石ころ 〜希望〜 もう 無くしてしまったかと思ったんだ もう 輝かないとあきらめたんだ 追いかけても追いかけても 届かないものを 掴もうとするのに疲れたから もう 夢を見ることはやめたんだ そうだね そうかもしれない 仕方ないのかもしれない だけど それが利口なの？ それだけが現実なの？ その手のひらに 小さくても心温める きれいな石ころは もう欠片も残っていないの？ 誰かからもらうものではない どこかに転がっているものでもない 自分だけが磨くことのできる 自分だけの色をした石ころ たとえ 煌めきはか細くても 儚い幻に思えても それはきっと 明日への力になる こころの指針になる ささやかでもいい 取り戻せるものならば 希望と言う名の 大切な石ころ |
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