「雪椿」について




続き物をほったらかして、またもや短編を書いてしまいました(^^;
あっちこっち寄り道ばかりで、すみませんm(__)m
連載ものも、来年中には書き上げたいと思います(来年中かい>自分!)

年末か年始に、何か新選組のものを書きたいなあ、などと思っていました。
なんとなく、こういう時期に合いそうな気がするのは、舞台が京だからでしょうか。
あ、陰陽師の舞台も京だっけ・・・(^^;

今回は、沖田総司、山南敬助です。
これで、新選組の中で、好きな人物4人が揃いました(^^;
山南と沖田は、私の中では、近所のやさしいお兄さんと天真爛漫な少年、とか、教え方の上手な家庭教師の先生と、素直だけどちょっと変わった生徒、とかの感じかなあ(笑)

以前読んだ小説の中には、沖田は山南のことをあまり好きではない、と言う設定のものもありましたが、うちの(?)沖田くんは、誰とでも仲良しです(笑)
君、ちょっと八方美人じゃないの?、ってくらいに(^^;
とても自然に、誰の心の中にも、すうっと入ってしまえる、でも決して邪魔なほど長居はしなくて、気がつくと、また少し離れたところで笑っている、みたいな・・・

山南さんと言うのは、やはりどこか悲劇の匂いがします。
きっと、とても真面目で理想家で、穏やかな紳士。知的な分だけ、どこか線の細さを感じさせる、そんなイメージなのです。
新選組を脱走した山南の追っ手となったのが沖田。わざわざ沖田を行かせたのは、近藤勇の何かしらの思惑があってのことと思えてしまいますが。
そして、山南の切腹の介錯をしたのも沖田。
そういうことを考えると、この二人の繋がりは、なんとも切なく、優しいのに儚いものを感じさせます。

今回のお話は、そんな哀しい出来事が起こってしまう、数ヶ月前と言う設定です。
年末か年始か、迷ったのですが、やはりこれは、そろそろ一年が終わると言う時期にこそ、書いてみたいような気がして、焦って書き上げました(^^;
拙いものですが、読んで頂ければ、とても嬉しいですm(__)m


                                 管理人  翠蓮


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