「The Way We Are」
〜CHEMISTRY〜

このアルバムが出るのを、実はずっと待っていました。
「CHEMISTRY」のふたりの歌声をたまたテレビで聞いた時は、「なかなかいい感じ」と言う程度だったのですが、その後なぜかあのメロディが頭に蘇るんです。
ぜひじっくりとCDで聴いてみたい、と思いつつシングルだけ聴くのもなんだかなあ、どうせならアルバムが出てから、まとめて聴きたいものだと・・・
そのアルバムがとうとう聴けるのだと思い、珍しくも発売当日に買ってしまいました(^^;

01 Intro-luda 〜The Way We Are〜
02 合鍵
03 PIECES OF A DREAM
04 愛しすぎて
〜 DJ WATARAI Interlude〜
05 BROTHERHOOD   by KAWABATA&DABO
06 Point of No Return
07 CESTLAVIE
Interlude 〜Show You The Way 〜
08 You Go Your Way
09 Rewind
10 君をさがしてた 〜The Wedding Song〜
〜KEIKO LEE Interlude〜
11 星たちの距離  by 堂珍嘉邦 & KEIKO LEE
12 Motherland

やはりシングルカットされた3曲は、それぞれとってもいい曲だなあと思いました。
「PIECES OF A DREAM」、若さの持つ切なさ、もどかしさ、痛いような煌きが、きっと同年代の人にはとても身近に感じるのでしょうし、もうちょっと上の年代の人が聞くと、若かった頃の青さみたいなものを妙になつかしく思い出したりするのではないかと・・・
最後の「君は今何してる? 月がボクたちを見ている」と言うフレーズがきゅんとした余韻を残します。

シングル第3弾の「You Go Your Way」、某缶コーヒーのCMでも流れていますが、これがまた上質のバラードと言う感じ。よく聞くと最後の方に鈴の音が聞こえる。クリスマスを意識しているのかな。この曲、海を見ながら聴くと、これがなんともぴったりなんです! 泣けます! 実際落ちこんでいる時に聞いたら、思わずほろりと来てしまいました(^^;

「合鍵」も雰囲気があって、ちょっとおしゃれっぽくて好き。
あと、びっくりしたのは「星たちの距離」。これは、堂珍君とKEIKO LEEさんのデュエット。KEIKO LEEさんて私は初めて聞いたのだけど、ハスキーで物憂げな声がとっても印象的。KEIKO LEEさん自身の作曲とあって、まさに彼女の声に合う曲なのですが、ここに絡む堂珍くんの歌声が、これまたひけをとらないからすごい! この人まだ若いのでしょうに(笑)、よくこんな大人っぽいバラードが歌いこなせるなあ、と感心してしまいました。
なんとなく、若い男の子と年上の大人の女の恋、と言ったシーンを想像してしまいますが(笑)、ムードたっぷりに聞かせてくれます。

アルバム収録曲は、なかなかバラエティに富んでいます。爽やか系あり、バラードあり、ラップに健康的ラブソング(?)までいろいろ。
とにかく、ふたりの声がとってもいいなあと思います。似ていながら微妙に味の違うそれぞれの声、それがいったんハモると、この効果たるやすごい! 伸びのある透明なハーモニーがぱぁっと広がり、思わず惹き込まれます。どの曲も後半、ふたりのハモりが入り出すと、とたんに何倍にも輝き出す感じ・・・と、これはあくまでも私個人の感覚ですが(^^;

と言うわけで、最近の車の中のBGMはもっぱらこのアルバム。平安にさまよっていた感覚が久々に現代にも戻ってきたような今日この頃です(笑)



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