2003年05月03日(土) レゴラス名言集?


恥ずかしながら、レゴラスにめちゃくちはまっている私なので、当然のように映画を見ても原作読んでも、レゴラスの行動、仕草、表情、セリフ等をことごとく追いかけてしまう。
とは言っても、「ロード〜」の中では、あくまでも脇役のレゴラス。話しの本筋にそれほど関わるような行動もセリフもあるわけではないのだけど。
それでも、ちょっとしたところに注目し、こだわってしまうのはファンならでは。
そんなわけで、今回はレゴラス名言集「旅の仲間たち」編!(笑)

☆「太陽を見つけに行ってきますからね」 原作より

雪のカラズラスで、みんなが難儀している中、一人平然としているレゴラス。そのあっけらかんぶりは、ことさら原作で際立つ(笑)
ガンダルフに向かって「焔をかざして先に立って下されば、道が溶けてみんなが通れる」などと畏れ多いことをも言い、逆に「エルフが空を飛べれば、太陽を連れてくるかもしれぬ」と言い返されてしまう(^^;
それでもめげないレゴラス(笑) 道をかきわけるため、苦労しているアラゴルンとボロミアの様子を見て、上記のセリフを言いながら雪の中駆け出して行く。一応、道は探してきてくれたみたいだけど(笑)

☆「そんなことだろうと思った」 DVDより

映画では、ギムリがモリアの坑道を抜けることを強く勧め、決断を迫られたフロドがそれに同意する。壁はみつかったものの、合言葉を言わなければ誰も開くことはできないことがわかり、レゴラスがさりげなく上記のセリフを言う。それを聞いて、ギムリは苦々しく顔をしかめる。
いかにも、エルフとドワーフの反発を表しているようで、ちょっと面白いと思ったシーン。
原作では、モリアの坑道に入ることを言い出すのはガンダルフ。気が進まない面々の中、ギムリがまず「私は行きます」と言う。レゴラスはもちろん「私は行きたくない」(笑)
エルフは暗い洞窟は嫌いらしい。

☆「ドワーフの強情っぱり!」 原作より

ロスロリアンの森で、ハルディアたちに止められる一行。なんとか進ませてもらう条件として、ハルディアはドワーフであるギムリには、目隠しをしてもらうと言う。頑として聞き入れず、ついには斧を抜いたギムリに向かって、レゴラスが言うのが上記のセリフ。優雅さを誇るエルフとしては、なかなかきついセリフだと思うのだけど(笑)
さらにアラゴルンが、ギムリだけではなく全員が目隠しすればいいだろうと言い、ギムリが「レゴラスだけつきあってくれればいい」と言うと、さすがのレゴラスも怒ってしまう。ちょっとかわいい(笑)

☆「見いだして失うはこの世の習いだもの」 原作より

ロスロリアンを去った後、ガラドリエルに魅せられてしまったギムリが、別れの哀しさを嘆いた時に、レゴラスが言うセリフ。我が身を哀れだと言うギムリに対して、この世に生きるものすべてがそうだと言う。そして、失ったとしても、自分で選んだことなのだから、それは果報なのだとも・・・
この辺り、なかなか深い。さすがに長く生きているなあ、と思わず感心したりして(^^;
同時に、以前は反発していたギムリとの心の絆が生まれ始めていることも伝わってくる。

☆「天が下にあるものは、いつかはすべて終わりにいたらなければならないのだ」 原作より

これは、サムが月の様子から、ロスロリアンに留まった日々の長さがおかしいと言い、フロドがあの国には時間はないのだろう、と言うようなことを言った後、レゴラスが答えたセリフの一部。
エルフにとっても、時間はちゃんと流れているのであり、それは非常に速くもあれば、緩やかでもあると言う。
エルフ自身がほとんど変わらないのに、他のものが飛ぶように去って行くのは、エルフにとって痛ましいことだ、と。そして、エルフは流転して行く年を、自分のためには数えない、とも。
不老不死のエルフであろうと、どこかに終わりがあることを予感しているようなセリフ。いつもは飄々として、むしろ楽天的かとも思われるレゴラスの、意外な面を覗いたような気持ちになった。
長すぎる月日の中、彼にも様々な悲しみや切なさがあり、それを通りすぎてきた、さらに長い時の流れがあったのだろう、とふと思わせる点が、とても印象に残った。

以上・・・すみません、ひたすらレゴラスばかりで(^^;


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