飛鳥杏華の気まぐれモノローグ

<2002年>

5月21日(火)

 CRうる星やつらの実機が届いた。2階の自分の部屋に運ぶべく、持ち上げようとした瞬間…。ぐきっ☆! 「おーい、誰か…。」というわけで、見事にしいの実保育園の園長先生してしまった飛鳥…。思っていたよりはるかに重症で、W杯代表を涙の辞退…。(って、何のW杯だよ? 笑)

 15日、この日は前日のサッカーの試合結果の影響で気が重い。獅子咆哮弾が打てそうだ。トルシエは、ノルウェー戦の前に代表メンバーはほとんど決まっているような発言をしていたが、本当にこのままでいいのだろうか? それとも、この事態を受けて急遽変わることがあるのだろうか? もっとも変えた場合、これまで一緒に練習してないだけに、コンビネーションが問題になるが…。

 世間のもっぱらの注目点は、中村俊輔が代表に選ばれるかどうかだろう。私も注目している…。トルシエのチームの中では中田(英)、小野、三都主らとのポジションの競合もあって常時使うのは難しいが、彼のプレイスキッカーとしての能力は捨て難い。相手が強豪になればなるほど、流れの中で得点するのは難しくなる。フリーキックやコーナーキックなど、セットプレーからの得点が重要だ。彼がレギュラーでの常時出場にこだわらなければ、オプションとして入れておきたい存在だと、私が監督なら考えるだろう。

 だが、監督はあのトルシエだ。以前から、中村俊輔にはきつい発言が多い。ホンジェラス戦の活躍のあとの発言はちょっと微妙だった。賛辞ともとれるし、皮肉ともとれる。あの試合でコーナーキックから直接ゴールした直後のトルシエの非常に厳しい表情が気になる。普通なら、同点に追いついたのだから、少しは「よし!」という感じがあっていいはずなのに、妙に苦々しい表情だった。

 代表から落とすつもりでいたのに、ここへきてこんな活躍をされたら落としにくくなるからだろうか? それとも、1点目も直接フリーキックを決めているし、ここでも自分で決めたことが、自分だけ目立とうとする自己中心的なプレーと映ったのだろうか? いずれにしても、あの表情はあまりいい材料ではない。それに左膝の故障だ。結局、ノルウェー戦にも出なかった。大事をとらせているのなら代表入りはあるが、本当に試合に出られる状態でなかったのなら、落ちる可能性が高いかも…。絶好の口実だし、発表に出席しないってことは…。(汗)

 16日、帰宅するとCRうる星やつらのパチンコ台が届いていた。重いので玄関に置いてある。あとでゆっくり運んでもよかったのだが、いかにも邪魔なので、とりあえず2階に上げてしまおうと持ち上げにかかったのだが、思っていたよりも遥かに重かった…。ぐきっ☆!(は、破滅の音が…。汗) やってしまった。ギックリ腰の再発(?)だ…。

 が、この日はまだ「しまった! やっちまったぁ…。」と半分笑ってられる状態だった。実際、そのあと母に手伝ってもらって台を2階まで上げたし、ちゃんと動くか試してもみたし…。たまに書いている友人のHPの掲示板でも、笑い話のつもりでギックリ腰ネタを書いたのだが、実は思っていたよりもずっと重かった。それは翌朝になって思い知るのだが…。(汗汗汗汗汗汗汗汗…)

 17日、目覚まし時計が鳴って、いつものように止めようと思ったのだが、体が動かない。というか、痛くて寝返りがうてない。ゆっくり、ゆっくり、体を反転させてうつ伏せになり、ずりずりとベッドの上を這って時計に手が届く位置まで移動してアラームを止める。この間、実に10分近くかかった。さらに体を起こし、ベッドから降りて壁につかまりながら立ち上がるまでに20分…、階下まで降りるのに5分かかる。痛い…。ものすごく痛い…。初めてやったときと同じだ。再発でなく、新たに痛めたのかもしれない。

 普通なら、仕事を休めるレベルの負傷だ。病院に行けば、休業診断書がもらえるだろう。しかし、この日は休むわけにいかなかった。職員の給与を受け取り、運搬してこなければならない。出納員はもう1人いるのだが、すでに休暇を認められていて、私しかこの日の給与を運搬できる者(として任命されている者)がいないからだ。朝飯をあきらめ、いつもより30分早く家を出て、何とか遅刻せずにたどりつけた。そして早速タクシーで給与の受け取りに出向く。

 一応、防犯上の理由もあってタクシー利用が認められているので、それは助かったのだが、到着直前に路地からいきなり飛び出してきた別のタクシーに衝突しそうになり、急ブレーキ! と、当然、慣性の法則にしたがって一旦前につんのめり、その反動で後ろのシートにたたきつけられる。無傷のときならそれほどでもなかったろうが、よりによってギックリ腰をやった翌日にやられるとは…。さらに痛めてしまった。(泣)

 そんな災難にもめげず、何とか14時までに最低限の業務をこなしたが、普通に腰掛けているだけでもつらい状況だ。上司に訴えて、そこまでで帰らせてもらった。決して、サッカー日本代表の選考結果発表の放送が見たかったからでは…。(ごにょごにょ…。汗)

 さて、帰宅して間もなく発表がはじまった。GK(ゴールキーパー)3人は当然だったが、DF(ディフェンダー)の最初に秋田が呼ばれたところで早くも波瀾が…。これは、FW(フォワード)に中山がくるぞと直感した。もちろん、それは私だけではないだろう。直前までの試合で不安視されていたのは、ここへきて失点が多く、崩壊気味のDFと決定力不足のFWだ。DFにベテラン秋田を投入するのなら、FWに同じくベテランの中山投入は容易に連想できる。

 そしてMF(ミッドフィルダー)では、やはり中村俊輔の名前が呼ばれなかった。この判断が正しいか正しくないかは、一概に論じられるものではないし、やってみなければ結果はわからない。しかし、これでセットプレーでの楽しみや期待感が減ってしまったのた確かだ。その点は大いに残念である。おそらく、これからしばらくはこの話題で持ちきりだろう。前回のカズに続いて、悲劇のヒーローとしていい記事になるし、トルシエが結果を出せなかったときには、格好の叩きネタになるし…。(苦笑)

 18日、やはり悲劇のヒーロー中村と土壇場の逆転選出の中山中心の報道があふれている。飛鳥杏華がギックリ腰でダウンしてるという報道はどこにもない。(あたりまえだ。笑) しかし、これでちょっと本格的に新刊作成は厳しくなった。何しろ、長い時間机の前にいられない。もっとも、寝てても痛いし、安静にしてれば早く治るというものでもない。本当は病院に行って、器具を使って腰を伸ばしたりするリハビリをするのがいいのだろうが、仕事を休めないのでうかつに病院に行けないのだ。

 要は、同じ姿勢を続けてしまうと、その状態で腰が固まってしまって、次に別の動きをしたときに激しく痛むのだ。かえって歩いている方が楽なのである。ただ、立ったり歩いたりするには、上体を腰の上にまっすぐ乗せてからでなければダメだ。ちょっとでもズレると、途端に激しく痛む。しゃがむときも、上体を立てたまま膝だけ折ってしゃがまないと痛い。こればっかりは、やってみないとわかってもらえない痛みだ。見てる人には滑稽なかっこうに見えるだろうけど…。(汗)

 19日、翌日も含めてせっかくの三連休だが、この腰では何もできない。まるっきりの療養専念だ。仕事がないのは助かるが、そうすぐに回復するわけではない。朝の状態は1日ごとにいくらか軽くなってきてはいるが、それでもせいぜいベッドから立ち上がって歩きだすまでの時間が少しずつ短くなっている程度だ。相変わらず、寝ていても寝返りがうてない。少しずつ腰をずらして体の向きを変えるしかない。前の経験からすると痛みが消えるには2〜3ヶ月かかる。まあ、1ヶ月もすれば日常生活には支障なくなると思うが…。

 20日、この日の朝はまた痛みがぶり返した感じだった。動きだしに時間がかかったが、それからはあまり変わらない。あまり腰にはよくないのだが、せっかく届いたのにあまりプレイしてなかったCRうる星やつらで遊んでみる。届いた日にも少し遊んだのだが、夜からで、玉がガラスにパチパチ当たる音が(パチンコ屋だともともと周囲がうるさいから気づかなかったのだが)かなりうるさく、近所迷惑を考えて控えたから、大当たりが出るところまではやらなかった。

 腰の痛みがあるからずっとやってるわけにもいかなかったが、それでも3回ほど大当たり(うち1回が確変)が出た。打ち方の問題もあるのだろうが、確率を調整しないとそんなものなのかもしれない。このくらいなら、るみけっとで大当たりを出した人に賞品を出すのもいいかななどと考えながら遊んだ。ただ、希望者が多くて順番待ちになりそう…。時間制限しないとつらいだろうなぁ。玉の数を決めて終わるまでにすると、大当たりした人はいつまでもできることになってしまうし…。

 21日、朝の起き出しは幾分楽になったが、意識せずに起きられるようになるには最低でもあと1週間、いや、2週間はかかるかな? とりあえず出勤して、何とか仕事もこなしたが、まだまだつらい。特に座れる確率の低い帰りの電車がきつい。前にも何度か書いたが、結構電車の揺れに対して腰でバランスをとっているものなのだ。耐えられないほどではないが、以前、治りかけに電車の揺れで再度痛めてしまったことがある。慣性の法則を遮断できる乗り物って発明できないものかな…?(苦笑)

 そんなわけで(というわけでもないが)、ここの更新作業も進まない。腰を痛めたことでネタはできたのだが、前の部分で詰まってしまっていて…。特にるみけっと3の反省会部分に苦労している。売れる即売会を求めるサークルの声やそれに応えるべきではないかとの意見は、決して悪いことではない。私がるみけっとに抱いている理想とは異なっているから、個人的にそちらの方向に進んで欲しくないだけであって、非難しているように見えてはいけない。それに気を遣いすぎるとうまく表現できないし…。腰と同じで時間がかかりそうだ。(汗)

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