「おいおい・・・」と思いますけど、これはこれでまぁいいか♪




んで、・・・なんだか久しぶりの雨・・・?最近降ってなかったですよねー・・・。
いやぁ、涙雨ですかね・・・亡くなった隊員たちを悼んでの(哀)。実際問題ずいぶんと犠牲を払った今回のこの任務、口先だけ労って貰ってもねぇ、あれなんですよ、ブイエ閣下。と思うのですが・・・彼は間髪入れずに嫌な仕事をね、任せてくるんですよ。パリの古道具屋に銃を売り払った男、ラサール・ドレッセルを憲兵隊に突き出せと言うんですね。もちろんまだ人物の特定にまでは至ってませんがオスカル様の脳裏には「な、なくしました・・・」と背中を丸める彼の姿がビンビン浮かぶわけで。体罰や懲役じゃ済まないの?・・・銃売ったくらいで銃殺って、重過ぎやしないか?
あーーー、弱りました。・・・どうしたもんかな・・・。と再び悩めるオスカル隊長。

で、事が起こったのってその日の夜なんですか?なんでそんなに早くバレたんですか?オスカル様のせいにしようと誰かタレこんだ輩がいるんじゃないの!?
もー・・・大変なんです、ラサールが連行されてしまった・・・そして今日大活躍のこのコンビが司令官室へとやって来ます。
いっそのことドア蹴破って怒鳴り込んで来るとかなら良かったんですけどね~、何を思ったかケツアゴはオスカル様の人間性を「は?」というやり方で試そうとします。
「もしもよ~このアンドレが俺の妹と一緒になりてぇって言ったら、あんたどうする?」って・・・この質問に一体どう答えればケツアゴはご立腹せずに済んだんでしょうかね?
「そんなこと言うはずないだろうが」と一笑するか、あるいは「ちょっとアンドレ!それ・・・本当なの!?あたしを忘れて他の女を嫁に迎えようって言うの!?」とパニクってみせるか、さもなくば「ほーーー、ではご祝儀は弾むとしよう!おめでとう・・・アンドレ・・・」と涙ぐんでみせる、とか?・・・どれをとってもあまりイイ展開は期待できなさそうだ。。。
で、実際オスカル様は「なんのことだか分からんが、アンドレがそう思いそうするのはアンドレの自由だ」という、これってベストアンサーなのでは?というお答えを返したのですが・・・え?逆鱗に触れた・・・?なんで??
そりゃ~ね~・・オスカル様のこの冷静さ、寂しくないはずはないですよっ!でもね~最初に「なんのことだか分からんが」って言ってるじゃないですか!!なんのことだか分からんもん、マジで。こんな事でオスカル様のアンドレに対する思いを判定されるなんて心外も心外!!ケツアゴ、あんた言いがかり付けるにも程があるわよっ!!ってブラウン管(古っ)に向かって叫んでると・・・ビンタきた・・・?今ビンタきたーっ!?唖然そして、激怒(活火山)

もはやケツアゴがどーのこーのではなく!ボケアンドレっ!!貴様こーなる前に何かもっと、もっと行動できたんじゃないのか、ゴラァ~!?という風に・・・少なくとも私は思いました。

あぅ~~~・・・ギャラリーが見守る中ケツアゴに胸ぐらつかまれて大雨の練兵場へと放り投げられるオスカル様・・・・・
「兵営に咲くリラの花」ってサブタイトルでこんな激しい展開があるなんて、一体誰が予想できたでしょうか!?


お~の~れ~ケツアゴ・・・貴様の今の行動、それこそ直ちに極刑でも良さそうですが、オスカル様は「私を信じろ!」と必死に叫ばれるのです・・・(涙)
信じろよーっ!!てめぇ~~~ブタ野郎・・・後で見てろよーーーっっ!!・・・ぐすん、ぐすん・・・と・・・少なくとも私は思いましたね。。。

はぁ~~~~~~・・・オスカル様ぁ・・・・ハードな任務の連続で疲労感たっぷりなところにこんなワケの分からんインネンまで付けられて・・・本当においたわしい。
もう、やっちゃって下さい。次回、ケツアゴなんかは串刺しの刑に処せられ、むさ苦しく散ってしまえーーーっ!!!


己の怒り以上に視聴者の怒りを買って大ひんしゅくのケツアゴ。この回、てっきり男性の脚本かと思いましたが・・・女性でした。いやー・・・緊迫感MAXのこの場面で『つづく』にするのって、巧いですねっ!!

つづく。・・・ドキドキドキドキ・・・


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