1999春競馬G1予想

   第3弾   眠れる獅子


   5月2日 第119回 天皇賞 京都競馬場3200m芝





    LAST UPDATE 5/7
 
天皇賞 晴れ 良
 
順位 枠番 馬番    馬名           騎 手  馬体重     単オッズ

 1  3  3 スペシャルウィーク  58   武 豊  476  0   2.3
 2  7 10 メジロブライト    58   河 内  466 −4   4.1
 3  6  8 セイウンスカイ    58   横山典  474 −2   2.8
 4  8 11 シルクジャスティス 58   藤 田  456 −4  22.6
 5  2  2 ステイゴールド    58   熊 沢  430 +8  27.8

 6  7  9 ローゼンカバリー   58   菊沢徳  482  0  77.4
 7  1  1 マチカネフクキタル  58   佐藤哲  512 −4  13.8
 8  6  7 メジロランバート   58   吉 田  448 −4  31.8
 9  4  4 アポテオーズ     58   四 位  452 +2 182.0
10  5  6 サンデーセイラ    58   菅 谷  484 −4 230.7

11  8 12 ユーセイトップラン  58    幸   488 −4 117.2
12  5  5 タマモイナズマ    58   小 原  448 −2  62.1

▽タイム 3.15.3
▽上がり 46.1−34.3
▽ラップ 12.6−12.9−11.8−11.4−12.2−11.6−12.0
                  −13.6−13.0−12.5−13.2−12.4

 
今はこのレースから一週間が経っている・・・

ジャスティスは4着だった。
確かに、復活の兆しは感じられたのかもしれないが、私は相当落ち込んでいる。
それは、最近ジャスティスの疲労が伝えられ、宝塚記念への出走が白紙になったからではない。

道中あの位置にいたのなら、この成績は当然だということだ。

私はジャスティスはメジロブライトよりは強いと信じていた。
少なくとも、同条件では・・・
だが今回、全く同じようにレースを運んだにもかかわらず、勝負所でついていけない・・・
現在のブライトとの力差ははっきりした。
ショックだった。
4着というのも気休めでしかない。
最後追い込んだと言っても、隣のセイウンスカイの脚色が鈍っていたからそう見えたに過ぎない。
彼は、逃げ馬なのだから当然のことだ。でも、交わせなかった。
事実は非情である。
藤田騎手は、なかなか良く乗っていた。
今回の4着は彼がもたらしたものだろう。


今年の天皇賞は下馬評通りに終わった。

そしてジャスティスは何処へ行く・・・


って言いながら、ついていくわたし。
ハァ。



    LAST UPDATE 4/30
 
出馬表
枠番 馬番 馬 名 重量 騎 手
マチカネフクキタル 58 佐藤哲
ステイゴールド 58 熊沢
スペシャルウィーク 58 武豊
アポテオーズ 58 四位
タマモイナズマ 58 小原
サンデーセイラ 58 菅谷
メジロランバート 58 吉田
セイウンスカイ 58 横山典
ローゼンカバリー 58 菊沢徳
10 メジロブライト 58 河内
11 シルクジャスティス 58 藤田
12 ユーセイトップラン 58
 
しっかりしろ、ジャスティス!!
きっとエリモダンディーは嘆いているぞ!!

なんて、書いたら批判を受けるのであろうが、
エリモダンディーの死とジャスティスの不振を、どうしても結びつけてしまう。
ご存じの通り、ジャスティスとエリモダンディーは、4歳の秋から常に併せ馬で調教をこなしてきた。
で、その調教ではジャスティスはいつも「コテンパ」にされていた。
その秋序盤は共に結果がふるわなかった、しかし、エリモダンディーの方が先に勝利を上げる。
天才ジョッキーを背に、霧の京阪杯で見事な決め手での快勝だった。
その一ヶ月後、ジャスティスは、G1を勝つ。
マーベラスサンデー、エアグルーヴといった歴戦の古馬に力勝負で勝ってしまったのだ。
ここで世間の目が変わった。
今までは、追い込み一辺倒でのレースを身上としてきたジャスティスに、
常に勝ちを意識させたのである。
はっきり言って、この脚質の馬にそれは無理な話である。
G3クラスならともかく、G1ではなおさらだ。
で、ジャスティスは強引なまでに脚質転換を図る。
前哨戦の’98阪神大賞典で先行したのだ。
その作戦は、天皇賞を勝つべくして行われたわけだが、これがリズムを崩すことになった。
ジャスティスに先行するレースは向いていなかったのだ。
「常に全力を出しきる」というスタイルが、彼には負担が重すぎたのかもしれない。
・・・・・

今回の調教で、ジャスティスは久しぶりに併せ馬の調教を行った。
これも、関係者の何かにすがりたい気持ちが伝わってくる。
しかし、彼は世間が思っているほど弱くないし、終わってもいない。
3強対決と騒がれているが、贔屓目を引いても、そんなに3頭が抜けているとは思えない。

ということで、今回私は、ジャスティスの単勝以外は買う気がない。
しかし、記念馬券ではなく、強い思いを込めた勝負馬券である。


−戻る−