飛鳥杏華の気まぐれモノローグ

<2002年>

2月5日(火)

 HP改装計画を公開した飛鳥…。しかし、そのとたんに忙しくなって進まなくなる。しかも、ブラウザの機能に思わぬ落とし穴が…。せっかく試作したトップページの機能もすべてパー。すべて1からやり直しだ…。自らのHP作成技術を磨きたいなんて、偉そうなこと書くんじゃなかった…。(汗)

 1月30日、原作「犬夜叉」だが、七人隊の大兄貴というのは、蛮骨という男だった。大兄貴と呼ばれている割には若くて、体もそんなに大きくない。それでいてそう呼ばれているということは、かなりの実力を持っているということだろう。しかし、頭はあまりよくないようだ。(笑)

 この蛮骨のキャラもなかなかいい。奈落自身という可能性はなさそうだ。奈落にしては明るすぎるし…。(笑) その蛮骨の武器は大鉾の蛮竜。通常、大の男が3人がかりでようやく持てるその蛮竜を蛮骨は片手で使いこなす。しかし、これだけ強かったのに何で城の連中に討たれたのだろう?(笑)

 四魂のかけらのせいで、生前より遥かに強くなっているのだろうか。蛮骨の「死ぬ前より調子いいや。」という言葉からすると、その影響は大いにあるのだろう。そして恐らく、次回には犬夜叉たちとの遭遇がある。かなり厄介な敵になるかもしれないな。(汗)

 さて、この日はようやくHP改装計画と書いておいた気まぐれモノローグを更新した。その前には、また母を相手にパソコン教室だ。何とか電源のON、OFFは見ていなくてもできるようになったので、基本的なマウスの操作だ。しかし、これがなかなかうまくいかない。関係のないときにボタンを押してしまう。マウスカーソルを移動させるだけなのに、すでに左ボタンを押しているから範囲指定の動作になってしまったりする。どうしても慣れないから、指先に力が入ってしまうらしい。ボタンの上に指を乗せてるだけというのが、なかなか感覚的につかめないようだ。

 ワープロソフトやゲームなどよりも、インターネットをやらしてしまった方が操作自体は簡単で入りやすいだろうと思ったので、そこから入ろうと思っていたのだが、マウス操作自体がままならないのでは、インターネットもすいすいと好きなHPを見ることができない。普通の初心者と同じに考えてはいけなかった。母の場合、初心者以前だった…。(汗)

 そこでしばらく、どうしたものかと思案したのだが、マウスの操作を自然に覚えるにはゲームがいちばんだ。職場の幹部にパソコンに慣れてもらうときも、仕事中のゲームを許可して、とにかく操作に慣れてもらうようにしたら、結構早かった。Windowsについているゲームをやる分には、変な操作をしてしまっても影響は起きないだろうし、とりあえずルール的にいちばんわかりやすいソリティアをめくり枚数1枚の初心者設定でやらせてみることにした。もちろん、ゲームを開く方法とゲームを終了する方法も教えなければならないので、この日だけでは覚えきれないだろうが…。

 31日、この日も母のパソコン教室は続く。まだまだ教えてやらないとソリティアを立ち上げられない。デスクトップにアイコンを作ってやれば早いのだが、スタートボタンから始める本来のやり方をまずきっちり覚えて欲しいというのもある。最初に楽をさせてしまうと、それが当たり前だと思ってしまう危険性がある。そんな覚え方をしてしまうと、よそで通用しない。調子に乗って友達に教えてやろうとしてら、そこのパソコンのデスクトップにアイコンがなくてできなかったなんてことになってはいけないし…。

 2月1日、いよいよ本格的にHP改装の作業にとりかかる。試作したトップページを完成させ、そこから順次、個々のページの改装に入ることにした。ほぼできあがっているトップページだが、懸案になっていたメインメニューのバナーとタイトル画像の間のスペースには、とりあえずWelcomeメッセージを出すことにした。さらに、あかねちゃんの画像にマウスカーソルを合わせると、タイトル画像がフキダシに変わり、メインメニューの下のメニューバーの引き出しをクリックしてサブメニューを開くように促すメッセージを表示することにした。

 自宅のデスクトップパソコンにはIE6.0、ノートパソコンにはIE4.0が入っている。職場のパソコンはIE5.0なので、IEに関してはほぼ動作テストに問題はないだろう。(IE5.5は結構問題あるらしいので、不安材料はあるけれど…。) あとは少なくともNetscapeでの動作確認が必要だ。Netscape6.2は先日、デスクトップパソコンにインストールしておいたからいいのだが、ここへきて前のパソコンで使っていた4.04も残しておくべきだったなと後悔する。今から古いバージョンを探すのは困難だろう。残念だが6.2だけでテストするしかあるまい。

 あと、最近第3のブラウザとして注目を集めてきているOperaの日本語版が近々出るらしく、すでにベータ版がダウンロードできるというので、いずれ近いうちにダウンロードすることにした。これだけテストして、見え方の統一性を図れば何とかなるだろう。問題はMac用の方だが、さすがにそちらまでは難しい。ある程度できたところで、Macユーザーの知り合いにチェックしてもらうという手もあるが、修正の都度テストできないとつらいものがある。そこはもう、ごめんなさいするしかないだろうな…。(汗)

 2日、フキダシとタイトル画像の切り替えスクリプトを作成して、早速テストをしてみる。IEでは問題なく動作した。当然、Netscapeでも問題ないだろうと思ったのだが、全然動かない…。「ウソだろっ?」と思わずつぶやいてしまった。フキダシの部分だけではない、メニューバーの引き出しも全然開かないのだ。これはえらいことである! NetscapeとIEでは、若干Javascriptの書式に違いがある。もちろん、それは最初からわかっていることで、そのための条件分岐もちゃんとしてあるのだが、どうにもこうにも動かない。エラーにはならないのだが、何も動作しないのだ。(汗)

 どうしたって最初は自分のミスを疑う。スクリプトのどこかに誤りがないか入念にチェックするが、見つからない。2年半前にレイヤー機能を使ってタイトル画像を動かすことには成功している。そのときはNetscape4.04を使っていたから、少なくともその時点ではできたはずの機能なのだ。それが6.2ではまったく反応しない。以前使えた機能が、バージョンアップして使えなくなることなんてあるんだろうか? 普通は、前のバージョンの機能を維持しつつ、新しい機能が加わるものだと思うから、何度も何度も少しずつスクリプトを書きかえながらテストを繰り返したのだが、結果は同じだった。

 脳味噌が熱暴走しはじめたので、午後からは母のパソコン指導でしばらく頭を冷やすことにした。相変わらず、ソリティアを立ち上げるのに苦労している。プログラムの一覧を出すところまではいくのだが、その中のゲームを選択し、さらにそのサブメニューの中からソリティアを選ぶ操作に失敗してしまう。マウスカーソルがサブメニューの中に移動する前にズレてサブメニューウィンドウが消えてしまい、その下に隠れていた別のプログラムをクリックしてしまうのだ。これはもう感覚で慣れてもらうしかないのだが…。(汗)

 ゲームクリアのためのノウハウもなかなかつかめない。私が横でアドバイスするとクリアできるのだが、まだ下のフィールドに重ねられる数字があるのに、それを発見できずに見逃してしまうことが多い。これも慣れだが、似たようなトランプの札が並んでる中からそういうものを探し出すというのは、年齢の高い人ほど難しくなるのだろう。でも、そうやって細かいことを見分ける努力をするのは、ボケの防止につながるだろうな。一応、目的には合ってるわけだ。(笑)

 それと、母にやらせてみて初めて気がついたのだが、このソリティアというゲームは、マウスの基本操作をマスターさせるために実によく考えられている。クリック、ダブルクリック、ドラッグ&ドロップの繰り返しで、ゲームをしながらこれらの基本操作がマスターできるわけだ。もう1つWindowsの創成期からついていたマインスイーパーは左クリックと右クリックの使い分けを覚えさせるのに適している。なるほど、ただ単純についていたわけではないのだなと思わず感心してしまった。

 夜からは再びHPの改装作業に戻るが、どうにもうまくいかない。もしやと思って、非常に基礎的なスクリプトでレイヤーの表示、非表示をやらせてみた。ところが、これもできない! ということは、かつてできたことが本当にできなくなっていたのだ。「うわーっ、ウソだろぉおおおっ!?」と思わず頭を抱えてしまう。レイヤーの表示ができないと試作したメニューバーはもちろん、この先の計画も全部パーなのだ。レイヤーが使えないのでは、JavascriptやDHTMLでできることの範囲が大幅に狭まってしまう。

 Netscapeは何を考えているんだろう? メールの設定もうまくいかなかったし、6.2は本当にタコなブラウザと言わざるをえない。しかし、これが配布されている以上、このブラウザで正しく表示できないHPにしてしまうわけにはいかない。IEオンリーをうたってしまうこともできるが、どのブラウザでも同じように見えるようにという当初の目的は、そんなにあっさり捨てたくはなかった。まあ、いずれ捨てざるをえなくなるのだが…。(汗)

 3日、レイヤー表示命令が使えない以上、何らかの代替策を考えねばならない。サブメニューウィンドウの引き出しを開ける方式は、個人的に非常に気に入っていたので、使えなくなるのは惜しいのだが、この際しかたがない。とりあえず、使えるスクリプトと使えないスクリプトをしっかり把握しなければということで、Netscape6.2でいろいろと試してみた。と、やはりレイヤーを操作する「document.layers」という命令が全般的に使えなくなっていることがわかった。IEの場合、これが「document.all」という命令になるのだが、IEと同じになったというわけでもない。

 それがわかったからといって、すぐに対応策が見つかるわけではない。そこまで、JavascriptやDHTMLに長けていはいないし…。ただ、まったくスクリプトが使えなくなっているわけではないというのは救いである。うまく他のスクリプトを組み合わせることで、似たようなことができれば…。この日はそこまでいかなかったけれとも…。(汗)

 4日、次の土曜日の代休だ。せっかく改装作業が進むと思っていたこの3連休なのに、全然進まないばかりか全部やり直しである。こんなことになるのだったら、改装計画を出さなければよかったと後悔してもしかたがない。自らのHP作成技術を磨きたいなんてかっこつけてしまったのだから、このくらいの難局は乗り切らねば…。と、気持ちだけはしっかりしているのだが、実態が伴わないな…。(汗)

 アニメ「犬夜叉」だが、初のオリジナルストーリーだ。飛来骨を修理するために退治屋の里に戻っていた珊瑚のもとに弟子入り志願の姉妹がやってくるという話だが、全体的にはそこそこまとまっていた。しかし、オリジナルキャラの2人に今一つインパクトが足りないように思われる。そりゃあ、この話だけのキャラだから、そんなに目立たせる必要はないのかもしれないが、原作では1話や1シリーズかぎりではもったいないようなキャラが出てくる。そこがキャラ作りの天才である高橋先生のすごさであって、比較してはかわいそうなのかもしれないが、ちょっと弱いという気がしてしまう。

 もう少し2人の性格や特徴の描き分けを極端に印象づけた方がよかったのではないだろうか。何をやらせても妹の方が上で、姉は体も気も弱い。妹にさえぺこぺこしている。確かに描かれていないわけではないのだが、そんなに強く印象に残らない。この姉と妹の立場が逆転するところを際立たせるには、その差をもっと極端に見せておいた方がよかった。自己紹介のところでは、結構姉もしっかりしたところを見せてしまっているから、差があまり前面に見えてこないのだ。失礼な妹に頭を下げさせることもできないくらい弱い立場の方が、クライマックスが際立ったように思うのだが…。

 5日、何かよい方法はないかとHP改装のことばかりが頭をよぎる。その一方で、本業の方も急に忙しくなった。もともと月の初旬は前月の締めの報告がたくさんあるから忙しいのだが、そこに土日と代休で3日間休みが入ってしまったので、一気にしわ寄せが来てしまった。この変則勤務は、3週に1度3連休になる週があるのはいいのだが、平日に休むと確実に仕事がたまってしまうのが難点だ。(汗)

 帰宅が遅くなり、帰ってからの時間では大したことができない。とりあえず、メニューバーの引き出しに代わるものは結構複雑なのでそうすぐには思いつかないが、タイトル画像とフキダシ画像を入れ替える方は比較的単純な処理だから、代わりの方法が見つけやすいのではないかと思い、そちらの方から考えてみた。要は画像を入れ替えるわけである。swapとかいう命令でもないかなと本をめくっていたら、「document.images」という命令が目に止まった。

 配列を用意し、その中に画像ファイル名を入れることでその画像を表示するスクリプトだ。配列の中の画像ファイル名を入れ替えれば、理屈からいって画像が切り替わるはずだ。この命令がNetscape6.2でも使えれば、タイトル画像とフキダシの入れ替えの方は何とかなる。そこでふと思い出したのが、webサンデーのトップページだ。そういえば、犬夜叉ワールドとかコナンワールドという文字のところにマウスカーソルを持っていくと、文字の色が変わる。あれは白い文字の画像と色付きの文字の画像を切り替えているに違いない。

 そこで早速、webサンデーのトップページにアクセスしてソースを確かめてみると思ったとおり、「document.images」を使っていた。そして、Netscape6.2でも動くことを確認した。これで1つ問題解決だ。webサンデーのまねと言われてしまうかもしれないが、他に方法がないのだし、これで行くことにした。

 これで何とか袋小路は脱した感じだ。しかし、メニューバーに代わるものをどうするかは、未だに思いつかない。凝った作りにするのをあきらめるという手もあるが…。(それは、最後の手段にしたいな…。汗) ああ、何にしても時間が欲しい…。

メニューに戻る