「青天」について




5月30日は、沖田総司の命日なのだそうです。
そして、土方歳三の命日も、5月11日。
旧暦とは言え、二人とも5月に旅立っているのですね。
奇しくも、このサイトの本館の開設日が5月30日なのです(^^;
沖田総司の命日に開設、と言うのは、まったくの偶然でしたが、今またこうして、新選組に興味をもっていることからすると、なにやら不思議な気もしたりして・・・

だからと言うわけでもないのですが、以前から頭の中で思い描いていた、土方沖田のさりげない日常のシーンを、短編の形にしてみたくなりました。
ただ単に、二人の会話が書いてみたかったと言う、なんとも安易な思いつきで、すみませんm(__)m

土方歳三の俳句を話の軸にしたのは・・・
司馬遼太郎さんの「燃えよ剣」の中に、土方の俳句を沖田が読んで面白がるシーンがありまして、そこがとても好きだったのです。
普段は鬼の副長と言われている土方が、沖田にだけは、つい素の顔を見せてしまう。
そのほのぼのとした雰囲気が好きでした。
ですから、この土方の俳句のシーンを、自分なりに、さらに想像して書いてみたいと思いました。

二人の会話については、どうしても今までに読んだもののイメージから抜け出せないので、目新しさはないのですが(^^;
あ〜、やっぱり、どう考えても、自分が楽しみたくて書いたのですよねσ(^_^;
実際、二人の会話を書いているのは、とても楽しかったのです。

ひとつお詫びが・・・作中にて、土方さんの俳句を沖田さんが笑うと言うシーンがあり、これは土方さんファンの方には、大変申し訳なく、もし不快に思われたなら、深くお詫び申し上げますm(__)m
さらに、作中で取り上げた俳句の解釈は、あくまでも私が勝手に、こうではないかと考えたものですので、実際の解釈とは異なっているかもしれないことも、ご了承ください。

土方さんの俳句は、飾らない言葉で、感じたままをまっすぐに書いている気がしますし、彼の隠された人となりを知ることができ、とてもほほえましく思います。
そして、その俳句を読んで楽しむ沖田さんと、土方さんのやりとりを書いてみたかったのです。

拙いものですが、読んで頂ければ、とても嬉しいですm(__)m


                                 管理人  翠蓮


※ ページを閉じて戻って下さい。