飛鳥杏華の気まぐれモノローグ

<1998年>

5月19日(火)

 どうもいけない。精神レベルが日本経済のように低迷を続けている。執筆を開始するはずの土日も、結局、スイッチが入らずじまい…。とりあえず、めぞん一刻・原作初出掲載時資料室の更新データはできたが、このままではマイナス成長も…。(汗)

 13日、「犬夜叉」は奈落との最初のシリーズを終えた。ここで決着がつくとは思っていなかったし、(個人的希望として)ついてもらっちゃ困ると思っていたので、奈落が逃げたのはよしとしよう。「犬夜叉」が長く続くためにも、奈落にはぜひ生き延びてほしいのだ。応援するぜ!(こらこら。笑)

 それはそうと、かごめに対してそばにいて欲しいという犬夜叉意志表示は、もう告白も同然だ。そこまでやってしまって、この先どうするんだと思ったのだが、引き続いて桔梗が出てきたことで、なるほどとも思った。

 つまり、犬夜叉とかごめの関係が出来上がってしまえばしまうほど、桔梗と犬夜叉が再会したときの問題が大きくなるわけだ。犬夜叉は桔梗が再び死んだと思っているから、「桔梗のことは忘れちゃいけねえ…」としながらも、今はかごめだけに想いを注ぐことができる。しかし、桔梗と再会したらどうなるのだろう? 犬夜叉がかごめに強い想いを抱くことが、桔梗の魂を鎮めるための障害ともなりえるわけだ。犬夜叉をめぐって、桔梗とかごめの女の闘いという流れにはならないと思うが…。(汗)

 そして今回、なるほどと思ったのが弥勒の位置づけだ。あっさりと謝って逃げた狼野干に、追い討ちをかけようとした犬夜叉を制止した弥勒…。以前、雷獣兄弟のシリーズのあとに、相手が妖怪だからって、すべて殺してしまうというのはひどすぎるという声が上がったことがあった。それとの関係は定かでないが、犬夜叉に必要以上の殺生をさせないよう歯止めをかける役目を弥勒に与えたのだと見ることができよう。

 さらに、シリーズが1話の途中で途切れ、次のシリーズのプロローグが入るという今回の構成…。紅達のシリーズの始まりもそうだったが、これは1話完結や短期シリーズできっちりストーリーが切れいてた「うる星」や「らんま」のときにはできなかったパターンだ。一見、中途半端だが、次回への期待を巧みに引き出すにくい構成と言える。ある意味でずるいやり方だが…。(笑)

 さて、この日はめぞん一刻・原作初出掲載時資料室のために扉絵を5話分取り込んだ。前にも書いたが、この扉絵の取り込みは結構丁寧かつ危険を冒しながらやっている。というのは、雑誌のままスキャナーにかけると、どうしても「のど」(綴じ目)の方に影ができてしまうし、歪みが出てしまうから、わざわざスピリッツを一旦バラしてから取り込み、再び綴じ直しているのだ。

 綴じ直すとはいえ、多少は傷む。何もそこまでしなくてもと思うかもしれないが、そこが自己満足の権化たる飛鳥杏華の真骨頂だ。(笑) 喜んでもらうためには、多少の損は省みない。ただのバカかもしれないが…。(汗)

 14日、前の週に届いた手紙の返事をまだ書き続けている。なんか精神レベルが低調で進まないのだ。書きたいことは山ほどあるのだが、それを簡潔にまとめられないから、途中で行き詰まってしまう。めぞん一刻・原作初出掲載時資料室の扉絵取り込み2話分と並行作業だったが、この日もほとんど進まなかった。うーっ、なんかすごく申し訳ない気持ち…。(汗)

 15日、めぞん一刻・原作初出掲載時資料室の扉絵取り込み(第33話〜第43話分)を終えた。予定では楽勝だったのだが、途中で電話がかかってきて、予想外のロスをしてしまったため、午前2時近くまでかかってしまったが…。

 手紙の返事の方も、とりあえずは原文ができた。あとは清書するだけだ。そいつが最大の問題なのだが…。(汗) 飛鳥は、手書きの手紙が苦手だ。字も下手だし、書いてるそばから文章を直したくなってしまうたちなので、ワープロの方が向いているのだ。ただ、毎度手書きで、絵まで一生懸命描いてきてくれている相手に対してワープロ文書というのは、さすがに気がひけてしまう。苦手でも、時間がかかっても、ここはなんとか手書きで応えたいと思う。(ただのかっこつけかもしれないが…。笑)

 16日、この日から漫画の執筆に入る予定だったのだが、どうも取りかかる気力が起きない。めぞん一刻・原作初出掲載時資料室のデータ作成は平日にやって、公開は26日の予定にしていたのだが、こちらの方がスムーズに入っていけそうだったので、予定を繰り上げて取りかかった。

 昼食までに2話分を作ったところで、散髪のために外出する。そのついでに久々にお宝あさりに神保町から渋谷へと足をのばした。この日の戦利品は「うる星やつら」のカラーの回が収録された週刊少年サンデー数冊程度だったが、まあまずまずだろう。

 帰宅後、めぞん一刻・原作初出掲載時資料室のデータを4話分ほど仕上げる。なんだかんだで、午前2時半くらいまでかかってしまった。が、それなりにこの作業に集中できた証拠だろう。ほかのことにももっと集中できるといいんだが…。(汗)

 17日、ここまできたら仕上げてしまいたいということで、めぞん一刻・原作初出掲載時資料室のデータを仕上げた。それでも、日中はサッカーの試合などを見ながらのんびり…。せっかくの休日に体が休まらないのでは洒落にならないし…などと、都合のいい理由をつけながら事を先送りするのは、最近身についた悪い癖かも…。(汗)

 その他にも若干、ホームページの更新用データに手を加えて、とりあえずこの日は終わりにした。しかし、いったいいつになったら、描く気が起きるんだろう? このままでは、落ちる確率が非常に高い…。始めてしまえば、乗っていけるんだろうが…。(汗)

 18日、「犬夜叉」第6巻の発売日だが、すでに15日に購入済みだった。とりあえず、翌日が代休なので、やるべきことを整理した。遅れている手紙の返事は最優先だ。ここの更新ももちろんだが、それはいつもの時間にやればいい。できれば執筆だ…。

 多分、執筆そのものには入れないだろうが、ネタの整理をして、何と何を描くかという方針くらいは決めておきたい。この調子では、「蜘蛛の糸」のような長い作品は無理だろう。その分、数で勝負したいところだ。ぐわんばらねば…。

 19日、とりあえず手紙を書き、ネタを整理をした。漫画のネタの方は、これからも随時浮かんでくるだろうから、変更や追加もあるが、まずは一段落というところだ。しかし、ひととおり終わると猛烈な睡魔に襲われ、16時から18時まで寝た。どうしても午後のこのあたりの時間に激しい睡魔に見舞われる。もしかすると体内時計が狂っていて、時差ボケ状態に近いのかもしれない。かなり慢性的になっているが…。(汗)

 夜はここの更新作業だ。ここのところ、火曜日にかぎって帰りが遅くなったりして更新作業がきつく、大した更新ができなかったが、今回は余裕だ。別に火曜日に更新する必要はないのだろうが、「犬夜叉」の感想がまだサンデーを買ってない人にとってネタばらしにならないようにするためには、この火曜日の夜というのが最適なのだ。

 別に、いつのまにか火曜日で定着してしまっから、惰性でそうしているというような安易な理由では…。(ごにょごにょ…。汗)

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