飛鳥杏華の気まぐれモノローグ

<2001年>

3月27日(火)

 るみけっと2も目前に迫った。そろそろ飛鳥鳳凰堂の委託販売本や展示資料、プレゼント賞品などを送らねばならない。が、準備が遅れてるものが結構ある。しかも、発送に間に合わせるために買ってきた備品が、何を勘違いしたのか数が足りなかったりなんて大ボケも…。うーむ、春だなぁ…。(笑)

 21日、原作「犬夜叉」だが、無双はどうやら鬼蜘蛛の記憶を持つ奈落の分身らしい。奈落にとってある意味で弱点となっていた鬼蜘蛛の記憶の部分を分離したということだろうか? そう簡単に完全分離できるとは思えない。そこまで都合よくはいかないと思うのだが、奈落が首と自分の体を作っていた妖怪たちの元の体とに分離していたあの姿が引っかかる。

 あれは月に1度、妖力を失う日の姿と思っていたが、自分の中の鬼蜘蛛の記憶を分離するためにわざと妖力を落として体を解体していたのかもしれない。犬夜叉が夜明けとともに半妖の姿に戻ったのに、奈落はまだあの姿だった。単純に周期が微妙にズレているだけとも考えられるが、ちょっと疑ってみたくもなる。

 こんなことで簡単に弱点を克服できてしまうとは思い難いので、あくまで鬼蜘蛛の記憶を持つ(極めて鬼蜘蛛の生まれ変わりに近い)分身を作ったと考えるのが自然だろう。それだけでも、犬夜叉に与える心理的効果は大きい。犬夜叉にとっては忌まわしい恋敵の復活なのだから、平常心でいられるかどうか…。

 そうなってくると、この先、桔梗との対面があるのかどうかがある意味で楽しみになってくる。今回はかごめを桔梗と思ったようで、勘違いしたまま犬夜叉と戦うことになるのかもしれないが、いずれ本物の桔梗(正確にはまがいものの体だが)と対面したとき、どういうことになるのだろう?

 犬夜叉にはかごめがいるんだから、桔梗は自分によこせとでも言うだろうか? 1人で両方なんて、ムシがよすぎるぜって…。(笑) もっとも、無双が奈落の弱点であった鬼蜘蛛の部分であるなら、桔梗には歯が立たない(指1本触れられない)はずだが…。

 さて、この日は休み明けで仕事がたまっていてえらい状況だった。終業後に飲みに誘われて一旦はOKしたのだが、仕事が全然終わらず、ドタキャンせざるをえなかった。翌日から2日間、防火管理者の資格取得講習で職場を離れることもあって、やっておかねばならないことも山ほどあったし…。というわけで、この日は帰宅が遅くなり、ほとんど何もできなかった。

 22日、防火管理者の資格取得講習のため幡ヶ谷に出向く。結局、今回のるみけっと2では、資格者を防火管理者として選任して消防計画書を提出する必要はなかったのだが、将来のために取っておいて損はなかろう。もっと早く受けたかったのだが、手続きがどんどん遅れてこの日になってしまったのだ。写真が必要だったり、結構申し込みが面倒だったもんで…。(単に私が不精なんだね、きっと…。汗)

 結局、前日に仕事がやり切れなかったので、講習後に職場に戻って仕事をすることにしたのだが、オンライン業務の運用時間内に帰れなかったので、意味がなくなってしまった。翌日も同じことだろう。まあ、手作業の事務は少し進められるけれども…。

 帰宅後は展示する初出掲載誌のキャプション(解説)の原文作成を行った。ただ雑誌を置いただけではいかにも芸がない。展示と呼ぶからには、一応かたちを整えなければおかしかろう。というわけで書いてみたのだが、ものによってはあまり書くことがない本もある。どうやって取り繕うか、それが難しい。履歴書じゃないんだから、特になしでは格好がつかないし…。(汗)

 23日、キャプションの原文とレイアウトを完成させた。B5判に2冊分ずつ作成して、あとてで半分に切るつもりだ。それをそのまま机に貼り付けてもいいが、破れたりする可能性もあるし、貼ると撤収時にはがすのが面倒だ。ということで、B6判のクリアホルダーを買ってきて、そこに入れて机に置くことにした。

 さて、一段落したのでオークションをのぞくと、見つからずに困っていた「犬夜叉」の第1話が掲載されている週刊少年サンデー(1996年50号)が出品されていた。何という巡り合わせだろう! 普段、見離されてる分、ここへきて少し運が向いてきたのかな?(笑) これを逃す手はない! 1万でも2万でも落としにいかねば…。

 しかし、設定どおりの終了だと28日の夕方だ。それからメール交換して、翌日送金できたとしても、こちらに商品が届くのはギリギリになってしまう。結果として間に合わなかったではお話にならない。これはもうダメもとでQ&Aを使って早期終了をお願いするしかないと判断した。もちろん、こちらのわがままだから、実際の取引金額は出品者の希望額でと持ちかけて…。

 24日、朝から展示用初出掲載誌の梱包を行う。その間に出品者からの返事がないか、ちょくちょくメールをチェックする。と、13時過ぎに早期終了を受けてくれるとの返事がきた。そして、その日の夜に早期終了で落札が確定し、交渉のメールが来た。出品者は業者(古書店)であった。それがまた私には幸いした。個人だと無茶苦茶な希望額をふっかけられたかもしれないが、ほぼ相場という値段で交渉してくれた。

 それに加え、店舗を構えた古書店なので、直接来店して商品の引き渡しができるのだ。これはとことんついている。これなら発送遅れや発送時の事故による紛失などの心配もない。くじ運とかは最悪なのに、今回は最高の運に恵まれたようだ。ということで、翌日、商品の受け取りに出向き、その足でキャプション用のクリアホルダーを買いにいくことにした。

 25日、昼過ぎまでプレゼント商品を当選グループごとに分類し、番号を書いた付箋をつける作業をした。賞品交換担当が番号ですぐにプレゼントを渡せるようにするためだ。途中までやったところで時間がきたので、古書店にオークションの落札商品を受け取りに向かった。雨が降ってきてしまったが大した影響もなく、無事目的の商品を手に入れることができた。

 その足で池袋の東急ハンズに行き、クリアホルダーを買う。これで展示関係は全部荷物に詰めて送ってしまえる。当日は当日で持って行かなければならないアイテムがあるので、なるべく送ってしまえるものは送りたかったのだ。帰宅後は、とりあえずプレゼント賞品の方の番号つけと梱包を優先して行い、結局それだけで終わってしまったけれど…。

 26日、31日に出勤する分の代休日なのだが、先週どうしてもオンライン業務ができなかったので、しかたなく闇出勤する。タダ働きはしたくないが、翌日にそれがいっぺんに来られるとたまらない。終わり次第帰るつもりで仕事に取りかかった。が、結局15時半まで拘束されてしまった。うーむ、運を使い果たしてしまったかも…。(汗)

 帰宅後、福引券などのコピーを済まし、キャプションを半分に切ってクリアホルダーに収める作業をしたのだが、ここでまた大ボケに気づく。クリアホルダーの数が全然足りなかったのだ。プリントアウトしたのが12枚。それを半分に切って24枚になるのに、勘違いして12しか買ってこなかったのである。これでキャプションを送ってしまうのは無理になってしまった。(ああっ、痛い…。汗)

 27日、仕事が早く終わったら、帰りにクリアホルダーを買って帰ろうと思っていたが、そう甘くはなかった。ずっと改修中だった博物館の展示室が完成に近づき、展示品や備品類を戻す作業で遅くまでかかってしまったのだ。帰宅後、せめて半分だけでも送ろうということで、箱への詰め込みをしたのだが、いざ封をしようと思ったら、途中でガムテープがなくなってしまった。(汗)

 久々の肉体労働の連続で疲労がドッと出てきていたので、コンビニに買いにいく気力も出ず、この日のうちの梱包をあきらめてしまった。まあ、いくら電話で取りに来てくれるとはいえ、こんな深夜に呼ぶのも非常識だろうし、まあいいか…。(都合のいい言い訳だな。笑)

 とりあえず、致命的と思われた展示品の欠落は何とか避けられた。あとは荷物が間違いなく届いてくれることだが、その前にちゃんと発送しなければね…。(笑) それが終わったら、いよいよお楽しみイベントの設問を仕上げて本番突入だ。前日が出勤というのが、結構不安ではあるのだが…。

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