飛鳥杏華の気まぐれモノローグ

<1998年>

9月8日(火)

 メーリングリストに加入したら、メールボックスが爆発…。孤独感からは解放されたものの、こんどは収拾がつかなくなってしまった。読むのも追いつかないから、いまだに書き込めず…。明るい5号室も少しずつ訪問者が増えて…。(忙)

 2日、「犬夜叉」の惨劇だが、ある程度は予想していた。琥珀はかわいそうなことになるだろうなと思っていたし、珊瑚も少なからず傷を負うだろうなと…。まさか、埋められてしまうとは思わなかっから一瞬あせったが、「死んでたまるか」とはい出てきて、まずは予想に近い結果となった。

 前回、いちばん怪しいがドンデン返しがあるかもしれないと書いた美形の若様だが、これも一応、ドンデン返しと言える展開があった。しかし、それがあったことで逆に怪しくなってきたと言える。あれは、周囲の信用を得るためのパフォーマンスだったのではないかなと…。

 琥珀を操っていたのが蜘蛛である点から、奈落との関係が当然浮上する。犬夜叉にヒヒの毛皮をはがれたとき、奈落が変化しようとしていた人物と若様は髪型が何となく似ている。(その辺が、私にはわざとらしく思えて、前回はいちばん怪しく見えて実は違うんじゃないかと思ったわけなのだが…。)

 この若様が奈落であるとするならば、妖怪に乗っ取られた殿様のために退治屋の精鋭たちが皆殺しに遭うという事件を演出したもと考えられよう。奈落は、前に手に入れていた四魂のかけらを失っている。退治屋の精鋭たちをおびき出して殺し、守りが手薄になった里を低級妖怪どもに襲わせて、四魂のかけらを手に入れようという算段だとすれば納得がいく。

 だが、里には犬夜叉たちが向かっているから、若様が奈落だったとして、その思惑どおりに事がすすまない可能性はある。しかし、あれだけのおびただしい数の妖怪だ。1匹1匹は低級だとしても、非常に厄介と言える。1振りで100匹の妖怪をなぎ倒す鉄砕牙と弥勒の風穴である程度は防げるだろうが、防ぎきれる保証はない。だいいち、間に合うかどうかさえわからない…。

 そこでポイントとなるのが、あの珊瑚の飼い猫(?)の雲母(きらら)ではないかと思うのだ。これはあくまで想像だが、前回書いたように雲母(きらら)はポケモン(やはりピカチュウあたり)を意識したキャラのように思える。しっぽが2本というのは、妖怪だということの伏線で、この雲母(きらら)が強大な力を発揮するのではないかと…。

 希望としては珊瑚に生き残ってもらって、何らかのかたちで犬夜叉たち一行のと関わっていって欲しいと思うのだが、逆に大蜘蛛や大百足程度の妖怪ばかりを相手にしてきたという経験と力量を考えると、ちょっとつらいものがあるかもしれない。もし、一行と行動をともにするようになるとすれば、むしろ雲母(きらら)の方かもしれないと考えたりもするのだが、さて、どうなることやら…?(大はずれだったら、笑ってごまかそう。笑)

 3日、少しずつ新たな交流が実を結びはじめている。一時期の孤独感からも解放された。これだけ元気なるーみっくファンの姿が見られれば、それだけでも充分だ。若干、従来のファンとは性質が異なるような気もするが、それはそれ、時代の流れというものだろう。(なんか、てきとーな結論だな。笑)

 さて、そろそろ一刻会会報の原稿を書かないとならない。だが、なかなかうまく文章がまとまらない。書いていて、だんだんと焦点がズレていってしまう。自分が何を書きたいのか、自分でわからなくなってしまっている。「小学館 コミックジャングル展」レポートも書かなければならないし、久しぶりに表紙用イラストも描きたい。もちろん、絵柄は珊瑚だ。(笑) うーむ、もう少し早く始めればよかったな。(…って、こればっかり。笑)

 4日、だんだん明るい5号室にも訪問者が増えてきて、対応もそれなりに時間がかかるようになってきた。「うる星やつら・週刊少年サンデー表紙展示室」は、結構喜んでもらえてるようだ。引用のかたちになっていないので、もちろん常設にはできないし、2週間限定でもヒヤヒヤしながらの展示だったりする。(汗) まあ、クレームが来たらやめればいいのだが…。

 一刻会会報の原稿は、やはり進まない。1度は書き上げたが、床についた途端にあそこの流れがよくないとか頭に浮かんでしまう。前半部と後半部の内容がうまく結びついていないのだ。1ページという制約の中で書くと、どうしても省略が多くなるから、こういうことはよくあるのだが、それにしてもよくない。漫画ばっかり描いてるうちに、文章力が低下してしまったのだろうか? こういう雑談なら、いくらでも書けるのだが…。(苦笑)

 5日、午前中に一刻会会報の原稿を直して、午後には散髪とお宝探しに出かけようと思ったのだが、そう甘くはなかった。結局、散髪に出かけられたのは15時頃…。お宝探しは断念した。でもまあ、さっぱりしてよかった。(そのくらい、うっとーしかったのだ。笑)

 さて、夕方からは一刻会会報のもう1つの原稿、「小学館コミックジャングル展」レポートに取りかかる。こちらの方はすらすらと進んだ。デジカメもフル活用だ。いままでの環境だったら、ワインを画像で紹介することはできなかった。まさか、ワインのボトルをスキャナーで取り込むなんておバカなまねはできないし…。(やってみると面白いかもしれないが…。笑)

 そして、夜からは表紙用イラストとして珊瑚のイラストを描きはじめる。ちょっと間に合わないかなとも思ったのだが、描きたいんだからまあいいやというノリではじめた。やはり、初挑戦だけあってやや苦戦した。午前5時までかかって、ベタの途中までというところだった。でも、この分ならちょっと編集会に遅刻すれば間に合うなと思ったので、そこまでで寝ることにした。が、ちょっと甘かったかも…。(汗)

 6日、9時に起床してイラストの続きを描く…。1時間程度の遅刻で済むだろうと思っていたのだが、結構、トーンに悩んでしまって2時間半遅れの14時出発となってしまった。(汗) うーむ、これはかなりやばい。

 いや、編集会自体は私がいなくても進むのだ。問題は、あまり遅れると表紙が他のイラストに決まってしまうという点だ。せっかくの苦労が報われなくなってしまう。時期的にみて、珊瑚を出すなら今なのだ。もしこの先、あっさり死んでしまったりしたら洒落にならないし…。(汗)

 しかし、悪い予感は的中してしまった。到着したときには、すでに表紙イラストは決まっていたのだ。ここんとこ毎度、表紙に使えるイラストがなくて困ったりしていたから大丈夫だろうと思っていたのだが、こういうときにかぎって他に候補が出てくる。しかも、「祝・90号」と書き込まれてしまっては、対抗する術がない。(汗) せっかく描いたのに…。(しくしくしく…。涙)

 編集会は20時過ぎに終わった。今回は、月刊化してから初の36ページだ。一時的かもしれないが、原稿が増えた。一刻会の方も、この調子で盛り上がりを取り戻してくれるといいのだが…。(徐々に新しい人も入ってきているから、期待してみよう。)

 7日、通販の発送準備を行う予定だったのだが、つい気まぐれにチャットなどはじめてしまったら、22時を過ぎてしまった。発送準備のあと、ここの更新作業も少しは手をつけておこうと思ったのだが…。(ああ、集中力が散漫だなー。汗) とりあえず発送準備だけはしたけれど…。

 8日、ここの更新作業だ。収拾がつかなくなっているメールも整理して、返事が必要なものは、早急に出さねばなるまい。MLへの参加はそれからだ。「めぞん一刻・原作初出掲載時資料室」もそろそろ追加しなければと思う。どーでもいいようなコーナーだが、「飛鳥の同人物語」もそろそろ中学生編あたりに入りたいところだ。

 このように元気が出てくると、やりたいことが目白押しになってしまうから始末が悪い。もっと、コンスタントにできればいいのにといつも思うのだが、やっぱりダメだ。(汗) 恐らく、一生なおらないだろーな。(笑)

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