味酒 三輪の山 あおによし 奈良の山の
山の際に い隠るまで 道の隈 い積もるまでに
つばらにも 見つつ行かむを
しばしばも 見放けむ山を 心なく 雲の 隠さふべしや

           
額田王(万葉集巻1−十七)



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