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2月は、おそらく一年で一番寒い月なのかもしれません。 なのに、私の中では「2月=早春」と言う構図ができています(笑) 暦の上では、2月は立春があり、そこから立夏までは春なのですね。 「春の気が立つ」と聞くと、なにやらわくわくしますし、立春を過ぎると、徐々に寒さがゆるんで春の気配がしてくる、と言うのも思わず頷きたくなるのですが、実際には気象上から決められたのではなく、あくまでも冬至から春分への中間地点として、暦上、定められたものらしい(^^; 寒いのも、無理はないと言うことですね(笑) 新潟県の十日町織物工業協同組合が、昭和56年に、日本の伝統色をもとにして、十二ヶ月の誕生色を選定したのだそうです。 それによると、2月の誕生色は「恋待蕾」。 ふきのとうの若芽のような、淡い黄緑色だそうです。 黄緑色と言うのは、私の中では、しっかり春の色! だって、いかにも春の野原っぽいじゃないですか(笑) 「恋待蕾」と言う呼び名も、素敵ですね(*^^*) なんだか、こういうことを聞くと、2月生まれであることが嬉しく思えてきます(笑) ちなみに、黄緑色、私はかなり好きな色なんだと、最近気づきました。 そして、今年は閏年。2月29日まであるのですね。 私の誕生日は28日なので、子供の頃から、「誕生日いつ?」と聞かれて答えると、たいていの人が「よかったね、あと一日遅くなくて」か、あるいは、「残念、もう一日後だったら、4年に一度しか年とらないのに」と言ったものでした(笑) 私の答えも決まって「閏年じゃないもん」(^^; でも、不思議ですね、閏年って。 季節を暦に一致させるために、4年に一度調節する。 そして、その年はオリンピック・イヤーなのです。これって、偶然?(笑) まあ、夏季のオリンピックですから、2月が一日多くても、あまり関係はなさそうですが(^^; 閏年=夏季オリンピック、と言うのは、覚えやすくていいかも(笑) 年の初めの1月、学期末年度末の3月にはさまれて、冬と春にはさまれて、微妙なバランスを保っているような2月。 たぶん、いろいろな予感を感じさせてくれる月なのかもしれません。 まだまだ、寒さ厳しい時節は思いますが、そんな中に、ささやかでも春の兆しをみつけてみたいものですね。 平成20年2月1日 |
涼 |