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5月の始まりと言えば、まずゴールデンウィーク。 みなさん、いかがお過ごしでしょう。 私は今年も変わらず、いつも通りのお仕事ですヽ(´・`)ノ 「ゴールデンウィークの予定、どうしよう?」などと悩んだのは、いったいどれほど昔になるやら(笑) 5月は新緑もきれいだし、とても好きな月なのですが、その5月を堪能するのは連休が終わってから。 それまでは、ひたすら忍耐とため息の時期なのです(笑) でも、今年は連休後に、ひとつ楽しみがあります。 それは映画! すでに今月1日から上映なのですが、私の大好きなテレビドラマ「相棒」の映画版です。 これを見逃してなるものかと、しっかり前売り券も用意してます(笑) う〜む、前売り券まで買ってしまった映画は、今年2月の「L change the WorLd」から2回目だわ(^^; テレビ朝日でシリーズ化されているドラマ「相棒」。 なんと今年で8年目なのだそうです。 ちょっとびっくり。もうそんなに経ってしまったのかと。 思えば、まだシリーズになる前の、2時間ものの単発ドラマでスタートした時から、なぜかしっかり見ていました。 なかなか面白そうなドラマだとは思ったものの、まさかその第2弾、第3段を経て、連ドラになるなんて。しかも、それが1シーズンで終わらず、シリーズ化されるなんて。 最初からのファンとしては、感激ひとしおでした(*^^*) 警視庁の窓際部署とされる特命係に所属する、杉下右京(水谷豊さん)と亀山薫(寺脇康文さん)。 もとは、刑事部捜査二課の刑事として活躍していた杉下右京は、切れすぎる頭脳と変人ぽい性格が災いしてか、特命係に追いやられたまま。 そこへ配属されて(飛ばされて?)来たのが、元は捜査一課にいた亀山薫。こちらは、へまが重なって、と言うことですが(^^; 実質的な仕事は、ほとんど与えられていない特命係の二人が、捜査一課を尻目に、様々な難事件に首を突っ込み(笑)、活躍し、解決させて行く、と言うストーリー。 この右京さん・薫ちゃんコンビが、なんとも絶妙の相棒ぶりを見せ、痛快なのです。(ドラマの中での、お二人の相手役の女性の呼び方を、ここでは使わせて頂きます) 常にびしっとスーツで決め、職場にたくさんのマイカップを飾り、その日の気分で選んでは優雅に紅茶を楽しむ、英国紳士風の右京さん。 アーミージャケットにラフなパンツ、飲むのはコーヒー、いかにも元気な体育会系の薫ちゃん。 冷静沈着、慇懃無礼、鋭い観察眼と幅広い知識を持つ右京さんと、熱血人情家、人懐っこく元気で、時折思いがけない(失礼!)ひらめきを見せる薫ちゃんは、見た目も性格も正反対なだけに、お互い補い合うもののある相棒なのでしょう。 この二人を取り巻く周りの人々も、なんとも個性的で楽しい。 「特命係の亀山〜!」と、いつも薫ちゃんを呼び捨てにし、特命係を邪魔者扱いする伊丹刑事を始めとする、捜査一課の3人の刑事。 邪魔にしているわりには、いつも特命に出し抜かれ、時には当てにし、時には協力しあうところが、憎めないんですねえ(笑) そして、その捜査一課からの厳重注意をかいくぐり、いつも右京さんに情報を流したり、右京さんの捜査の協力をするのが、鑑識の米沢さん。 鑑識の腕は抜群で頼りになりますが、いささかおたくっぽい雰囲気が、これまた個性的です。変人同士(すみません!)、右京さんとは気が合う様子。 特命係のお隣さん(?)のせいか、しょっちゅう「ひまか!」と、とぼけた顔をお出しになるのが、組織犯罪対策5課の角田課長。 特命係のコーヒーが目当てなのか、はたまた単に油を売りに来ているのか、「ひまか?」と聞く本人が、一番ひまに見えてしまうのは、きっと私だけではないはず(笑) でも、気さくなおじさんで、一応は特命係の理解者らしい。 さらに、「相棒」の中で最高のくせ者、警視庁の超大物幹部、小野田官房室長(岸辺一徳さん)。 かつて、あるプロジェクトチーム指揮官をしていた時、その下で参謀をしていたのが右京さんらしい。そのご縁で、何かと面倒な事件を特命係に押し付けたりもする。 相手を煙に巻く独特の口調で、腹の読めないタヌキ振りを発揮します。 特命係の理解者なのか、はたまた利用しているだけなのか(^^; 胡散臭さは超一流(笑) なんともユニークな存在感があります。 忘れてならないのが、右京さん、薫ちゃんそれぞれのステキなお相手役。 右京さん、薫ちゃんのお馴染みの小料理屋「花の里」の女将、たまきさん(高樹沙耶さん)は、かつて右京さんの奥さんだった女性。 淑やかで、時に茶目っ気も見せるたまきさんは、誰よりも右京さんを理解しているようです。この二人が、なぜ離婚したのかは謎。 別れたと言っても、二人はとってもいいムードなんですけどねえ(笑) 薫ちゃんの奥さん、美和子さん(鈴木砂羽さん)は、フリージャーナリスト。薫ちゃんとは大学時代からの恋人で、元は警視庁記者クラブで事件記者をしていた新聞記者。 長年の同棲生活や一時的な別れを乗り越え、シリーズ5作目で、晴れて薫ちゃんの奥様になりました。 行動的でさっぱりした性格は、好感度抜群! こうした個性溢れるメンバーが、シリーズ当初からずっと出ていることも、「相棒」の人気を支えているのでしょう。 ストーリーも、毎回よく考えられているなあと思います。 かなりシリアスな事件や、胸が痛む結末もあったりするのですが、そこに温かさが残るのは、右京さん、薫ちゃんの人柄があってこそ。 二人の捜査自体は、はっきり言って、かなりねちっこい(笑) 犯人はさぞストレスたまるでしょう(自業自得?) 特に右京さんは、その冷静な観察眼と判断力で、どんなささいな引っかかりも見逃さない。とことん真相を追い求めます。 その鋭さ、見識の広さ、推理力の確かさ。まさに探偵さんは、こうでなくちゃね(笑) 時には、犯人の心の機微をも理解してくれる。厳しいけれど、温かい人間味をも持ち合わせています。実は、ひそかに熱血漢だったりもする(笑) けれど、どんなケースでも、どれほどの事情があろうとも、犯罪は決して許さない、と言う鉄の掟を護っています。 人の命の尊厳を損なうことへの審判は、とことん冷徹であれ、とばかりに。 正義感と言うのは、時になんて重く、厳しいのだろうと思わされます。 同時に、法に携わる人は、こうであるべきなのだとも・・・ そして、薫ちゃんの気さくさ、おおらかさ、タフさは、見ている人に安心感を与えてくれます。 右京さんの厳しい追及に、相手の人との空気が険悪になりそうな時、さりげなくフォローを入れてくれたりもします。 そんな薫ちゃんと相棒でいることで、最初の頃に比べ、だいぶ右京さんも丸くなってきたような・・・(笑) なにしろ、薫ちゃんが来るまでは、右京さんと組める人はいなかったらしい(^^; 配属された人が、みんなすぐ辞めてしまい、「杉下右京は、人材の墓場」とまで言われていたようですから(笑) ちょっとおっちょこちょいで、暴走しがちな薫ちゃんを、時に牽制し、時にうまく走らせてくれるのも、また右京さんならでは。 お互い、いい相棒なのです。 ともあれ、この「相棒」の映画、試写会を見た人たちの感想も、なかなか好評のようで、長年のファンとしては、こんなに嬉しいことはありません。 ゴールデンウィーク終わって、お休み取れたら、観に行くぞ〜!と気合入れてます(笑) 同じように「相棒」ファンの方、映画をご覧になった方、いらっしゃいましたら、ぜひぜひお話、感想等お聞かせ下さいね(^^) 平成20年5月1日 |
涼 |
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