☆精霊使いについて
この世の様々な自然、その中に宿る精霊達と心を通わせ、その力を借りることのできる人
それが精霊使いと呼ばれる人達です
精霊使いの実力は生来の素質が重要な要素のようです
そして、精霊使いたちは友好精霊の性質に似た性格になる傾向があります
精霊使いは、ある程度の武器と防具が扱え、精霊の召喚と精霊の力を借りた精霊魔法が使えます
☆精霊について
精霊は自然の中の様々な物に宿る力、そういった力そのものなのです
拡大解釈すると、ファイヤッコやスノッコなども精霊に分類されるようです
ここでは分類として下位精霊、中位精霊、上位精霊の三つに分類します
下位精霊はどこにでもいる、はっきりとした自我を持たないものです
下記で精霊使いが召喚できるのはこの下位精霊のみです
姿は召喚した精霊使いそれぞれで、決まった姿というものはありません
中位精霊は下位精霊よりも強い力を持っていて、明確な意思も持っています
しかし、精霊使い以外の人間と接触をとることは滅多にありません
たいてい妖精族に似た姿であることが多いようです
彼らが出てくるのは、たいてい大事件が起った時などで、助けを求められるかもしれません
ただし、彼らを怒らせるような事があった場合、敵となることもあります
上位精霊は精霊王とも呼ばれ、神と同程度の力を持っていて、一部では神として崇めている所もあるそうです
☆精霊魔法について
精霊魔法とは、精霊達の力を借りた魔法です
そのため、力を借りる精霊のいない場所では使えません
例えば、どこにも火のついていない場所では火の精霊魔法は使えませんし
水の無い、砂漠のド真中では水の精霊魔法は使えません
その場合、なにも無い所から精霊を召喚する事で使えるようになります
精霊の召喚については後述を参照してください
☆精霊魔法の習得
他の魔法の習得と基本的には同じですが、能力値は知力ではなく、感覚を使います
まずキャラクター作成時に友好精霊を決めてください(地水火風森光闇の中から選択)
友好精霊の精霊魔法の習得には『習得値に−2のボーナス』が与えられます
ちなみに、友好精霊以外の精霊魔法も覚えることはできます、ただし、習得値は基本のままです
精霊魔法の習得は基本的にキャラクター作成時とレベルアップ時にしか行えません
そして、回数にも制限があります
まず、キャラクター作成時に4回
各レベルアップ時は新しいレベルの半分(端数切り捨て)に1を足した回数だけ習得にチャレンジできます
習得に失敗した場合も1回分となりますが、0レベル呪文は回数には数えません
ちなみに、習得料はありません(精霊に教えてもらうのです)
注:ここには地水火風森光闇の7つの属性しかありません
原作で出てきたような「沼の精霊」などといったものを使いたい人は、呪文の名前を変えるなどして対応して下さい
例:目潰し>泥飛礫
☆武器、防具について
精霊使いは以下の武器、防具を装備する事ができます
武器:スタッフ、ダガー、鍬、棍棒、レイピア、ショートソード、メイス、トライデント、ボウ、クロスボウ、パチンコ
防具:ローブ、レザージャケット、レザーアーマー、竹アーマー、チェインメイル、ブレストプレート
ただし、ブレストプレートについては重ね着ができないという制限があります
☆精霊の召喚
精霊使いは自分の友好精霊をどこででも召喚する事ができます
ただし、召喚できるのは一体のみです
そして、召喚された場所が、本来その精霊が存在できない場所である場合、戦闘中なら戦闘終了時に
非戦闘時なら2分後にその精霊は消えてしまいます
精霊の召喚には1ラウンド(約10秒)かかり、『召喚する精霊のレベルの2倍+2点』のMPを消費します
命中値は『術者の感覚の能力値−呼び出す精霊のレベルの半分(端数切り上げ)』です
成功の難易度は状況に応じてGMが決定して下さい
難易度の基準としてはこんなものがあります
『そのものは無いが、その力が強い環境:〜10(例=森の中で水の精霊を召喚する)』
『そのものは滅多に無いが、それほどかけ離れていない環境:〜13〜(例=草原で水の精霊を召喚する)』
『その力から、ものすごくかけ離れた環境:16〜(例=砂漠で水の精霊を召喚する)』
召喚する事のできる精霊のレベルの最大は『現在の自分のレベル』までの精霊です
精霊を召喚することで、本来その精霊がいない場所でもその精霊の精霊魔法が使えるようになるだけでなく
モンスターと戦ってもらうこともできます
ただし、0レベルの精霊は戦う事はできません
☆魔法レベルの強化[選択ルール]
魔法のレベルを上げる方法です
これは限定的な魔法作成ルールとなっております
精霊魔法に限らず、魔術師魔法や僧侶魔法にも適用可能です
レベルを上げる場合、その呪文を最低レベル(ファイアー1など)で覚えている事が前提条件となります
そして、1レベル上げる場合に限り、習得値は基となるレベルの習得値を使用することができます
消費MPと命中値は、強化したレベルのものを使用します
消費MP算出公式は[レベル×2+2(魔術師、僧侶魔法は+1)]、命中値は[レベル×3+1]です
攻撃系、回復系の二つはその際に効果の強化ができます
攻撃系の呪文の場合、1レベルの上昇によって1D6ダメージの追加、魔力の半分ダメージの追加、複数対象化の三つを追加
することができます(複数対象:『1+[現在のレベルの1/3]体の敵に対して〜』と書かれた魔法です)
回復系は、攻撃系の二種と同じ内容の回復と複数対象に加えて、毒、マヒ、眠り、混乱の中のいずれか一種類の回復
2レベル費やす事で『毒、マヒ、眠り、混乱のいずれかを回復』を加える事ができます
この中から選んで下さい
防御系や状態変化系は基本的には強化はできません
しかし、GMがよいのであれば、『ダメージを1/2から1/3にする』『効果時間の延長』などの強化も可能でしょう
その場合、命中値の上昇は無しとするのが良いと思われます
☆精霊のデータ
召喚された時の精霊のデータです
属性に関係無く共通ですが、魔法は同じ属性のものしか使えません
0レベルの精霊は実体が無いので能力値はありません
1レベル精霊(消費MP:4)
HP | 5 | MP | 6 | ||||
体力 | 2 | 器用 | 2 | 命中 | 2 | 追D | 1 |
敏捷 | 3 | 知力 | 0 | 回避 | 10 | 防御 | 0 |
感覚 | 2 | 魔力 | 3 | 魔回 | 6 | 罠回 | 5 |
ダメージ | 2D6−4 |
2レベル精霊(消費MP:6)
HP | 10 | MP | 10 | ||||
体力 | 4 | 器用 | 3 | 命中 | 3 | 追D | 1 |
敏捷 | 4 | 知力 | 0 | 回避 | 11 | 防御 | 1 |
感覚 | 2 | 魔力 | 5 | 魔回 | 9 | 罠回 | 6 |
ダメージ | 2D6−2 | ||||||
1レベルまでの精霊魔法が使える |
3レベル精霊(消費MP:8)
HP | 13 | MP | 12 | ||||
体力 | 5 | 器用 | 3 | 命中 | 3 | 追D | 1 |
敏捷 | 4 | 知力 | 0 | 回避 | 11 | 防御 | 1 |
感覚 | 3 | 魔力 | 6 | 魔回 | 10 | 罠回 | 7 |
ダメージ | 2D6−2 | ||||||
1レベルまでの精霊魔法が使える |
4レベル精霊(消費MP:10)
HP | 16 | MP | 12 | ||||
体力 | 6 | 器用 | 5 | 命中 | 5 | 追D | 2 |
敏捷 | 4 | 知力 | 0 | 回避 | 11 | 防御 | 1 |
感覚 | 4 | 魔力 | 6 | 魔回 | 10 | 罠回 | 8 |
ダメージ | 2D6−2 | ||||||
1レベルまでの精霊魔法が使える |
5レベル精霊(消費MP:12)
HP | 17 | MP | 14 | ||||
体力 | 6 | 器用 | 5 | 命中 | 5 | 追D | 3 |
敏捷 | 5 | 知力 | 0 | 回避 | 12 | 防御 | 2 |
感覚 | 4 | 魔力 | 7 | 魔回 | 12 | 罠回 | 9 |
ダメージ | 2D6−1 | ||||||
2レベルまでの精霊魔法が使える |