飛鳥杏華の気まぐれモノローグ

<2001年>

8月28日(火)

 劇団☆新感線の芝居「大江戸ロケット」の東京公演は代役を立てて上演されることが決まり、まずは一安心…。それはいいのだが、今回の事件でちょっと早めに気持ちが芝居の方に移ってしまった。新刊制作はどんどん遅れていく。切り替えスイッチが見つからない…。いかんなぁ…。(汗)

 22日、原作「犬夜叉」だが、やはり鬼の首の本体は姫に取り憑いていたらしい。殿をまやかしの鬼に仕立て上げ、犬夜叉たちの目をそちらに向けさせて、弥勒を食おうというわけだ。この前の落武者の姫の魂を食らった山犬の話とちょっと似ている(珊瑚の嫉妬も思いっきり燃え上がっている)が、あのときよりはずっとピンチだ。(汗)

 祓い屋のばあさんは、相変わらず無能を思わせる振る舞いをしているが、弥勒に渡した1つかみの灰塩が少しは役に立った。役に立ったけど、弥勒のピンチを救うまでには至らない。きっと最後には、まやかしに気づいて犬夜叉たちが助けにくるだろうが、それまでの展開がどうなるかだ。前のときのように珊瑚だけが弥勒を助けにいくのかな? それとも祓い屋のばあさんが?(笑)

 それにしても、弥勒が「私の心はおまえのものだよ。」と珊瑚の手を握ってすりすりするとは…。この状況下では軽くてあまり心に深く響かない言葉になってしまうが、それでも言い続けていけば少しずつ珊瑚の心にしみ込んでいくだろう。弥勒も珊瑚に対してかなりその気になっているわけだ。本命をじわじわと攻めながら、チャンスがあれば一夜かぎりのお楽しみもって感じだろうか?(笑)

 さて、この日も前日からの動揺が消えない。公演が中止となれば、常連である高橋留美子先生もさぞ残念がることだろう。早くいい代役が決まることを祈るしかない。当然、何も手につかなかった。言い訳になってしまうけど…。

 仕事の方も上司が不機嫌で芳しくなかった。前日の夕方、上司が帰ってからFAXで雑誌の取材申請が来た。昨日の夕方申請で今日の撮影というその飛び込みの雑誌取材に対して、こちらに打診なく広報室がOKを出してしまったので、「おれは不要なのか? こっちの都合はお構いなしなのか?」とおかんむりだったのだ。が、我々下々の職員は広報室が受けてしまった以上、へそを曲げて協力しないわけにもいかない。

 シンコーミュージックの「B-PASS」11月号(9月27日発売予定)という雑誌で、KIDS ALIVEというアイドル系とおぼしきバンド(3人)が来て、博物館の展示室で撮影していった。最近のアイドル系、まして男じゃ興味ないのでよく知らないから、どのくらい人気があるのかわからないが、とびきりの男前(美形)という感じではなかったな。気さくな高校生って感じで、印象は悪くなかったが…。とまあこのように、私の職場はときどき芸能人が取材で来たりする博物館だったりする。(笑)

 23日、朝のニュース番組で「大江戸ロケット」の東京公演は代役を立てて上演されることが決まったと知った。よしよし、これでまずは一安心だ。あまりTVを見ていないので、山崎裕太という俳優については全然知らないけれども、演出のいのうえひでのり氏が選んだのなら間違いなかろう。初日まで短い期間だが、がんばって欲しい。当日への期待がむくむくと膨らんできた。

 それはいいのだが、おがけで芝居の方にスイッチが入ってしまったようだ。何もなければ、意識するのは直前になってからだったろうに…。うーむ、さらに新刊が遅れる要因ができてしまったぞ。もっとも、悪いのはすべて私自身なのだが、どうもスイッチが一旦入ると止まらない性格は自分でも制御不能だ。もっとも、その推進力がなければ、何ひとつ完成させられない半端もんだけどね。(笑)

 24日、帰宅後、気まぐれモノローグの原文書きに時間を費やした。芝居の方が代役で決着がついたこともあって、少し安心したのだろう。ようやく、落ち着いて書けるようになってきた。が、これだけためてしまうと結構追いつくのが大変だ。何事もためない方がいいな、ナニ事も…。(笑)

 一方、新刊の制作の方は相変わらず進まない。というか、手をつける気にもならない。非常によくない状況だ…。(汗) 表紙CGは、鉄砕牙の画線修正を終えたあと、犬夜叉の着物の塗り直しに入ったのだが、境界線のところにムラができてしまって、これを修正するのが非常に面倒なため、イマイチやる気が起きてこないのだ。どかこで思い切ってやってしまわないと、このままずっと着手できないままになってしまうが…。(汗)

 だが、気乗りしないものを始めてもすぐに行き詰まってしまうのは目に見えている。ならば、ちょっと気分転換に目先を変えてみようと思い立ち、「めぞん一刻・原作初出掲載時資料室」のための画像作成をした。昨年、ほとんどの扉絵について取り込みと加工を終えていたのだが、番外編「一刻島ナンパ始末記」と最終話「P.S.一刻館」だけはまだ画像を作成してなかったのだ。ほとんどの画像を作成しながら更新が止まっていたのは、次にくるのが番外編だったからである。

 これもどこかで思い切って着手しないといけなかったことだ。それができないまま、ズルズルと1年がたってしまった。新刊はそこまで遅らしてしまうわけには行かないから、少なくとも冬コミには間に合うように着手するつもりだが…。誰かスイッチ入れてくれないかな?(他力本願かよ、おい…。汗)

 25日、出勤だ。帰宅後にとりあえず、気まぐれモノローグの更新作業をした。7月の4回分…。ようやく差が約1ヶ月になった。さっさと追いついてしまえば、他にすることもなくなって新刊の方に気持ちが移ってくれるかもしれない。とりあえずは、こっちをやるだけやってしまうことにした。そういう意味では、ちょっと「めぞん一刻・原作初出掲載時資料室」の更新に手を出したのは失敗だったかもしれない。そっちに興味が移ってしまったら、また新刊が遅れてしまうな…。(汗)

 26日、ダイエットのためのウォーキングを兼ねて買い物に出かけた。中野では、ちょっとグッズを買ってしまう。どうしても押さえておくべきものでもなかったのだが、つい勢いで買ってしまった。よくないなぁ…。続いて池袋に出たのだが、月の最終日曜日だからてっきり「犬夜叉」のDVDが出てものと思い込んでいて、思いっきり空振りしてしまった。発売は29日だって?(知らなかった…。恥)

 だが、池袋では別の店で抽プレテレカが安く(相場の1/5の値段で)手に入ったので、まったくの無駄足にはならずに済んだ。むしろ、勘違いしてよかったってことだね。(笑) 続いて、池袋から九段下まで地下鉄に乗り、そこから神保町、お茶の水、秋葉原と歩いて回った。結構な距離である。いい運動になった。2kgは減るだろう。ただ、1週間もすると戻ってしまうところが悩みの種である。何とか減ったままキープしないとな…。(汗)

 中野で予定外の出費をしてしまったので、神保町以降では財布のヒモを締めた。(本当にヒモがついているわけではないが…。笑) 実際には、リッチだった頃なら押さえていたグッズもいくつかあったのだが、今の懐具合では厳しいので自重した。まんだらけでのタペストリーなどの相場も上がっているようだし、今後のプレゼント品調達はますます厳しくなってくるな…。(汗) 神保町で「ふうふ」の初出掲載誌であるビッグコミック・オリジナル増刊号が見つかったので、これだけはさすがに押さえたが…。

 27日、アニメ「犬夜叉」だが、非常に出来のよい回だったと思う。弥勒が11歳だった小春に子を産んでくれるかと言ったことが知れたときの3人の引き具合はちょっと弱かったような気もするが、全体的に見て久しぶりに満足できる内容だったと思う。新OPでの作画の出来がいいだけに期待していた神無については、期待していたよりはちょっと劣ってしまった。私の期待が高すぎたのかな? 原画スタッフの顔ぶれを見ると、そんなことはないと思うのだが…。全体の出来がいいから、余計にそういう細かいことが気になるのだろう。

 この辺は原作でもよかったところだが、アニメではほどよいオリジナルシーンが加えられていて、またよかった。中でも、犬夜叉が泣いている小春に出発を翌朝まで延ばすように告げるシーンがいい。ぶっきらぼうな言い方だが、それが犬夜叉のやさしさだ。かごめも思わず感動して微笑む…。いいねぇ。弥勒のために風呂を沸かす小春のかいがいしさも心温まる。そんな一時の幸せを踏みにじる奈落の鬼畜さが際立つわけだ。

 現在は劇場版との並行作業でどうしても作画や動きが犠牲になりがちだが、このくらいのレベルを保ってくれればまずまずと言える。外注とのローテーションもあるから、毎回保つのはもともと難しいというのは承知の上だが、劇場版と並行にしてはがんばってるなと思わせて欲しい。映画公開前にTVシリーズの人気が急落してしまっては話にならないし…。

 28日、夏ももう終わりだ。新刊の制作が全然進んでいないというのに…。(汗) ここのところ、オークションの方も資金がないから熱が入らない。以前ならいくらつぎ込んでも取りにいくぞと思うものが常にあったのだが、最近はここまで出して取れなきゃ負けてもいいやという感覚に変わってきてしまった。まだまだその上限は結構高いレベルなのだが、負けてもあまり悔しくなくなってきた。いいことなのかな、これって…?(笑)

 それはそうと、最近、オークションで「らんま」で検索をかけると、何件か必ず「欄間」が引っかかってくる。確かによみがなは「らんま」だが、商品タイトルをわざわざひらがなにするとは、何とも意図的だ。中には「らんまちゃん」とちゃん付けまでしている出品もある。欄間にちゃん付けはなぁ…。(汗) いくら「らんま1/2」ファンが検索で引っかけて、商品を見てくれたところで、間違って「欄間」を買ってしまうドジはいないと思うぞ。(ほんとにらんまちゃんが彫ってあったら、わからんけど…。笑)

 でも、「リッチならんま」とか「高級感あふれるすてきならんま」、「和室をゴージャスに演出するらんま」なんて商品タイトルを見てると、つい、リッチで高級感あふれる乱馬って、どんな乱馬だろうなんて想像して笑えてしまう。自慢げにしている乱馬の脇であかねが、「あんたのどこがリッチで高級なのよ。」とあきれている様子が目に浮かぶ…。もしかして、出品者の正体はなびきかな?(なびきなら、年齢偽ってオークションに出品してても不思議はないしな。笑)

 そんなネタで目先そらしても、新刊の制作は進まないか…。(あたりまえだ。苦笑)

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9月4日(火)

 新刊の制作が進まない中、とりあえずダイエットだけには励む飛鳥…。体重と体脂肪率はなんとか目標に近いところまで落とせたのだが、他のとろこでちょっとまずい結果が…。別に、がんばりすぎて無理がたたったというわけでもないと思うが…。(汗)

 8月29日、原作「犬夜叉」だが、思わず「なるほど、そうだったのか!」と舌を巻いた。あの祓い屋のばあさんを実にうまく使ってきた。当然、最初からそういう狙いで登場させてきたわけだ。ある意味、祓い屋としては無能に近く、邪気を全く感じないがゆえに、逆に邪気に拘束されず、弥勒を救う突破口となるとは…。弥勒の言うとおり、ある意味ですごいばあさんである。(笑)

 しかし、地下から逃げ出した鬼の首は、こんどはかごめに迫る。こちらの方は犬夜叉が何とか間に合って助けるのだろうと思うが、それだけでは簡単すぎるから、何かもう少し加味されるのを期待したいところだ。今回のように心地よい裏切りを見せてくれる高橋先生ならやってくれるだろう。(笑)

 さて、この日は「犬夜叉」のDVDの発売日だが、さすがに平日の帰宅途中に買って帰るのは厳しい。土曜日にまたウォーキングに出かけるからそのときにすることにした。帰宅後は気まぐれモノローグの原文書きを少しした程度…。ペースが落ちてきたから、4回分たまるまで待っているとまた更新が遅れそうだ。とりあえず、2回分くらいで一旦更新しておいた方がいいかもしれない。低調だなぁ…。(汗)

 一方、近づいてきた観劇への期待は高まるばかりだ。代役の山崎裕太は、3日徹夜してセリフを覚え、稽古も順調にこなしているらしい。いしだ壱成逮捕で、普段ならTVや新聞でそんなに頻繁には取り上げられることのない劇団☆新感線の舞台が、かえって注目される結果となったような気もする。こういうことで注目されるとは何とも皮肉だが、キャンセルされたチケット分に対して、注目されたことが新たな観客動員につながれば、劇団としては少しでも打撃が小さくなるだろう。大阪公演のことを考えると、それでもかなりの痛手だろうけど…。

 30日、何とか気持ちを奮い起こして新刊の表紙CGの続きをやってみる。思ったとおり、あまり進みはしなかったが、少しでも進めていけばそのうち調子も出てくるだろう。気まぐれモノローグの原文書きも少しやった。コミケ前はちょっと気分的に重くなることがあったので、書くのも気が重くなる。それを抜けると、こんどはネタが少なくなってまた苦労することになるだろうが…。(汗)

 31日、前日に続いて新刊の表紙CGと気まぐれモノローグの原文を少し進めた。が、牛歩のごとく遅い…。それでも、まったくやらないよりはマシなので、ここしばらくは地道にやっていくしかない。こういうときにかぎって、同人誌の通販申込の方は、いつになく続いて来たりする。先日は、初めて外国人相手の通販もあった。海外に本を送るのは初めてではなかったが、相手が外国人というのは初めてだった。

 結構、外国の高橋留美子ファンも日本のHPを見ているようだ。韓国や台湾のHPからリンクを張られていることもある。日本語しかサポートしてないから、どこまで内容をわかって見てくれてるかはわからないが、外国人の目から見てリンク先の代表に選んでもらえるのは大変光栄だ。やりかけのものを完成させて、もっと内容を充実させないといけないとは思うのだが、最近はどうも何をするにもフットワークが悪くて…。いかんなぁ…。(汗)

 9月1日、いよいよ健康診断も目前に迫ってきたので、あと3kgくらい体を絞らねばならない。先週日曜日のウォーキングで2kgちょっと減ったのだが、やはり1週間で1kg減まで戻ってしまった。この日と代休の月曜日に歩けば、何とか火曜日の健康診断には間に合うのではないかという算段だ。いつものとおり、中野から出かけていろいろと見て回る。池袋では、先週買えなかった「犬夜叉」のDVDを買った。

 この日は、それ以外には特に収穫はなかったのだが、目的はあくまでダイエットなのでよしとしよう。だが、最後の秋葉原で大変不快なことに出会ってしまった。ごくプライベートなことだし、思い出したくもないので、ここでは素通りせさてもらうが、そのために時間も大幅に食って、秋葉原の電気街を歩き回れなかった。おかげで、ウォーキングの効果がもくろみより低くなってしまったから、ダブルパンチだ。(怒)

 帰宅後、不満が募ってあまり集中力がなかったので、この前やりかけた「めぞん一刻・原作初出掲載時資料室」の番外編「一刻島ナンパ始末記」を手がけた。この際、るーみっく収蔵品展示室の吊り広告ポスターの日付が間違っていたことに気づき、修正しておいた。私の知識や情報も完全ではないし、うっかり間違うことも結構ある。あまり私のHPを過信しないように…。(こらこら、言い訳するな。笑)

 2日、出勤だ。この日もウォーキングができれば完璧だったのだが、仕事ではしかたがない。職場では間食をここ半月完全に断ち、昼食のごはんを少なめにすることで調整してきている。おかげで机の端にいただきもののお菓子がかなりたまってしまった。健康診断が終わったら食べちゃうだろうな、やっぱ…。一気にリバウンドしてしまうぞ。(ダイエットの意味ねーじゃん。汗)

 まあ、とりあえず今は保険医にうるさく言われないことが大事なので、お菓子を腹の中に処分して戻ったら、またじわじわと減らしていけばいい。今回は、半月で4kg落とそうとしてるから、間食を断たなければならなかったわけで、普段からじわじわやっていれば、少々の間食くらいはどうということもない。(ほんとか? 笑) と思うんだけどね…。

 3日、1日に秋葉原を回れなかったので、この日はまず秋葉原から出発した。電気街の行きつけの店を歩き回り、そのままお茶の水から神保町まで歩く。神保町の行きつけの店を見たあと、今度は渋谷へ出てみる。そして、渋谷から中野へ…。池袋は時間がなかったので行かなかった。あくまでダイエットの一環なので、出費は途中の電車賃のみに抑えた。

 本当は全部歩きで回れればいいのだが、さすがに全行程歩き通すのは各々の店の間の距離を考えると時間的にも体力的にも無理だ。「雷波少年」みたいに自転車で根性出して回るという手もあるが、さすがにそこまではね…。翌日、仕事にならなくなっちゃうよ。(汗)

 この日はちょっときつめにガンガン歩いたので、また2kgちょっとは減っているだろう。計、3kgちょっと…。目標の4kgまではいかなかったが、昨年との差は誤差の範囲で何とかごまかせるだろう。寝る前にダメ押しにストレッチをしておいた。来年はもう少し早くから始めたいな。それには、オフセット新刊の入稿を間に合わせないと…。(すべてそこにかかってくるのか…。汗)

 さて、アニメ「犬夜叉」だが、前回の出来がよかっただけに、ちょっと物足りないものを感じてしまった。犬夜叉が神無の鏡にはね返された風の傷を食らうシーンなど、今ひとつ迫力が足りないように思ってしまう。子ども向けにあまり過激な表現をしないようにという配慮なのだろうか? だとしても、風の傷が迫るところなどは、もう少し急速なアップなどでスピード感を出してもいいはずだ。風の傷の威力というのが、あまり伝わってこなかった。

 個人的には、原作を知らない視聴者が本当に犬夜叉が死んでしまったんじゃないかと思うくらいのハードな表現をしてもよかったのではないかと思う。そこまでやると幼い子供には確かに刺激が強過ぎるかもしれないが、表現を抑えすぎてしまうと、闘いというものに対して安易な感覚が育ってしまうのではないかという気がしてかえって心配だ。やられれは痛いし、血も出るし、死んでしまうかもしれない。それが伝わらないとかえって怖い。

 最近の子供は、家でゲームをして遊ぶことが多く、ガキ大将を中心とした外での(けんかを含む)遊びの経験に乏しい。ストリートファイト系のゲームなど、バーチャルな世界の中で自分自身が痛みを感じずに、相手をボコボコに痛めつけることへの快感を覚えてしまったり、RPGで経験値を稼ぐだめガンガン殺しまくったりする。倒した相手がすぐに回復して次のバトルが始まったり、続々とモンスターが襲ってきたりするから罪の意識も感じない。そういう感覚のマヒの方がむしろ怖いと思うのだ。

 主人公が死んでしまったのではないかとドキっとする。死んでしまったら悲しいという気持ちになる。どうなってしまうんだろうとハラハラドキドキする。こういう感情を起こさせることは、むしろ大切なんじゃないかと思うのだが、どうだろう? 臭いものにフタをして見せないようにするのが、本当にいいことなのだろうか? 必要以上に見せる必要はないだろうが…。

 そして、新しいEDだが、絵は非常にきれいだ。が、ほとんどが止め絵ではないか。何だ、これは…?(おいおい。汗) それが正直な感想である。やはり劇場版との並行で忙しく、絵の枚数という面では手抜きせざるをえなかったということだろうか? ただその分、1枚ずつの絵のクオリティをかなり上げている。絵(イラスト)の良し悪しにこだわる人なら喜べるEDだろう。が、動きや展開、物語性などを期待していた人には物足りない。これは評価が分かれるだろうな…。私は、どちらかというと後者だが…。(苦笑)

 アニメのあとは、「めぞん一刻・原作初出掲載時資料室」をもう1話分作成した。このままこっちにかかってしまうと、新刊の方がどんどん遅れてしまうから、とりあえずできた2話分だけで翌日更新してしまうことにした。うまいことそこで気持ちが切り替わってくれるといいのだが…。

 4日、問題の健康診断の日だ。体重と体脂肪率の数値を少しでも下げようということで、本当はあまり健康にはよくないそうなのだが、朝風呂に入ってから出かけた。おかげで、体重は目標の4kg減は無理だったが、3.3kg減っていた。体脂肪率も22だ。見かけよりは低いだろ?(笑) これなら、昨年と比べて誤差の範囲ということでごまかしがきくだろう。が、別の検査でちょっとまずい結果が出てしまった。(汗)

 確かに、減量のために直前にがんばったが、がんばり過ぎというほどでもないと思う。朝風呂も入ってきたが、そのくらいのことで…? むしろ、それまで順調にリバウンドしていたから、その影響で悪くなってきていたという可能性はある。場合によっては入院かもしれないな…。その場では何も言われなかったから、いますぐ生死にかかわるレベルではないのだろうけど…。(汗)

 それでちょっとショックを受けてしまったので、1日中暗かった。とりあえず、帰宅後はここの更新作業をしたが、そこまでで精一杯だ。病は気からと言うが、検査結果を見た途端に何か具合が悪くなったような感覚になってしまっている。今年は厄年だけに、ちょっと弱気だ。死ぬなら、やりたいこと全部やり切って、まっ白に燃え尽きて死にたいが…。(そんなこと言ってるうちは死なないかな…? 笑)

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