朱に



 最初の印象は、「華奢な女だな」だった。
 軍で普段の生活の世話をする女官達よりは、さすがに引き締まった筋肉がついている。けれど、それでも、強く握ったら折れてしまうのではないか、と。そんなことを思った。
 そこに思いが至ったところで、気づく。
(そういや、女と一緒に戦ったことなんてなかったからなぁ)
 尚香や大喬、小喬を思い描いてみるが、いつも彼女らは兄弟だったり夫だったりの傍にいて、凌統は間近で彼女らの戦いを見たことがない。
 もちろん、凌統が普段抱く女達とも違う。彼女らは、戦いとは遠い世界で生きている。
 正直、新たに部下となった彼女に、どう対応していいか、凌統は戸惑っていた。
「まあ、これから、よろしく頼むわ」
 そんな感情をおくびにも出さず、凌統は手を差し出す。差し出された手を握ってみて、当然のことではあるけれど、睦み事をする女の手とは違うな、と思った。ところどころに、武器を握ることからくるのであろう、まめが硬く掌に触れる。
 戦士の手だった。
「はい!よろしくお願いいたします!凌統様!」
 背の高い凌統からは見下ろすところに、満面の笑みがある。きっと、凌統の肩に届くくらいだ。彼女の身長は。
 向けられた真っ直ぐな意思に、少々面食らう。彼女は、凌統の女癖の悪さを知らないのだろうか…?
「あんたさ…」
「ハイ?」
「…いや、なんでもない」
「?」
 いつもスラスラと軽口を叩く凌統には珍しく、口ごもってしまった。
 こんな真っ直ぐな女は、久しぶりだった。いつも凌統の相手をする女は、良きにしろ悪しきにしろ、駆け引きに長けていて、純粋に相手を思うなんてことはしばらくお目にかかっていない。
 だから、きっと、彼女の顔をまじまじと見つめてしまったのは、そんな久しぶりのものを見つけたからだったのだ。

 それが、彼女、朔羅との出会い。
 その後は、特に何があったわけでもない。
 ただ、凌統は部下の一人として時には叱り、時には褒めた。訓練に汗を流し、偶に文官のような仕事を与え、彼女の性格そのもののような素直な報告を受け取った。部下と飲むこともあったが、彼女は大勢の部下の中の一人でしかなかった。特に何かを2人で語った覚えもない。
 戦場では、彼女の戦っている姿を観察するわけでもなかった。訓練を見ていれば、彼女が有能であることなど分かる。太刀筋に迷いはなく、身のこなしもしなやかだ。そのうえ、状況判断も素早く正しい。彼女の進言で部隊を退けた時、被害を最小限に抑えられたこともある。
 けれど、それだけ。
 彼女との関わり合いは、凌統にとって、それだけだった。
 そのときまでは。


 状況は悪かった。
 否、最悪だった。壮絶だったとも言える。
 甘寧の部隊と共に、おとりとして前線を任されたものの、強襲部隊が失敗したらしい。混乱の中、情報が凌統の耳に入ることはなかったが、状況がそれを物語っていた。
 もみくちゃの乱戦状態のまま、何人目かも分からない敵をほふると、凌統は軽く舌打ちした。
「ヤバイな、このままじゃ全滅だっつの。…甘寧!」
「なんだ!」
 軽く離れている甘寧を呼ぶ。乱闘の雑音の中、それでも甘寧の声は明瞭に凌統の耳に届いた。
「状況がまずい!一旦下がるぞ!」
「いいのかよ!俺達がここを死守しなけりゃ、後がきついぜ!?」
「このままじゃ、こっちも全滅。全滅したら、後方部隊がこいつらを受け持つことになって、どうせ同じだろ!」
「へいへい。じゃ…おい!おめーら!一旦下がるぞ!」
 一旦決めてしまえば、甘寧の部隊の動きは早い。潮が引くように、さーっと身を引いていく。
「こっちも下がる!ついてこいよ!」
 凌統は、必死についてきた部下達に声をかけた。…と、そのとき。
 とんっ。
 凌統の背中に、押されるような小さな衝撃があった。
「?」
 怪訝に思って振り返った先に、あどけない笑みの朔羅がいた。さすがに、乱闘で疲弊しているのか、笑顔は強張っていた。
「おい、大丈夫かい?」
「はい、すみません」
 ふらついて、凌統に倒れ掛かってきたのだろうと思って声をかけると、埃と汗まみれの顔は強張ったまま。不思議に思ったのだが、問い詰めている暇もなかった。
「撤退するよ」
「はい、大丈夫です」
 後から考えれば、その言葉がそもそもおかしかった。
 大丈夫?…何がだ?

 なんとか死者を出さずに部隊を退けたものの、負傷した者が多く、無傷とは言えない状況だった。むしろ、酷い。
 野営地に戻り、部隊の者があちこちで怪我の手当てをしていた。重傷の者は、既に呉へ帰る手筈を整えている。多分、命を落とすことはないだろう。若干の希望も含め、凌統はそう思う。
 そんなことを思いつつ、野営地を歩き回っていると、朔羅の姿がないことにふと気づいた。部隊の中で、唯一の女だ。彼女の笑顔に癒されると、まことしやかに噂する輩がいつも囲んでいるから、それなりに目立つ。けれど、その彼女がいない。
 彼女のファンの一人に聞いてみるが、反応は悪かった。
「いや、俺も見てないんでさ。野営地まで帰ってきてるはずなんすけどね」
「じゃあ、なんでいないんだろうね」
「さあ?でも…」
「何?」
「ちょっと気になることがありまして」
「どうかしたのかい?」
 もったいぶったわけではないんだろうが、言いにくそうにしている彼に、凌統は少し苛ついた声を出した。…いつのまにか、余裕がなくなっていた。
 そんな凌統に気づいたのか、彼はあわあわと口を動かす。
「こんな戦場ですからね。埃まみれ汗まみれで良く分かりやせんでしたが。それに、俺の気のせいかもしれませんけども。あいつ、顔が青かったような気がして」
 ちょっと心配してるんでさ、と彼は言ったが、凌統の耳には届かなかった。
 普段の凌統なら、軽く礼を言うはずが、無言のまま踵を返す。取り残された彼は、不快に思うことはなかったものの、あれ?と思っていた。

「こんなところに…いた…のかい…」
 いつのまにか小走りになっていた足に、息が荒れていた。
「凌統様」
 野営地から見える森の中、清水の湧き出る小さな泉に、彼女はいた。突然現れた凌統に、酷くびっくりしているように見える様が、ふと笑いを誘う。
「随分、探したんだけどね?」
「す、すみませんっ。負傷された方が多いので、休憩が長いものと思い込んでしまって…」
 休憩を長く取っているのは確かだった。そのことで朔羅が責められる謂れはない。恨みがましい事を言ったのは、まったくもって凌統の都合だった。
 なんとなく気になって、なんとなく探して、なかなか見つからないことになんとなく苛ついて。
 こうやって朔羅を見つけ出したのも、半ばヤケとも言えた。
「ふー。こんなところに泉が湧いてるとはね」
 気を落ち着かせるために、透明な水を掬い取って、乾ききっていた喉を潤す。ひんやりとした刺激が心地良い。
「で?なんでこんなとこまで一人で来てるワケ?」
「それは…。…って、あれ?凌統様もお一人じゃないですか?」
「そーだけど?」
「危ないじゃないですか!仮にも、呉の武将が一人で行動するなんて!」
 ぷっ。
 くすくすと、凌統は噴出して、そして笑った。
「大丈夫だっつの。まだここには敵は来ないし、俺がそのへんのぼんくらに負けるとでも思ってるワケ?」
「でも、さっきは…」
 言いかけて、はっとして、朔羅は口をつぐんだ。
 その様子に、いつもの調子でおちゃらけていた凌統の顔色が一変する。
「さっき?」
「なんでもありません。凌統様の空耳でしょう」
「そんなワケあるかい」
 真剣な表情で、思わず退こうとした朔羅の腕を掴んで引き寄せようとする。…が。
「痛っ…」
 顔をゆがめて発せられた朔羅の声に、凌統の動きが止まった。
「朔羅、あんた、もしかして…」
「なんでも、ありません。凌統様が気にするようなことは…」
 凌統の掴んだ手を振り払おうとするが、思いのほか強い力に、朔羅は顔をしかめた。何かを察した凌統に手首を掴まれたまま、強引に袖を捲り上げられる。
「あんた、コレって…」
 目の前に現れたものに、凌統は絶句する。
 肩から腕にかけて、きつく包帯が巻かれていた。が、その真新しいであろう包帯も、既に血に滲んで真っ赤に染まっている。こんな傷じゃ、上着が無事であるはずがない。朔羅の足元で丸められた布地は、きっとその時着ていた上着だ。微かだが、それを着ていた朔羅の姿の記憶がある。
 呆然としている凌統から、手首の拘束を外し、そそくさと袖を下ろす。凌統を安心させるための愛想笑いが、朔羅の表情に浮かんだ。
「ちょっと怪我しちゃって。ドジですよね、私」
 その言葉に、凌統はキッと視線を上げた。
「撤退の時だろ!俺をかばって…」
「凌統様は関係ありません!私が勝手に負傷しただけですから!」
 朔羅は必死になって声を上げた。
 凌統にしてみれば、そんな嘘などバレバレだった。朔羅は純粋過ぎる。だから、嘘も真っ直ぐだ。駆け引きに慣れきった凌統には、そんな嘘など通用しなかった。
 すうっと、凌統の表情から軽さが失せていく。
 じっと覗き込んでみれば、朔羅の顔色は青かった。暑さからではない脂汗が、こめかみを流れている。立っているのだって、やっとなんじゃないのか?
「じゃあ、なんでこんなとこにいんの?」
「埃とか汗とかで凄く汚くなっちゃって。それにホラ、これでも私、女ですから。皆のいないところでさっぱりしたいなー、と思って」
 そんなこと、今まで気にしたこともないくせに。
 軍の中にいて、さすがに裸は見せないものの、異性の着替えなど気にするところなど今までになかった。汚れを落とすのだって、野営地近くの水場で済ませば良いことだ。
 きっと、凌統に心配をかけさせないためだ。凌統が朔羅の傷を知ったら、勘の良い凌統のことだ、気づくかもしれない、と。だから、こっそり誰にも見つからない場所で傷の手当てをしていた。
「嘘をつかないでくれる?」
 凌統の声は、いつになく低い。
「…う、嘘じゃない…です。本当のこと、ですから…。すみません、私、野営地に戻ります」
 凌統の発するぴりぴりとした気に、いたたまれなくなった朔羅は、凌統にぺこりと頭を下げて歩を進めようとした。
 が。
 先刻まで、動かすこともできなかった足が悲鳴を上げた。ぐるり、と世界が回る。圧倒的に血が足りなかった。眩暈がする。踏みとどまろうとする足が、最早地面に向かっているのか、空に向かっているのかさえ、朔羅には判断できなかった。
 地面に当たる衝撃を覚悟した直後、背中をしっかりと支える腕があった。
「凌統様!?」
「ふらふらじゃないの」
「すみません。でも、少し休めば自分で…」
 歩ける、と続けるつもりだった。
 続けるはずの言葉は、凌統の苦渋に満ちた表情に、思わず飲み込んでしまう。あまり目にすることのない表情だった。部下達の前では常に余裕を持ってふるまい、いらぬ不安を抱かせないようにしてきた凌統には。
「…悪かった。不意打ちに気づかなかった、俺の責任」
「そんなっ!凌統様の所為じゃないです!私が勝手に飛び出して、上手くさばききれなかっただけで…!」
 要は、腕のいい朔羅でさえ、さばききれなかった手練だったってことだ。どうりで、俺も殺気に気づかなかったわけで。
 凌統は、言い募る朔羅をそのままひょいと肩に抱え上げた。
「りょっ…、凌統様!」
 慌てた朔羅をそのままに、凌統は歩み始めた。
「戻ろうか。これくらいは、させてくれない?」
 辛そうな声に、朔羅は抵抗をやめた。
 仕官する将を思う行動に応え、女性を抱くような抱え方はしない。凌統には、それが朔羅に対しての礼儀と思えていた。
 朔羅の重みが肩に心地良く、触れたところから朔羅の体の柔らかさとぬくもりが伝わってきて、凌統は再び深い自己嫌悪に陥っていった。


 その後、朔羅の傷が癒える頃、朔羅は武官から文官に異動させられた。
 凌統の、直接の指示だった。
「なぜですか!」
「『なぜ』もなにも。適材適所ってやつ」
 森の中での真剣な顔が嘘だったかのように、人を食った笑みをたたえている凌統の表情は動かない。
「私は、そんなに弱かったですか?私など、戦力にならないと!そういうことですか!?」
 いつになく怒気をはらみ食ってかかる朔羅に、凌統は涼しい顔をしたまま応える。
「ああ、なんだ。分かってるじゃないの。そう。あんたは弱い。だから、前線から外したわけ。他に理由が欲しいのかい?」
「…っ!」
 朔羅の表情が苦渋に歪んだ。少なからず、朔羅には凌統を守っている、守れるという自負があったはずだ。もちろん、それは自惚れではなくて、実力を伴っていたことであって、凌統の部隊の中で上から五本の指に入ることも公然の話であった。
 その朔羅を、部隊から外す。理由は、戦力にならないから。
 安易に矛盾した話だった。
 真っ直ぐに睨んだ先の凌統の表情が動かないことに気づき、朔羅は凌統がついていた机をドンと叩いて踵を返した。乱暴に開け閉めされた執務室の扉が、ガツンと大きな音をたてていく。
 意思は強いものの、普段穏やかな朔羅には、珍しい行動だった。
 朔羅の去っていった扉を見つめ、閉ざされたことに深いため息をつく。
「どっちが弱いんだか…」
 凌統は、独りごちた。
 本当に弱いのは、朔羅を認められない自分。朔羅を、女性の兵としてどう活かせばいいのか分からない自分。他の男の部下のように、傷ついても冷静でいられない自分。
 朔羅の怒りも、もっともだった。朔羅に非はない。
「悪いのは、全部俺だっつの…」
 先刻までの鉄面皮はどこへやら。沈んだ瞳で、凌統は窓の外を眺めた。外は、深く垂れ込める灰色の空から、ちらほらと雪が降り始めたところだった。


 それで諦めると思っていた凌統が甘かった。
 と、そういうことだったのだろう。
 凌統の指示のまま、文官となった朔羅は、ぱたぱたと走り回り、熱心に仕事をこなしていた。そこまでは良かった。が、そう甘くないのが朔羅という人物でもあった。
 文官の仕事も、楽ではない。朝早くから日が暮れるまで、明るいうちは竹簡とにらめっこする時間が続く。夜も、しばらくは灯りの元で政務をこなすが、さすがに暗い中ずっと目を酷使するわけにもいかず、しばらくすると自然と仕事が終わるかたちだった。
 いつも、そんなかたちで終わった仕事をまとめ、朔羅は自室へ急いだ。そして、素早く着替えると、武器を手に持ち、鍛錬場に立つ。
 朔羅を良く知っている者も、朔羅がいつ寝ているのか、正確に把握している者はいなかった。誰もが、気づくと朔羅があちこちを飛び回っているのしか見ていなかったからである。
 当然、そんな無茶はずっと続くわけもなく、降り積もった雪が暖かさに緩んだ空気で溶け出す頃、それは起こった。
 自然と追っていた姿が消えた。
 そんな状況に追い込んだのが自分とはいえ、気になって仕方がなかった凌統は、他の者に気づかれないように、いつも朔羅の姿を追っていた。日に日にやつれていく朔羅に、かける言葉さえ見失っていきそうだったとき。
「朔羅?」
 先刻までいたはずの鍛錬場から、朔羅の姿が忽然と消えていた。鍛錬場に響いていた朔羅の気合の声も、今は聞こえない。静まり返った闇が目の前に広がっているだけだ。小さな灯りが、ちらちらとゆれているのみで、むしろ月明かりを頼りにした方が明るいのではないか、というような月夜。
 鍛錬場を目を凝らして見ると、凌統はハッと息を飲んでソレに向かって走り出した。
「朔羅!」
 鍛錬場の端で、朔羅はうつ伏せに倒れていた。ゆっくりと、抱き起こす。
「…凌統…様…?」
 うつろな瞳が、焦点の定まらぬまま凌統を眺める。
「大丈夫か!?」
 心底心配した声に、朔羅は嬉しそうに微笑む。
「ハイ。大丈夫です。すみません、ご迷惑おかけして。すぐにまた鍛錬を始めますから」
 凌統に迷惑はかけられない。そう思ったのだろう。自力で起き上がろうと、凌統の胸を軽く押し、体を離そうとする。…だが、その力は悲しくなるほど弱かった。
「無理するなっつの」
「無理じゃないです。頑張って、強くなりますから。強かったら、こんなことでへこたれませんから。だから…」
 半分意識がとんだままの朔羅は、寝言のように言葉を連ねる。瞳に凌統を映しているというのに、凌統の言葉が届いているかは、はなはだ疑わしかった。
「だから、強くなったらまた、私を戦場に連れていってくださいね…。きっと、きっと凌統様を守り抜きますから…」
 泣きたくなった。
 こんな状況に陥れたのは自分なのに、自分を守るために諦めないと、凌統が遠い昔手放した一途な思いを見せ付けられた。自分の存在が卑小になった感覚が、喉に苦かった。
「朔羅…」
 そのまま気を失った朔羅を、腕の中にぎゅっと抱き込む。華奢な体は凌統の腕の中にすっぽりと埋まり、柔らかな感触が腕に伝わってくる。小さく、優しく、守りたくなる存在。
 そんな存在を戦場に連れていけない。何度目か分からない思いが募ってくる。
 どうすればいいのだろう。
 ぐるぐると巡る思いは、朔羅を抱く力を強めさせた。

「あれ?…私?」
 気づくと、朔羅は自分の部屋の寝台の上で寝ていた。いつの間に、部屋に戻ってきたというのだろう。
 なんだか、優しい夢を見た気がしたが、内容は判然としなかった。毎日重かった身体も、少し軽くなっている。夢のお陰かな、とぼんやり思った。
「うん、明日からも頑張ろう!」
 凌統の背中を追って戦場を駆けるのが好きだった。
 普段は皮肉っていて、決して本心を見せようとしない。軽口で外を固めて、人を安易に近づけさせないけれど、頼りがいのある背中は、部下が思っている以上に部下を思っていた。
 凌統は覚えていないかもしれない。けれど、何度死地を救ってもらったことか。
 だから、凌統が危険に陥ったのなら、凌統が救ってくれたこの命を差し出すのは当然なのだ。そのためには、凌統の傍にいなければならないのだ。
 強くなって、今度こそ凌統を守り抜く。
 朔羅は、拳を固め、決意を新たにした。


to be continued



凌統×エディット武将という名のオリジナルキャラ…。
凌統のお相手の女の子がいないからって…。
しかも、誰ですか、コレ的な…。
しかもしかも、長い…。


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