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最近のテレビのクイズ番組で、雑学に関する問題と称して、難しい漢字を読むものがあります。
これが興味深いと言いますか(笑)、つい気になって、画面に釘付けになってしまうのですが(^^;
回答者の方が、次々と出される漢字の読みを答えていき、間違えると次の人へ回答権が移ります。中には、とんでもなく難しい漢字もあり、回答者が正解すると、会場から思わず感嘆の声が漏れる(笑)
毎回、ダントツに強いのが宮崎美子さんで、連続正解60問以上などと言う時もあり、圧巻です。まさに漢字博士と言うところでしょうか。

読めそうで読めない漢字、答えを聞けば「あ、そうか」と納得する漢字、答えを聞いてもさっぱりわからないくらい見たこともない漢字、普通に読んだら絶対読めないけど、意味から考えるとなるほどと思える、いわゆる当て字と言う漢字などなど・・・
よくぞ、毎回ネタが切れないものだと感心するほど、次々と難しい漢字が登場するのです。
あらためて思うに、漢字ってすごいですねえ。

どうしたらそう読めるのだろう、と思える漢字の中には、花の名前もかなりあります。
そんなわけで、今回は私が気になっていた花の名前について、いくつか取り上げてみたいと思います。


まず、冬を鮮やかに彩ってくれるサザンカ。
漢字では「山茶花」ですが、これって変ですよね。そのまま普通に読んだら「サンサカ」。
なぜ逆なのだろうと、ずっと疑問でした(笑)
どうやら、もとは「サンサカ」と呼ばれていたものが変化したようです。訛ったのだと言う説、言葉が逆になる倒置現象だと言う説がありました。
なぁんだ、やっぱりサンサカだったのか、と納得したりして(笑)
「山茶」と言うのは、もともと中国では椿のことだそうです。椿と山茶花は似ているので、間違って伝わってしまったのかもしれませんね。

春の野原に咲くタンポポ。
漢字では「蒲公英」。これも普通には絶対読めませんよねえ(^^;
タンポポには「鼓草」と言う別名もあり、その鼓の音からタンポポと言う響きになったようですが、それでも「蒲公英」の漢字とは結びつかない。
他にも、はっきりした情報が得られなかったので、一文字一文字を漢和辞典で調べてみました。
「蒲」は「がま」の意味があります。「公」は隠していることを開いておおやけにすると言う意味が。そして「英」は「はなぶさ」。
そう言えば、タンポポのつぼみは、がまに似てなくもないか、とか(^^;
がまみたいなつぼみに隠されていた花びらが、ぱっと開いておおやけになる・・・のかな、などと勝手に考えたりしてみましたが。
すみません、まったくの当て推量です(笑)
「蒲公英」の由来について知っていると言う方、ぜひ教えて下さい!
 
初夏に咲くスイカズラ。
漢字では「忍冬」、これも不思議です。「吸い葛」と言う表記もあり、こちらはわかりやすい。
私も子供の頃、スイ">涼       




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