飛鳥杏華の気まぐれモノローグ

<2002年>

5月28日(火)

 いよいよ近づくサッカーW杯。しばらくは、るーみっくよりサッカーモードに入りそう。興味のない人は、読みとばしてもらってかまわないかも…。(笑) そんな調子になってる報いか、夏コミに落選。初めての冬夏連続落選にへこむ…。でも、どっちにしても新刊が作れる状況でないし、これはこれで体を休めるために神様が与えてくれたものかも…。(そう思っておこう。苦笑)

 22日、この日はまたサッカー情報収集で、大したこともなく平穏に過ごした。な〜んか、と〜っても平和だな。こんな平穏な日々を過ごしてていいものだろうか? まあ、腰痛との戦いはあるが、それは自然治癒に任せるだけだから、特に何かの期限に追われているわけではない。例年が例年だけに、こんな生活をしているとかえってうしろめたさを感じてしまう。困ったもんだな…。(苦笑)

 23日、この日もスケジュール的には平穏そのものだった。が、精神的にはサッカーW杯に向けてどんどん盛り上がってきていて、少しでも新しい情報が欲しくてたまらない。とはいえ、更新の早いサイトでも、そうそう新しいニュースは入ってこないから、ちょっと欲求不満に陥る。そこまでくると、ガセネタでもギャグでも何でもいいという気持ちになってきて、過激な議論やネタが飛び交っている掲示板サイトなどについ足を踏み入れてしまう。(汗)

 あまり差別的な発言の多いスレは嫌いだが、ギャグを飛ばし合っているスレ(例えば、「こんなW杯は嫌だ!」とかいうような…)には、つい書き込んでしまう。私の同人漫画も、基本は「実際にあったら嫌だな!」シリーズなので、こういうネタは好きだし、得意だったりする。結構いいストレス解消になるな…。(ああいう場所の過激な議論や差別発言も、結局はそれでストレス解消してるのかもね。苦笑)

 24日、W杯本番前最後のテストマッチであるスウェーデン戦を翌日に控えて、もうそわそわ…。心ここにあらずだ。テストマッチでこれだから、本番に入ったらどうなるのだろう? 私はスタジアムまで応援には行かない。冷静に戦術やプレーを楽しみたい方なので、あまり熱狂の中に身を置きたくないのだ。スタジアムでは浮いてしまうに違いないから…。(苦笑)

 もっとも、自分は自分だという強い意志を持って行けばいいのだろうが、どうしても性格的に周囲を気にしてしまう。スタジアムに行くなら、せめてレプリカユニフォームくらいは買って着ていかないと浮くだろうし、一緒に歌ったり、叫んだり、ウェーブに参加したりしなければ肩身が狭い。そういう熱狂を楽しみたい人たちが、どんどんスタジアムに行けばいい。私のようなのがチケットとったら申し訳ないもんな…。(などと、言い訳してみたりして…。笑)

 25日、帰宅後、TVでサッカー観戦だ。ノルウェー戦に比べれば、かなりよくなってきたが、どうもすっきりしないまま終わってしまった。結果は1−1の引き分けだが、前半にはまた課題のDFライン統率の裏を突かれて失点したし、後半は流れがよくなったものの、得点は相手のオウンゴールの1点だけだ。決定力不足は依然として解消されていない。4年前のようなことにはなって欲しくないんだけどなぁ…。(汗)

 そもそも先発のフォーメーションにも疑問がある。左サイドの先発が服部で右サイドに小野というのが解せない。小野と三都主を併用する攻撃的なフォーメーションのために小野の右サイドというのは、これまでもよく言われてきたことだが、これまで試したことがなかった。それが、この直前になってのテスト(?)だ。かえって混乱するのではないだろうか? 実際、この日の小野はよくなかった。守備に追われてまったく攻撃に絡めなかった。つまらない凡ミスも多かったし…。

 服部は、どちらかといえば守備型だ。リードしてそのまま逃げきるか引き分けに持ち込む場合、後半途中から投入するのはわかるが、先発というのはどうなのだろう? 対戦相手がいずれも右サイドからの突破を得意とするチームだから、服部で前半を抑えて、後半勝負にいくという戦術も考えられなくはない。しかし、この日の服部は積極的に前に出て攻撃に参加していた。その分、小野が引かざるをえず、守備に追われることになった感がある。これでは小野を右に置いた意味が希薄だ。

 後半途中から三都主が入って攻撃が機能しだしたが、決定的と言えるのはあのオウンゴールを誘った1回だけだった。格上のスウェーデン相手に先制されながら追いつき、引き分けに持ち込んだという結果自体は確かに評価できるのだが、もう少しできるんじゃないかという気がしてならない。まあ、惨敗のまま本番に突入するよりは大分気分的によくはなったと思うが、いまひとつすっきりしないなぁ…。(汗)

 26日、前日の試合に絡んでいろいろと情報が入ってくる。小野が精彩を欠いていたのは、腹痛のせいらしい。ここへきて腹痛というのは気になる。神経性の胃炎だろうか? まさか、また虫垂炎なんてことはないだろうな…?(汗) 西澤は何とか間に合ったが、ここで小野が虫垂炎になったら大変だ。薬で散らすとしても、万全の状態では臨めないだろうし…。ただの腹痛であって欲しいけど…。

 いずれにしても、もうテスト時間はない。(大学生と練習試合はするみたいだが…。) あとは少し休養して、本番までにチームを仕上げるだけだ。ただ、その完成型が見えないままだったことに不安が残る。服部の先発や小野の右サイドは、もしかしたら初戦のベルギーに対する情報攪乱の意味もあるのかもしれない。が、自分たちが攪乱されてしまっては本末転倒だ。非公開練習ではきっちりかたちを決めてやってると思いたいが…。

 27日、この日になって小野の腹痛が虫垂炎だったとの情報が飛び交う。誤報と伝えるメディアもあるし、まだはっきりとはわからない。まあ、私でもそういう想像をしたくらいだから、当然、各メディアも虫垂炎ではないかと疑ってかかるだろう。どっちが誤報かまだわからないが、虫垂炎と伝えているメディアも手術はしないで済みそうだとのことだし、最悪の事態は避けられそうだ。でも、万全では臨めないだろうな…。それが原因で…。(考えるのやめとこ…。汗)

 それもそれだが、もう1つ思考停止してしまうことが…。何と夏コミに落選してしまった。(汗) 連続落ちはこれが初めてだ。夏は3日で参加枠に余裕があるだけに、前回落ちなら今回は大丈夫と思っていた。しかし、現実は厳しい…。私がサッカーにかまけて本を作れる状態でないのを見透かされてしまったのだろうか? まあ、実際そうだからなぁ…。(汗) そういう意味では落ちるべくして落ちたのかも…。これでサッカー観戦に専念できるって?(こらこら…。笑)

 28日、小野の虫垂炎報道が駆けめぐる。前日段階では、小野が所属するオランダのフェイエノールトのHPが勇み足で報じた誤報との報道が有力だったが、一転してやはり虫垂炎だったという報道に変わった。しかも、スウェーデン戦後からかかりつけの病院に入院していたとのことで、かなりやばい展開だ。とりあえず、選手の変更という話は出ていないから、薬で散らして出場できるのだろう。1日合流を遅らせるだけだというし、何とかなるのかな…?(汗)

 そういう話を聞くと、何か私まで右の下腹が痛くなってくる。実は、この痛みとは20歳の頃からのつきあいだ。ときどきしくしく痛む…。血液検査でも特に白血球が多いわけではないし、虫垂炎と診断されたことはない。もう、20年以上そのままで大丈夫なんだから、大したもんじゃないと思うが…。ある日突然破裂して死んだりして…。(汗)

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