《*エアリス*さんへ》




疾走



ねえ、思い出さない?
子供のころの かけっこ


誰より早く 風をきって
誰より早く 青空に近づきたかった


どきどきする胸
きらきらする汗
一生懸命って 気持ちいいよね


いまもきっと
頬を上気させながら
あなたは 駆けている


目の前にひるがえる
可能性の旗に向かって


ひたむきな まなざし


そんなあなたに
こころからのエールを贈るよ