飛鳥杏華の気まぐれモノローグ

<1997年>

9月23日(火)

この1週間は、精神的につらかった。やりたいことはずっと先のことばかり…。なのに目先の仕事が片づいて行かない。連絡がとれずに待つしかないこともある。漫画の絵コンテも手をつけはじめたけれども、どうも気に入ったものができない。気分転換が必要かもしれない…。

17日、犬夜叉は相変わらず目の離せない展開だ。毒の牙で噛まれた人間・犬夜叉は果たして助かるのか?何か突破口が見つかるのだろうが、今の段階では予測がつかない。

ちょっと気になったのが、本堂の裏の小部屋に避難したのが、かごめ、なずな、犬夜叉の3人で、七宝は入っていないということだ。この七宝が本堂に残っていることが何らかのカギになるんだろうか?とにかく楽しみだ。

さてこの日、一刻会ノストラダムス計画のための選別作業を始めた。が、この計画は2年も先のことだ。本来やるべきことではない。なのに、今はそっちに気が行ってしまって目先のことが逆に進まない。飛鳥の悪い癖だ…。(汗)

18日、先週感じた一刻会の会報に対する不安から、新コーナーを企画してみることにした。「新」といっても、やることはかつてあったコーナーの復活に近いものなのだが…。(汗)

かつて、一刻会の会報には「うる星やつら散策」というコーナーがあった。これは、「うる星やつら」について、ちょっと違った角度からスポットを当てて解説を加えているもので、毎回、なかなか興味深い内容だった。ところが、このコーナーはこともあろうに、飛鳥が入会する直前の号で終わってしまったのだ。

基本的なコンセプトは同じようなものだが、「うる星やつら」に関してはかつてのコーナーでやり尽くされた感もあるので、私は「めぞん一刻」と「らんま1/2」を中心に書いて行こうと考えている。書く人がかわれば、スポットを当てる位置も変わってくるものだし、自分のカラーを出して行ければと思う。が、あんまり出し過ぎて深読みにハマり込まないようにしないといけないだろう。被害者はあまり出したくないし…。(笑)

19日、そろそろ10月10日の一刻会・高橋留美子バースデー集会のためのクイズを作らなければならない。一刻会では、毎年、高橋先生のお誕生日にかこつけて集会を開いているのだが、昨年からは個人戦のクイズ大会ということになった。

問題はいつもと大差ないとして、いろいろなやり方を考えないと単調になるので、ネタ探しが大変だ。和室がとれたらしいので、カルタ大会なども考えてみた。普通のカルタと違って、単行本の表紙絵のカードを散らばしておいて、読み上げた作品の収められている単行本のカードを取り合うというものだ。ただ、それだと準備が死ぬほど大変になるのだが…。(汗)

20日、一刻会・名古屋集会用の推理ドラマのビデオは、残ったNG集の収録を午前中に終えて完成した。ちょうど30分ほどとなった。午後は、ふと思い立って「時計坂町簡易MAP」なるものを作成した。

たまたま前日、「こんど東久留米を訪れる予定なので、時計坂写真集のポイントを教えて欲しい。」というメールが来ていて、住所と言われてもわからないし、文章で正確に説明するのは厄介だったので、「えーい、こうなったらMAPを作ってしまえ!」と思ったのだ。

きっと他にも、場所さえわかれば訪れてみたいと思ってる人はいるはずで、これはそこそこ役に立つものになるはずだ。ちょっと不正確な部分もある。例えば、黒目川のところに道が記されていないが、実は黒目川沿いは両岸とも、ジョギングコースになっていて、結構のんびりと散歩を楽しめるようになっている点などだ。が、実際の散策にはそれほど支障はないと思う。

また、MAPには載っていないが、黒目川の所沢寄りを線路のガードをくぐってしばらく南下すると、右手に大円寺というお寺があり、そこが惣一郎さんのお墓のある寺のモデルらしき場所となっている。さらに、駅の北東、埼玉県新座市との境付近にある東久留米団地のそばにあるテニスコートが、時計坂テニスクラブのモデルとおぼしき場所だ。テニスコートの向こう側に団地の見える場所は、東久留米近辺ではここだけらしい。

善は急げというわけで、このMAPは、この日のうちにホームページでの公開を開始した。もう見てもらえただろうか?

21日、いよいよ冬のコミケに向けての漫画の絵コンテに取りかかった。しかし、どうも気に入った出来にならない。しかも、15時過ぎから猛烈な睡魔に襲われて18時過ぎまで寝てしまった。(汗)

別に熱を出したとかいうわけではないのだが、なぜか眠くてどうしようもなかったのだ。最近、体内時計が異常をきたしているようにも思える。おかげで夜は全然眠れなかった…。(涙)

22日、一刻会の会報に出す新コーナーの原稿を書き始める。何回分かのネタはすでにあるのだが、その中でもいちばん生々しいものを選んでしまった。当初やろうと思っていたのは、別のネタだったのだが、内容的にこの冬の会誌「そると12号」にとっておいた方がよさそうなものだったので変更したのだ。どう生々しいか知りたい方は、一刻会に入ろう!(おいおい…。笑)

しかし、一刻会に限らず、仲間を作るってことは大切だとつくづく思う。いま、私の部屋にあるコレクションのうち、仲間からタダでもらったものがどのくらいあるだろう?「めぞん」の国鉄バスの特大ポスターとか、スピリッツの吊り広告ポスターとか…。高橋先生のデビュー前の作品をコピーまじりながら揃えられたのも、すべていい仲間を持てたからこそだ。

もちろん、たまたまそういうものを放出しようとしている人と仲間になれたという幸運にも恵まれたのだが…。(上には上がいるだろうけど、そう考えると、私って結構ラッキーな奴だったんだな。笑)

23日、祝日だが臨時出勤だ。新しいサーバ導入のための設定作業で外注業者が入るので、立ち会わなければならない。とはいえ、私自身の仕事はないから、邪魔にならないように時間をつぶしているしかないのだ。こいつは結構つらい…。

その間に、一刻会の会報用の生々しいネタ(笑)を書き上げた。ほんとは、大したもんじゃないのだが、想像力を働かせ過ぎるとエッチに感じてしまうかもしれない。そういうことについて、正面から突っ込んでみたということだ。

さて、いよいよこの土曜日から名古屋に出かける。予定より4時間早く来て麻雀しないかと誘われた。1も2もなくOKしたのだが、考えてみると予定の面子は全員点数計算が出来ない奴だったような気がする。どうなるんだろうね?(笑)

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