飛鳥杏華の気まぐれモノローグ

<1997年>

10月21日(火)

遊びの山を越えたら、今度は仕事の山…。何かと疲れが出てきたところに風邪ひいてダウン…。大事な休日を棒に振ってしまった飛鳥…。まだ、1ページも描いてない漫画はどうなる?(汗)

15日、「犬夜叉」は、ついに過去における桔梗との関係の秘密について触れる話となった。いずれは出てくると誰もが予想していた話だが、思ったより早いというのが一致した感覚のようだ。このペースだと、連載はそう長く続かないのではないかという危惧ももまた浮上してきた。

うーむ、「らんま」や「うる星」ほど長くなくてもかまわないのだが、あんまり短いのもちょっとという気がする。何とも気がかりだ。ストーリーとしては、非常に楽しみなシリーズとなりそうなのだが…。(汗)

16日、前夜が飲み会だったこともあって、ちときつい1日だった。年齢的にも体型的にも心配な健康診断がこの日だ。いつ死刑宣告されるかわからないだけに、毎年ビクビクもんなのだ。

まあ、血液中の中性脂肪だとか、尿酸値が高いのは太ってるから毎度のこと…。ほんとは、そんな割り切っちゃいけないんだけどね。(汗)でもまあ、尿検査も血圧も心電図も異常なしで、なんとか今年も同人活動が続けられることになったし、とりあえずはめでたしめでたし…。(笑)

17日、1日早いが「犬夜叉」の単行本第3巻を買った。地元の書店は、あまり数仕入れてないのだろうか?それとも、もうそんなに売れたのか?私が買ったとき、もう2冊しか残っていなかった。

翌日のぞいたら3冊あったから、補充はしたけれども、またそこまで売れたってことなんだろう。しかし、既刊の方は第1巻が1冊だけで、あまり補充されたのを見たことがない。どう判断したらいいのだろう、この状況は…?

そういえば、先日創刊された某雑誌に今いちばんつまらない漫画(雑誌)というようなコーナーがあって、ちょっと心配になったものだから立ち読みしてしまった。結果として、「犬夜叉」のことは何も書かれていなかった。面白い方にもなければ、つまらない方にも入っていない。後者についてはホッとしたが、なんか複雑だ。要するにどーでもいいという評価なのだろうか?(汗)

いろいろなところでチラチラと意見を読んでみると、やはり積極的に面白いと評価する声はほとんど見当たらない。思っていたよりは面白いという声はいくつかあるのだが…。まだ、作品の本質がつかめないというのが実態だろうか?そういう私も、しっかりとはつかめないでいる。高橋先生が何を描きたいのか、どうもはっきりと見えてこないのだ。

ただ、なんとなく浮き上がってきたのが、「犬夜叉は、るーみっく版・犬神明ではないだろうか?」ということだ。以前から、高橋先生はいずれ願望として「ウルフガイ」の変形のような作品を描きたいと語っていた。土俵際まで追い込まれながら、それでも何とか生き延びて行く…。そんなヒーロー像に憧れを抱いていたようなところがあった。

そういうパターンは実は乱馬にも見られるわけだが、「らんま」の場合は作品全体がコメディなだけに、とても「ウルフガイ」の変形には見えなかった。しかし、犬夜叉と乱馬がなんとなく似てると感じるのも、その根底に犬神明という共通したヒーロー像が存在しているからなのではないだろうか?そんなふうにも思えてきたのだ。

そう考えて、改めて「犬夜叉」の第1巻など読み返してみると、妙に突っぱってる犬夜叉が、なんとなくヤングウルフに見えてきてしかたがない。(笑)高橋先生は、もしかしたら犬神明のようなヒーローの活躍する作品を描きたいのではないだろうか?だから、他の何者でもなく、「犬」夜叉だったのではないだろうかなんて…。(妄想は尽きない…。笑)

18日、土曜日だが出勤した。仕事の方がどうもスムーズに進まないので、たった1人で休日出勤だ。しかし、結構こいつがやりやすい。自分の机に縛られないし、上司が見ているわけじゃないから、少々だらしない格好をしても平気だらかだ。

システムの開発というのは、時として頭の中が混乱して整理がつかなくなることがある仕事だ。そういうときに、思いっきり「だーっ、わかんねー!」と投げ出して、ひっくり返りたくなったりすることがあるのだが、周囲の目があるとそうも行かない。どんどん内にこもって行ってしまうのだ。

しかし、自分1人だから何をやってもかまわない。それこそ、混乱したら徹夜用の仮眠室の畳の上でごろごろすることだってできる。そうしてリラックスしているうちに全体が見えてきたりするのだ。普段もこういうことができればいいのだが、やったら周囲はどういう目で見るだろう?傍目には、さぼってるようにしか見えないだろうなぁ…。(汗)

19日、実は前の週から風邪気味でのどが痛かったのだが、とうとうきた…。朝食後、熱を測ってみたら、37.3度…。この日からは漫画の執筆にかかる予定だったのだが、熱が出ては集中力が出せない。朝の状態なら、無理できないこともなかったが、とりあえず薬を飲んで寝ることにした。

と、14時頃目覚めたら、布団にくっきり人のかたちがつくほどの大汗…。とりあえず、熱は下がった。いつになく早い発汗だった…。おかげで、夜にはなんとか絵コンテの手直しが少しできた。

20日、とりあえず大事をとって休んだ。もともと、残っていた代休の日だったのだが、仕事が忙しいのでどうしようか迷っていたのだ。が、翌日が外注への仕様提出なだけに、ここで無理して翌日休んだのでは、土曜日に出勤して仕様書を仕上げた意味がなくなる。予定どおりの代休取得となった。

実際、具合も前夜に比べてよくなかった。熱はないのだが、頭だけ違和感があって、平衡感覚が変な状態なのだ。午前中は薬を飲んで睡眠をとった。午後からは、翌日に備えて体を起こしておこうと思ったのだが、やっぱりどうもおかしい。夕食では、極度に食欲が落ちて、半分近く残してしまった。(汗)

しかし、翌日は休めない。とにかく、仕様書の説明だけでもしないと…。ところが、午前中寝てたために、夜になってもなかなか寝つけず、最悪の朝を向かえることになってしまった。(汗)

21日、とりあえず、朝はなんとかまともだった。睡眠不足なのだが、明け方に面白い夢を見たので、なぜかそんなにきついという感覚はなかった。久しぶりに「うる星やつら」の夢を見たのだ。かなりハチャメチャな展開で、どこがどうだったかはっきりとは思い出せないのだが、とにかく面白かった。(おいおい。笑)

しかし、仕事を始めると途端にまた状態が悪くなる。午前中はなんとか持ったが、午後に入るとクラクラとしてくる。仕様書の説明は15時半からだ。なんとかしたかったが、14時過ぎには資料のコピー中にめまいがしてへたってしまう。

チーフに少し仮眠室で休むように言われ、1時間ほど横になる。おかげで、予定の時刻にはなんとか説明に出られたが、頭はぼーっとしたままで、何を質問され、何と答えたのか覚えていない。もっとも、脇で聞いていた相棒が特に何も言わなかったので、妙なことにはなってないようだ…。(汗)

さて、帰宅して…、ここの更新などやってる場合ではないのだが、なぜかやってしまう。(笑) ほかにも、ちょろちょろと手直しした。そのうち、全面的にイメージを変えたいと思っている。ちょっと壁紙が暗いものが多いので、もっと明るい雰囲気にしようかと思っているのだ。

そのうちといっても、いつになるかわからないのだが…。(おいおい。汗)

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