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第28話 納得しました |
扉絵 | ![]() |
掲載誌 | ビッグコミック・スピリッツ 1982年4月15日号 1982年3月30日(火)発売<定価200円> |
掲載頁 | P.75〜94(全20頁、うち4頁2色刷り、16頁墨1色<紙:ピンク色>) |
収録単行本 | スピリッツコミックス・第3集−Part.7 ワイド版・第2集−Part.12 小学館文庫版・第2集−Part.12 総集編・第2集−Part.28 |
<解説>
初出の2色刷りと単行本とでは、大分印象が異なるコマがある。2ページめのメガネをとって涙をぬぐってる響子の父のアップのコマの背景は、初出では赤だったが、スピリッツコミックスと文庫版では、ほとんどまっ黒で、髪の毛との境界が判別できない。単行本の中では、3ページ目のお祭りの写真で響子が着ている浴衣の柄なども含めて、ワイド版がいちばん初出の雰囲気を再現している。
3ページ目の「写真か……」と心でつぶやく響子の母のアップのコマも背景は赤で、こちらの方は文庫版でもかろうじてその雰囲気がわかる。が、スピリッツコミックスではやはりまっ黒で、髪の毛との境界が判別不能である。
また、次回予告が実際の内容とは異なっている。「惣一郎の墓に詣でた響子の前に意外な人が…!!」となっていのだが、実際には意外な人といえる人物は現れていない。この時点では、誰が現れるという設定になっていたのか?非常に興味深い…。(サブタイトルも「私は負けない」と「!!」が抜けている。)
<関連記事等>
単行本『めぞん一刻』第1集「サクラサクカ!?」のおしらせが掲載されている。デザインは前号と同じだが、前号では「いよいよ3月末発売!」となっていたのが、「大絶賛発売中!」に変わっている。
「SPIRITS FAN」のコーナーには、「めぞん一刻の単行本を早く!!」という読者投稿が掲載されている。友人のために古本屋でスピリッツのバックナンバーを探したら、すでに400円とプレミアがついていてビックリ。創刊号以外の前半部を捨ててしまったのを後悔するとともに、コミックスの発売はまだかと尋ねる内容。