飛鳥杏華の気まぐれモノローグ

<2001年>

6月12日(火)

 新刊制作に専念した飛鳥…。それでも思ったように進まない。時期的に見ても、この夏が旬の本だけに落としたくはない。割増料金払ってもいいから、裏の締切まで時間をかけて何とか仕上げたいところだが…。(汗)

 6日、原作「犬夜叉」だが、奈落が神楽を使ってりんをさらった。当然、殺生丸が黙っているわけがない。あえて殺生丸をおびき寄せた奈落の意図は何か? 一方、りんの見張り役は琥珀だ。琥珀を相手にしゃべりまくるりん…。ため息をつくところは、ちょっと邪見の癖が伝染したかな?(笑)

 このりんと琥珀という組み合わせは、ちょっとアブナイ雰囲気を感じてしまう。夏コミ前だけに、琥珀×りんのカップリングで18禁ネタが出てきそうで怖いな…。(汗) やっぱり、りんちゃんには殺生丸とのカップリングの方が…。(こらこら…。笑)

 それはそうと、殺生丸の世間体を気にする方らしい。本音はりんを救いたいという気持ちがかなりあるはずなのに、あくまで奈落を殺しに来たと言う。これまで人間を下等な生き物として軽蔑してきた殺生丸だから、人間の娘を愛しく思っていることを表層では認めたくないのだろう。それとも、ロリコンと言われたくなくて、隠してるのかな?(笑)

 結界を斬る力を持った犬夜叉は奈落のもとに向かい、他の面々はりんと琥珀のもとへ向かう。この2つの展開がそれぞれどう動いて、どうつながってくるのか、次号以降を楽しみにしよう。(新刊制作で、あんまりじっくり読んでられないけど…。汗)

 7日、新刊の本編レビューの執筆が進まない。やはり、1話あたり2ページというのは多過ぎるのだろうか? 単純に計算しても、第26話(放送回数は25回)までで50ページになる。う〜ん、やっぱり多過ぎるかもしれないな。読む方も疲れてくるかもしれない。

 しかし、すでに作成してしまった第1話分を1ページに詰めるのもまた大変だ。各話ごとに長さを変えるという手もあるが、それだと書いてみないと何ページになるかわからない。表紙の入稿時には、背表紙の厚さを計算するために本文のページ数を申告しなければならないから、そういう行き当たりばったりなやり方はできない。

 力業でガンガン書くしかないのだが、ビデオを見直さないともう初期の回は細かいところまで思い出せない。これは、いよいよやばくなってきたのかな…。(汗)

 8日、何とか第2話分の原文が所定の分量に達した。画像の取り込みには時間がかかるから、それは翌日に回し、第3話の原文に加筆をした。書き終えるまでには至らなかったが、第3話は比較的楽に加筆が進んだ。まあ、好きなキャラの1人である結羅登場の回だから当然か…。(笑)

 9日、まずは朝から第2話の画像を取り込み、本編レビュー第2話分を完成させる。BGMリストなどの第2話分も続けて作成した。午後からは、ただちに第3話分の作成に入り、何とかこの日のうちに第3話分の原稿をすべて完成させた。

 しかし、休日まる1日使っても2話分が限界だ。この先の休日を考えると見通しは暗い…。多少、休暇をとるとしても7月末の闇の本文入稿締め切りまでに間に合うかどうか…。表紙CGがどのくらいで出来上がるかにもよるが…。(汗)

 10日、出勤だ。前日にちょっと調子が戻ってきただけに、連続で作業できないのは痛いところだ。帰宅後、第4話分のレビュー原文を仕上げ、第5話分もほぼ書き終えた。平日にどれだけ進んでくれるかも重要だが、7月に入ると人事異動もあるだろうし、つらいところだ…。

 画像や原稿を保存しておくメディアの方も、ちょっと足りないような気配になってきた。買い出しに行けば、また時間を食われる。どうもあまりいい方向に動かない。毎度のことではあるけれど…。少しぐらい、運が味方してくれてもよさそうなものだが…。(普段の心がけが悪いんだな、きっと…。笑)

 11日、第4話分、第5話分の原稿が完成する。やはり、1日で2話までしかできない。ようやく1/5まできたが、あと1ヶ月半だ。本文だけなら間に合うと思うが、表紙CGに3週間はかかるだろう。(さっさとタブレット買ってれば、もっと短縮できたのだろうが…。) 厳しいな…。(汗)

 さて、アニメ「犬夜叉」だが、珊瑚が鉄砕牙を奪って奈落の城へと向かう話だ。が、途中段階の変更にちょっとどうかなーと思うところがあった。かごめが潜在能力を発揮したきっかけは、原作では犬夜叉のことをバカにされたことに対する怒りからだったのだが、アニメではむしろ珊瑚と琥珀に対する奈落の仕打ちに対する怒りに変えられていた。

 ストーリー的には悪い変更ではなかったのだが、かごめの潜在能力は常に最大限発揮されるわけではない。いままででいちばんすごかったと犬夜叉に言わせた力の発揮メカニズムが、いまいちハッキリしない原作の方が、まだまだ未知の魅力が秘められているようで、個人的には好きだ。

 それでも、最後に珊瑚がかごめの膝で泣くシーンには思わず涙を誘われてしまった。弥勒、そして珊瑚と仲間としての絆が深まっていく大事な話だから、何も感じられないようではまずい。こんなふうに涙を誘われるのは、それだけ感情が作品の中に引き込まれている証拠だし、いい傾向と言えるのだろう。

 12日、いつも利用している印刷所からコミケ合わせの締め切り予定と料金表の入った通知が届く。カラー表紙(エクセレント4色)の入稿は7月7日だ。やや質が落ちるカラーなら14日でも間に合う。しかし、残りの日数で本文を仕上げることを考えると、7日に入稿しないとダメだろう。もう、すぐにでも表紙CGの作成にとりかからねば…。

 ということで、この日は表紙CGの原画下描きに費やした。が、どうもうまく描けない。すでにノートにラフは描いてあり、絵柄は決定していたのだが、どうも絵がよくない。結局、この日は満足できる絵が描けなかった。(こんなんで、間に合うのかな? 前途多難だ…。汗)

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