『モノトーンミュージアムSRS』用 TXT版キャラクターシート Ver.1.0 ──────────────────────────────────────── PL名:琉奈 ──────────────────────────────────────── キャラ名:ルーティ(ルーテリア・メリノ・シェルブラウ) 年齢:15歳 性別:女の子 種族:人間 職業:   出身地: 瞳の色:青 髪の色:金髪 肌の色:白  身長:小さめ ──────────────────────────────────────── 【経験点: 】 【演者レベル:3】【貴人:2】【術者:1】【  : 】 ──────────────────────────────────────── ◇能力値(基本値/能力ボーナス)       | 肉体: 8/2|知覚:10/3|意思:13/4| 感応:10/3|社会:18/6|縫製:12/4| ──────────────────────────────────────── ◇逸脱能力【剥離値:1】 逸脱名     タイミング 代償 効果 虚構現出 幸福の壁 ──────────────────────────────────────── ◇戦闘値表     ベース: クラス ┃未装備┃右武器:左武器:防具:アク:特技┃現在値 命中値┃ 2 :1: : ┃ 3 ┃−1 :   :■■:  :  ┃ 回避値┃ 3 :1: : ┃ 4 ┃   :   :  :  :  ┃ 術操値┃ 3 :1:2: ┃ 6 ┃■■■:■■■: 1:  :  ┃ 抵抗値┃ 3 :1:1: ┃ 5 ┃■■■:■■■:  :  :  ┃ 行動値┃ 6 : : : ┃ 6 ┃■■■:■■■:−1:  :  ┃ 耐久力┃ 9 :3:2: ┃14 ┃■■■:■■■:■■:  :  ┃ 精神力┃11 :6:4: ┃21 ┃■■■:■■■:■■:  :  ┃ 右攻撃┃■■■:1: : ┃ 1 ┃殴+1:■■■:■■:  :  ┃ 左攻撃┃■■■:1: : ┃ 1 ┃■■■:   :■■:  :  ┃              ┃斬防御┃   :   : 1:  :  ┃ ◇戦闘移動:  m    ┃刺防御┃   :   :  :  :  ┃ ◇全力移動:  m    ┃殴防御┃   :   :  :  :  ┃              ┃術防御┃   :   :  : 2:  ┃              ┃射程 ┃至近 :   :■■:  :  ┃ ──────────────────────────────────────── ◇特技 特技名     レベル 種別 タイミング 判定値 難易度 対象 射程 代償 備考 貴人のたしなみ  1   必 オートA   自動  なし 自身 なし 3M 社交家      1 鶴の一声     1 施しの剣     1 念術       1  必術 世界震撼     1   術 追い風の靴    1   術 時を凍らせる者  1   術 ──────────────────────────────────────── ◇所持品【常備化ポイント:70/0】【財産ポイント:  】 魔導石(術法杖相当)、術法衣、礼服、結界の守護石、雫石 ──────────────────────────────────────── ◇配役(喪失→□) 出自□:名家の生まれ【財力/購入判定+2】 境遇□:愛【愛の思い出/1演目に1回だけ、任意のタイミングで【MP】を1D6回復できる】 ◇パートナー 【     :  □】【     :  □】【     :  □】 ──────────────────────────────────────── ◇設定 ──それは、既に語られた御伽噺。 むかしむかし、あるところに美しい庭園のあるお城を持つ国がありました。 そして、そのお城には美しい庭園と並んで讃えられるお姫様がいました。 王様はそのかわいらしいお姫様にふさわしい相手をと、「道標はまだか」が口癖となるほどでした。 しかし、当のお姫様は真面目な庭師に恋をしていたのです。 それは道ならぬ恋。 道標なきまま生まれたその恋に、王様は烈火の如くお怒りになり、二人を引き離そうとします。 お姫様は嘆き悲しみますが、何もできぬままにお城の塔のひとつに閉じ込められてしまいます。 一方、庭師にもお姫様を想う気持ちが芽生えていました。 引き裂かれた二人の想い、それは世界に【歪み】を呼び、【ほつれ】を生み出しました。 庭師の前に現れた道標、それは「閉じ込められたお姫様を庭師は連れ出し、どこまでもどこまでも逃げてゆきました」 真面目で素直な庭師はその道標に従ってお姫様を連れ出してしまおうと考えます…それが、【歪み】によるものだと気付かずに。 見事にお姫様を塔から連れ出し、庭師はお姫様の手を取って美しい庭園の中を逃げ出します。 【ほつれ】はお城中に広がりました。 逃げる二人に、庭園の終わりは訪れません、どこまでも、どこまでも、二人は庭園の中を逃げ続けます。 そして、逃げる二人の背後で、全ては腐り、崩れ去っていくのでした。 それが【歪んだ】道標。 お城の外では、お城に入れなくなった以外には何の変化もありませんでした。 それからどれほどの月日が経ったでしょう? お城への出入りができなくなったその国はいつしか住む人もいなくなり、お城だけが残りました。 そのお城の中で、庭師とお姫様は逃げ続けます。 しかし、それに終わりを告げる者が現れました、裁縫士です。 通りがかった裁縫士たちは、お城を覆う【歪み】と【ほつれ】に気付き、なんとかお城に入り込みました。 そして裁縫士たちは逃げ続ける庭師とお姫様を見つけます。 庭師は、裁縫士たちを王様の放った追っ手だと思い込み、お姫様を守ろうとします。 その時、【歪み】は庭師に一気に流れ込みました。 みるみるうちに、庭師は異形へと化してゆきました。 裁縫士たちは、仕方なく庭師を討ち、お姫様を永遠の逃避行から助け出します。 討たれた庭師は、最後に残ったかすかな意識で、お姫様にこう告げました。 「どうか、あなたはこれ以上歪まないように」 それにお姫様はこう答えました。 「あなたを歪ませてしまったのはわたし、だから、わたしは歪みを直すことで贖罪としましょう」 そう、歪んだ道標から解放されたお姫様は、裁縫士たちと同じ存在、紡ぎ手になったのでした。 そして、お城から助け出されたお姫様の時間は、再び動き始めたのです。 めでたし、めでたし。