飛鳥杏華の気まぐれモノローグ

<2001年>

4月17日(火)

 るみけっと2の反省会も終わり、次回の日程と会場も決まった。次回はもうそんなに深くイベントに関われないと思うが、基本的に同じものが好きな仲間を楽しませたいという気持ちがあるので、何かしら協力するかたちになるだろう。始まってみたら、結局メインスタッフやってたりして…。(笑)

 11日、原作「犬夜叉」だが、無双の弱点は心臓らしいことがわかった。まあ、普通はそうだが、心臓が残っているかぎり、体が再生する。その心臓は蜘蛛の形のやけどの跡の裏にあるようだが、奈落がそれを守ろうとしている。それは何を意味するのか…?

 ここで1つ考えられるのは、無双の心臓が、実は奈落自身の心臓なのではないかということだ。神楽がそうであるように、奈落も心臓を自分の体外に出すことができるに違いない。鬼蜘蛛の部分を分離した際、自分の心臓も鬼蜘蛛とともに出てしまった可能性もある。

 そう考えると、鬼蜘蛛とはまだ縁が切れないらしいとつぶやいている言葉もつじつまが合う。が、手が一瞬、変化した様を見てそうつぶやいているところを見ると、ちょっと違うように思える。それに、自分の心臓を外に出してわざわざ危険にさらすような奈落ではなかろう。

 となると、無双(鬼蜘蛛)の心臓を守る意味が何なのか、それはそれで興味深い。奈落にとって厄介な部分であった鬼蜘蛛を切り離したのに、それを守る理由とは何か? 縁が切れないというのは、どういうことなのか? 読むのは難しい…。次回を待つことにしよう。

 さて、この日は午前中に監査があり、午後は決算の書類をまとめた。決算は15日までだが、今年は休日の関係で13日までとなる。結構、ハードな1日となった。13日はいろいろと縁起が悪そうだし、できれば12日に提出したかったから…。(笑)

 12日、何とか決算書類の提出もこの日のうちに終わった。が、まだまだ仕事はある。各種文書ファイルについて新年度分を作成し、前年度分を書庫に移動しなければならない。今年度から情報公開法が施行されて、文書の管理方法が変わったから、いろいろと大変なのだ。古い文書も廃棄年限ごとに綴り直さねばならない。

 そういうのは当然、3月中にやっておくべきことなのだが、いろいろとあって集中できなかったし、まあ一言で言えば、手を抜いていたということなんだけれど…。(汗) そういうツケは必ずあとになって回ってくるわけで、覚悟はしていたが、大変なことに変わりはない。こうしたことの積み重ねが、後に悲劇につながったのかもしれない…。(ちょっと伏線…。笑)

 13日、21世紀最初の年の4月13日が金曜日で仏滅、しかも三りんぼうだなんて、まるで諸星あたるの誕生日だ。高橋先生は、こうなるのを知っていたいたのだろうか? いや、連載開始当初、知ってはいなかったろうが、知らないうちに神の啓示を受けていたのかもしれない…。(こらこら、勝手に神格化するんじゃない。笑)

 さすがに地震が起こって仏壇が倒れたりということはなかったが、この日に諸星という家に生まれた子供がいたら、あたると名付けて欲しいな。16年後にラムちゃんがやってくるかもしれないし…。(他人事だから、多分に無責任な発言だったりする。笑)

 そういう日というのは、かえって平穏だったりする。縁起が悪いと意識することで、かえって難を逃れたりするということもあるのだろう。逆に朝のTVの星占いで最高の運気などと言われた日の方が注意した方がいいかもしれない。油断すると、思わぬ不幸に見舞われるかもしれない。

 この日も文書関係の入れ替えでハードな1日だった。書棚の方はそれで少しずつ整理されてきているのだが、自分の机の上が書類の山だ。もともと整理整頓が苦手な私だが、数々の回覧書類など、なかなか目を通している暇がない。休日の交替出勤で休みが変則になることもあって、休み中に書類がたまっていってしまうという悪循環もある。

 よからぬことと言えば、その辺の状況がピークに達したのがこの日なのだが、災難はやや遅れてやってくることになる。まあ、いろいろな部分で疲れがたまってしまったのだろうと思うが…。

 14日、いろいろとたまっていたプライベートなことを整理する。その中に浮いた話が1つもないというのも悲しいが、事実だからしかたがない。もっとも、周囲が結婚し出したからあせってると思われるのもいやだし、今年は厄年だから…。まあ、そういうことにしておこう。(笑)

 夕方からは、また新刊本の資料集めにかかった。新たにネタが見つかったので、そちらも併せての資料収集だ。多分、気づいている人は何人もいるだろうが、いちいち記録している人はほとんどないだろう。そんなネタである。この本ができたらどういうリアクションが返ってくるか楽しみだ。

 15日、るみけっと2の反省会のために日野へ出向く。本番と違って、やはり人の集まりが悪い。確かに、反省会なんて面白い場ではないけれど、次回のためには大切なんだけどな…。当日、不可解に思ったことも、それぞれの担当者から実情を聞くことで謎が解けてくるものだ。

 まずは設営時の予備イス不足問題だが、代表はもともと数脚しか予備イスを考えていなかった。が、それ知らさせていない他のスタッフが、それでは少ないのではないかとあせって飛び回ったために計算どおりなのに「足りない」という話になったらしい。情報伝達の徹底が必要だ。

 そして、お楽しみイベント中の撤収作業だが、誰も何も指示を出していなかった。誰かが自発的に始めてしまい、それにつられて周囲の人たちが協力してしまったらしい。善意ではあるが、前々回書いたような部分もあるので、しっかりスタッフが制止すべきだった。その辺の徹底ができてなかった点は準備会のミスと言えるだろう。

 その他にもいっぱい反省点はあるが、そんなものばかり読んでもうんざりするだけなので、ここではもう書かない。それをきっちり次回に改善できることが大切なのだし、あまりダメだ、悪いと書いてしまうとイベントのイメージダウンにつながってしまうという考えもある。

 私は悪いところを隠して成功部分ばかりを強調するのは好きではない。成功に酔って、反省してないように思われるのはいやなので、前々回のように内情を暴露してしまったりするのだが、それでつつかれるのは私だけではないし、ちょっと今週は自重しようかと思う。(笑)

 さて、ラムちゃんも笑う来年の話だが、るみけっと3は2002年4月14日(日)、大田区産業プラザPiO・2階小展示ホールにて開催と決まった。今回より会場が細長くなるが、参加サークルが同じくらいなら、それほど支障はないだろう。今回は、前回の反省から通路を3mと余裕をもってとったのだが、そこまでしなくても大丈夫そうだとわかったから…。

 また、次回は資料室の展示はするかどうか決まっていないし、宅配便スペースも会場内にとっておく必要ないことがわかったし、若干、それぞれのスペースは狭くなるかもしれないが、基本的には楽勝で収まるだろうと思う。問題はコスプレ用の更衣室だ…。

 2階には、今回使用したような適当な会議室がない。それに、別室を借りると経費が馬鹿にならない。今回、更衣室利用料金をとったことで利用者が50人以上いることが判明したので、設けないという選択肢はなくなった。展示ホール内の倉庫が使えるので、それを女子用に使うとして、男子は部屋がない。

 だからといって、野郎は公開生着替え…というわけにもいくまい。(見たくねぇよーっ! 笑) 一応、パーテーションを借りて仕切り、展示ホール内に仮設更衣室を設置するつもりだが、隙間を何とかしないと見えてしまう。見たくないものを見せたら、セクハラになってしまうのだ。経費はやや節減できるが、ちょっと対応が大変かも…。

 16日、新刊本の資料集めを進め、夜はアニメ「犬夜叉」だ。前回の予告の段階ですでに作画が悪いのはわかっていたが、ここまでになってしまうとちょっと閉口してしまう。ちょっと他のグループと絵の傾向が違いすぎる。内容的に桔梗とかごめの女の情念のぶつかり合いというシリアスな回だったので、余計につらい作画だった。

 作画以外はよかったのではないかと思う。桔梗に見せつけられたかごめのリアクションも原作より自然だと思う。ただ、犬夜叉の二股宣言をかごめが見ていないところでさせたことで、そのあとの弥勒のセリフの言い回しが変わってしまったのが残念だ。あれは、こっそりのぞきながら解説しているところがいいんだけどな…。(笑)

 期待は次回の珊瑚登場だ。メインキャラ登場の回は、作画もいいことが多い。声優については詳しくないので、珊瑚の声がどんな雰囲気になるのか想像できないが、それがまた新鮮でよかろう。他の仕事を知らない分、ストレートに入っていけそうだし…。

 17日、たまっている仕事はなかなかはけない。書類の整理だけしていればいいのであれば、いずれ片づくのだが、その都度命じられる仕事があったり、会議などで時間を食われて進まないうちにまたたまってしまうのだ。

 そういうことで、疲労もストレスもそれなりにたまっていたのだと思う。帰宅後、早々と睡魔に襲われて、22時すぎには寝てしまった。そして、悲劇は翌朝やってくることになる…。(汗)

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