飛鳥杏華の気まぐれモノローグ

<2002年>

3月19日(火)

 1週間で7ページの宿題も終わり、るみけっと3のカタログ編集が完了した。残る私の仕事は展示とプレゼントの準備だ。ところが、BGMを用意する人間がいない。(もちろん、妖怪も半妖もいない…。) 昨年使ったCDは返ってこないし、BGMの準備の方も、もしかして私がやらないとならないのか?(おいおい…。汗)

 13日、原作「犬夜叉」だが、蛮骨と犬夜叉の闘いが始まった。聖島の結界のせいで、風の傷が使えない。体への直接の影響も犬夜叉の方が遥かにきつい。それを見越して奈落は蛮骨にここで待つように命じたわけだ。ここでの闘いは犬夜叉に圧倒的に不利だ。当然、劣勢に陥る犬夜叉…。ここで新太郎が白心上人の即身仏がなくなっていることに気づき、事態が動く。

 弥勒によって、結界を張っていたのが白心上人が使っていたという仏具の1つであることがつきとめられた。それによって結界が解け、風の傷が使えるようになったが、すでにかなり傷を負っている犬夜叉…。一方の蛮骨は万全だ。結界の影響もなくなって、さらに動きがよくなりそうな気配…。

 それにしても、白心上人の即身仏はどうなったのだろう? 奈落が盗んだのか? 白心上人の力を奈落が利用しているのは確かだろう。どうしてそのようなことができるのか? うーむ、ますます謎は深まってくるな…。

 さて、翌日が菓子店たちの陰謀パート2(別名:ホワイトデーとも言うらしい。笑)の日なので、職場の代表でお返しを買いに行かされた。前にもやったが、これが何を買っていいのか迷って大変なのだ。ある意味、残業よりつらい役目なのだが、結局、職場ではいちばん下っぱだから、私がメロンパンを買ってこなければならないのである。今回のお返しがメロンパンというわけではないぞ。あくまで比喩だ…。が、結局買ったのは似たようなものか…。(笑)

 もしこれが自分の彼女へのお返しなら、それなりに張り合いがあるだろう。好みもある程度知っているだろうから、そんなに迷わなくて済む。あとは予算の問題だけだが、それはそのときの愛情の深さと財布の中身とが交差する点に落ち着くのだろう。でも、性格的には多分、ちょっとだけ無理していいものを買ってしまうだろうな、私の場合…。

 帰宅後、るみけっと3のカタログに載せるプレゼントの賞品と展示品の画像を作成した。展示品は主なものを1枚ずつだからそんなでもないが、賞品は15点全部載せるので結構大変だ。本当は現物の画像を載せなければいけないのだが、さすがに気が重い。HPの収蔵品展示室用に撮影しておいた画像があるものは、それで代用することにした。どうせカタログの写真だけでは状態はわからないし、当日プレゼントスペースで現物を展示するのだから、そんなに問題はあるまい。(と言って、自己正当化しておこう。笑)

 14日、まずはるみけっと資料室の方から原稿を作成する。前回は1ページだったが、今回は展示品の画像もいれるので2ページになる。余裕があれば、全体のレイアウト具合を見て、画像サイズを決定したいところだったが、あまり余裕がなかったので、先に行き当たりばったりで画像を作成してしまった。しかし、これがかえって裏目に出てレイアウトする際に苦労してしまった。(汗)

 プレゼントの方も同様に苦労したが、番号の付け替えが可能な分、資料室よりは楽に作成できた。すでに作成してあったサークル配置図とPiOの全体図も再確認して、あとは翌日プリントアウトするだけだ。自宅のプリンタが生きてれば、土曜日にゆっくり作業ができるんだが…。(新しいのを買えるのは、いつのことだろう? 汗)

 15日、休み時間にカタログ原稿のプリントを済ませ、とりあえず目先の作業は片づいた。あとは、展示とプレゼントの実体の方を詰めていかなければならない。プレゼント品はもう手元にあるから問題ない。あとは袋を入れ替えたり、番号をつけたり、抽選券の準備をしたりという頭を使わなくてもいい作業が残っているだけだから、後回しでもいい。問題は展示品だ。

 今回、自分の持ち物だけでは弱い部分もあるので、セル画などの一部を借用して展示することにした。打診は、1月のスーフェスの際にして、口頭でOKをもらってはいたが、まだ具体的に何を借用するかも決まっていないし、長野からの運搬の手間や破損、盗難などの危険性を考えると無理は言えない。借用がダメなことも想定して、展示物の選択とレイアウト案を練っていかなければならない。

 まずは正式に依頼しないことには始まらないので、依頼メールを作成した。同時に展示可能な枚数を概算で出すために展示品の寸法をきっちり測って表にまとめる作業に入った。何点を借用で埋めるか、それで見えてくるだろう。まあ、あまり負担はかけたくないと思うので、1点か2点で済むようにレイアウトするつもりだが…。

 16日、依頼メールを送信し、前日に続いて展示品の寸法を測ってまとめる。並行してセル画を画像に取り込む。借用を依頼する相手にこちらの候補を知らせ、バランスを考えてもらおうと思ったからだ。候補の中で迷っているものもあるし、違う人の目で見てもらうことで、よりいいものを選びたい。個人の好みだと、どうしても偏りが出てしまうし…。(それでもいいのかもしれないけど…。笑)

 この作業は結構時間がかかったので、この日はここで終わりになってしまった。うーむ、イマイチ不満足…。まだ、あと1ヶ月あるのだが、なぜか妙に不安がある。実際にはそんなに時間が残っていないぞという感覚があるのだ。初めてやることというのは、当日になって何か予想しないことが起こって遅れたりするものだ。当日の作業は極力減らしておきたい。過去の経験が自分の心に警鐘を鳴らしているのかもしれないな。

 17日、カタログ編集に出向く。原稿はもうできあがっているので余裕だった。壁面展示に使う予定のテープの粘着度もテストし、金属面なら何とか大丈夫ではないかという感触を得た。作業が早く終わり、久々に4人で中国語のお勉強もした。(あっ、これって代表の奥さんにバレるとやばいのかな? 笑)

 帰宅後、展示品調達のためにマジでオークションに臨む。「犬夜叉」のレイアウトが4件(各9枚前後)出品されていて、この夜が終了だったので、何とか展示品として1件でも落札したいと考えていた。そもそも展示品としてレイアウトが借用品の1点しかなかったし、「犬夜叉」の原画・動画・セル画は制作会社のガードが固くて手に入らないから、1点でも「犬夜叉」ものの壁面展示品を増やしたかった。

 4件全部落札できればそれに越したことはないが、予算的にはちょっと苦しそうだ。展開を見て本命を絞る作戦の方がいいだろう。1〜4のうち、自分の好みで言うなら、2と3の2件が狙いだ。どちらか一方でもいいから落札したい。4は正確にはレイアウトではないので、取れたらラッキーというレベル。1は一応がんばってみるが、予算上限を超えられたらあきらめて、2と3にその予算をつぎ込むことにした。

 結果は計算したとおり、1は当初予算の上限を超えられたのであきらめ、1の予算を2と3に回して2と3を落札し、4も当初予算内でそのまま落札できた。しかし、よくよく考えてみると、レイアウトではない4を捨てて1にその予算をつぎ込むべきだったのかも…。しかし、そうなると2と3が取れていたかどうか微妙だし…。うーむ、とりあえず展示品を増やせたのだからよしとしよう。(出費はかなりのものだけど…。汗)

 18日、展示品借用の話を進めながら、自分の方の候補の絞り込みにかかる。が、レイアウトが増えたことで逆に何枚か落とさなければならないものが出てきた。見せられるものはすべて見せたいが、スペースの広さと準備にかかる時間、人手を無視するわけにもいかない。展示がメインのイベントが開ければなと思う。もっとも、そうなったら逆に全然足りないだろう。借用品をもっと増やして埋めなければ…。そうなると、運搬とか警備とか大変だろうな…。(汗)

 厚意で貸してもらうのはいいのだが、結局はそこら辺の問題が絡んでくる。自分のものなら、自分がやりたくてバカやるのだから展示品が多少傷んだり、盗難に遭っても自業自得で済む話だ。しかし、他人様から貴重な展示品を預かるとなると、そういうわけにはいかなくなる。やはり、充分なスタッフの数が必要になってくるだろう。当日だけでなく、準備段階から…。

 さて、アニメ「犬夜叉」だが、椿シリーズの最終話だ。前回期待した椿の過去についての部分だが、期待したレベルまでは残念ながら描かれなかった。しかし、その片鱗くらいは見せてくれたので、その部分の印象としてはまあまあよしというところだろうか…。ただ、最初の方の永遠の若さと美しさを得たいために四魂の玉を手に入れようとしたという理由とは完全に矛盾してしまった。ここのつながりを意識しながらつなげないとやはりまずいだろう。ちょっと注意を怠ったかな…?(汗)

 19日、ここの更新もしたかったが、ここまでくるとるみけっと3の準備にスイッチが入ってしまっている。気まぐれモノローグの原文は3月5日分までほぼ書き上がっているのだが、原作「犬夜叉」の感想部分だけ空いている。いちばん基本的なところが抜けているとは何ともなさけないが、読むことはちゃんとしている。原文を書くのが主に職場の昼休みなので、手元に少年サンデーがないためにとりあえず空欄にしておいて先を書くかたちにどうしてもなってしまうのだ。

 うーん、いつになったらのんびりとこちらに専念できるのだろう? ちょっと想像できない。でも、そうなったら逆に、ネタがなくなって余計に書けなくなってしまうんじゃないかな…。それこそ、惣一郎さんの日記みたいになってしまうかも…。私の場合、食事の献立じゃなくて観たアニメの列挙かな…。(笑)

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