「凍れる星」について




もうずいぶん前のことです。
まだパソコン通信と言うものが盛んだった頃、ニフティにパティオと呼ばれる交流の場があり、三国志好きな仲間たちが集まるパティオに、私も参加させて頂いていました。
その時に、仲間うちだけで楽しめればいいと、気楽な思いで、この小説の原型を書いたのでした。

インターネットが主流になり、パティオは「銅雀台桃花大酒楼」と言うHPへと移行しました。
三国志を題材とした小説やイラスト、その他のイベントなど、盛りだくさんのHPに、私の拙い小説もアップして頂いたのですが、残念ながら諸事情があり、6年間続いた「銅雀台」は、2006年閉鎖となりました。

正直なところ、その時点で、もうこの小説はお蔵入りでいいやと思っていたのです。
もともと、ちょっとした遊び心で書いたものであり・・・と言うか、好きな人物を取り上げてみたかったにすぎないのですが(^^;
なぜか、今頃になって、もう一度手直ししてみようかなと言う気持ちになりました。

そうして読み返してみたら、もう大変。なんてまあ、いい加減に書いていたことかと・・・(笑)
再度、資料を読んだり調べたりしながら、あちこち手を入れてみましたが、やっぱりいまいちどうも、なんですねえ(^^;
ここにアップするのも、本当にお目汚しでお恥ずかしいのですが。
最近は詩のネタも尽きてきて、更新がなかなかできないと言うこともあり、ひとつの足跡として残してみようかと言う気になりました。

三国志、蜀の国、その中でも好きな人物である姜維と諸葛亮。
すみません、ほとんどこの二人しか出てきません(笑)
なにせ、この二人が書きたくて、手がけた小説だったのですから(^^;
そうは思っても、一人の人物を掘り下げると言うことは、とんでもなく難しい。とてもではないですが、私などの手には余ります。
それでも、自分なりのひとつの歴史を想像しながら、なんとか筆を進めることができたなら・・・

とりあえず連載にして、ちょっとずつ書いて行こうと思っています。
以前、一応完結させていた話なので、おおまかな筋はできているのですが、たぶんかなり加筆することになりそう(^^;
今のところ、まったく先が見えていない状態です。はたして、最後までめげずに書くことができるのかどうか。

そんなわけで、本当に拙いものですが、読んで頂ければ幸いですm(__)m


                                 管理人  翠蓮


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