飛鳥杏華の気まぐれモノローグ

<2001年>

2月13日(火)

 るみけっと2のサークル配置が決定。会場レイアウトもおおよそできあがり、カタログ作成と会場サイドとの打ち合わせに向けて追い込み態勢に突入! 泣いても笑ってもあと1ヶ月半だ。できることなら、笑いたいけれど…。(笑)

 7日、原作「犬夜叉」だが、神楽が鋼牙から奪った四魂のかけらを持ち逃げした。先々週、奈落から解放されたがっている神楽にはチャンスになると書いたのだが、そのとおりの展開となった。もっとも、神楽はまだ奈落が半妖であることを知ったわけではないが…。

 逃げた神楽は殺生丸を訪ね支援を要請するが、冷たく断られる。神楽が殺生丸を頼ったのは、以前顔を合わせたときに伏線があったから順当なところなのだが、私には単に殺生丸の強さだけを目的に頼ったのではないように思える。神楽は、実は殺生丸に気があるのではないかと思うのだ。

 ちょっと考えすぎかもしれないが、かなりむきになって殺生丸を煽りたてようとしていたし、断られたあとの悔しがり方などを見ると、なんとなくそう思えてしまう。実は、奈落から守ってもらうのを口実にして殺生丸に近づきたかったのではないだろうか?

 だが、殺生丸は四魂の玉にも女にも、今のところ興味はないらしい。男に興味があるかどうかわからないが(笑)、少なくとも殺生丸の心の中にいるのは、今のところりんちゃんだけだろう。犬夜叉のことも結構気にかけているようだが…。

 殺生丸に支援を断られた神楽はどうするのだろう? 殺生丸が指摘したように、自ら四魂のかけらを使って闘うのだろうか? 恐らく奈落と闘う前に、再び追ってきた鋼牙や犬夜叉たちと顔を合わせることになると思うが…。

 それはともかく、奈落の状態には参ったというか何というか…。もともと数多くの妖怪が集まって生まれたわけだし、いまの体も蠱毒によって作られたのだから、考えてみれば当然なのかもしれないが、あれでは動くに動けまい。まだ動ける分だけ犬夜叉の方がマシだ。

 妖力を失っている犬夜叉と奈落、四魂の玉を奪われた鋼牙…。ある意味で共通しているところがある。殺生丸が干渉してくる気がないのなら、この中では神楽がいちばん強いだろう。奈落の状態を知ることができれば強気になれるはずの神楽だが、どう展開していくのか…? 次回を待つとしよう。

 さて、この日の仕事中、ちょっとした事故があった。といっても、人身事故ではない。鳥身事故である…。野生のメジロが2羽、ガラスがあるのに気づかずに1階ロビーのガラス面に激突して、下でピクピクけいれんしていたのだ。

 以前にもときどきスズメがぶつかって脳震とうを起こしたことがあるが、しばらくすると回復して飛んでいくので特に何もしたことはない。ところが、今回はなかなか回復しないので裏にまわって保護し、温かい事務室の中で紙袋に入れ、しばらく様子をみることにした。

 と、1羽はまもなく回復して袋の中で暴れだしたので、外へ出て袋を開け、逃がしてやった。が、もう1羽はぐったりして完全にひっくり返ってしまった。保護したときは手のひらの中で一時回復したように見えたのだが、打ちどころが悪かったらしい。かわいそうだが、貼り紙をしても鳥にはわからんだろうしなぁ…。(汗)

 帰宅後はここの更新作業をした。どうしても1日遅れになる。それでも、ずっと間があくよりはマシだ。何とかこのまま1日遅れでも続けていければと思うが…。

 8日、だんだん懐具合が厳しくなってきた。先月末にちょっとセットものをオークションで落札して予定外の出費をしてしまったので、給料日までのやりくりが大変になってきてしまったのだ。(汗) でも、そのセットの相場からしたらすごく安かったんじゃよ〜っ!(ダメ人間街道ばく進中だな。汗)

 平日の昼食代は、給与天引き払いの給食を予約してあるからいい。あとは、休日の出費をいかに抑えるかだ。るみけっと2の配置作業の日と劇団☆新感線の芝居見物の日が山場だ。そこを乗り切ればじはらくは1文なしでも何とかなるだろう。(ひどい計画だこと…。笑)

 賞品用のグッズをオークションで売ってしまえばそこそこのものになるのだが、それをしようと思わない。自分の懐のやりくりに苦労しながら、75点のグッズをプレゼントに出す私って、やっぱ変人かな?(変な趣味だよね、確かに…。笑)

 9日、翌日のサークル配置決定作業を前にるみけっと資料室や一般参加者用休憩所のレイアウトなどを考えておく。サークルスペースがいくつになるかで使用できる机の数が変わってくるので決定はできないのだが、希望として机が何台欲しいか、最低限何台いるかをはじいておく必要はある。

 実際のところ、あまり数はもらえそうにない。大展示ホールと小展示ホール合わせて借りられるのは120台だ。当日、るみけっと2しかイベントがなければ全部借りられるのだが、小展示ホールで別の即売会があることがわかっているので、多分折半になる。と、60台だ…。

 募集どおり100スペースになると、それだけで50台使ってしまう。ここまでの応募状況を見ると100はいかないだろうが、かなり苦しいことが予想される。資料室は最低9台、一般の休憩所は最低限イスがあればいいのだが、ラクガキ帳を置きたいという構想もあるので、2台は確保したいところだが…。

 10日、るみけっと2のサークル配置決定作業のため、日野へ出向く。到着すると来ていたのは代表ともう1人だけだった。いつもながら、お寒い台所事情だ…。(こんなんでよくイベント開いてるなぁ…。汗) 会場もなかなか暖房がきかず、寒かった…。(人数の割に広かったし…。)

 さて、結局、直接参加サークルによるスペースは74、委託スペースで数合わせをして合計80スペース(20スペースの島4つ)ということになった。作業を始めてまもなく、新顔のスタッフが到着した。14歳の女子中学生だ。もちろん、最年少スタッフである。

 しかしまあ、何とも妙な年齢構成である。40歳の私に39歳の代表、21歳の女子大生に14歳の女子中学生…。ほとんど無茶苦茶だ。(笑) もっとも、そんなことを気にしている余裕もない。とりあえず若手2人にサークルのジャンル分けと配置を任せ、こちらは会場レイアウトの設計をした。

 その結果、資料室には11台、一般休憩所には2台の机が確保できる見込みとなった。また、コスプレ撮影用には約15m×7.5mの広場が確保できることになった。ペリカン便が使用するスペースが未確定なので、当日までに若干狭くなる可能性もあるが、そんなに大きく変わることはないだろう。

 この広場は、即売会後のお楽しみイベントにも利用するので、少し広めにとらせてもらったということもある。一方、資料室の机の数は希望より3台少なくなったので、展示品を少し絞らねばならないだろう。何を選ぶか頭が痛いところである。(初出掲載誌関係だと、何が喜ばれるかなぁ?)

 こうして一部カタログ編集まで兼ねた作業は17時すぎで終了し、帰宅の途についた。帰りの電車の中もアンバランスな年齢構成なのに会話がはずむ。端から見ると、何とも奇妙な光景だったかもしれない。(笑)

 11日、前日の作業でカタログに載せるページ数が確定したので、プレゼント福引、お楽しみイベントのページの作成にとりかかる。この日は賞品の画像作成に終始した。載せられるのは多分大吉の賞品だけだ。それもかなり小さくしなければならない。残念だが、あとは当日選んでもらうことで対処するとしよう。

 そうなってくると抽選そのもののスペースと賞品引渡所を分けた方がよさそうだ。同じスペースで賞品選びにも時間がかかると、ロスが大きくなってしまう。どんどん抽選させて、引渡所で再び並んで考えてもらうというかたちをとらないとさばき切れないだろう。また人手がかかってしまうが…。(汗)

 12日、劇団☆新感線の芝居「犬夜叉」の千秋楽なので観に行く。1月からの再演見物は2度目だが、前回はちょっと出来がよくなかった。変更した部分がまだ未消化という感じだったし、音響班が効果音を入れ損なうミスも何箇所かあった。それだけにやや不安だったのだが、それはまったくの杞憂だった。

 千秋楽ということで張り切っていた部分もあるだろうが、アドリブ的なノリが観なれている客からも随分笑いをとった。カーテンコールは私が観た回では初めてスタンディングになった。直前に桔梗役の遠山景織子さんの妊娠(2ヶ月)が報じられ、舞台でのアクションは大丈夫なのかと心配したが、無事幕を下ろすことができた。

 それはよかったのだが、我慢しようと思っていたのに、また出費してしまった。劇団☆新感線のビデオを買ってしまったのだ。過去の芝居のとき、迷っているうちに売り切れてしまい、その後売っている回にあたらなかったこともあってずっと欲しかった芝居のビデオだったので、つい…。これで給料日まで約7000円で収めねばならなくなった。(汗)

 帰宅後はアニメ「犬夜叉」だ。この回は犬夜叉と桔梗の回想シーンが出てくるから期待していたのだが、単刀直入に言って残念な出来になってしまった。前々から心配していたことが、いちばん大事なところで出てしまった。せっかくの名場面がこれでは…。(涙)

 前々からの心配、それは第1話から書いてきていることなのだが、原作をやや強引に詰め込んでいる感があるので、テンポが速すぎて落ち着きがなく感じてしまうという難点だ。それでもこれまではあまり重要なシーンで感じることはなかったからよかったのだが、今回はいちばん大事なところでそのあわただしさを感じてしまった。

 言うまでもなく、私がいちばん期待していた犬夜叉と桔梗の回想シーンである。ここはたっぷり間をとって桔梗の気持ちを表現して欲しかったのに、アニメの桔梗はポンポンと短い間隔でセリフを言ってしまう。これでは情感が伝わってこない。BGMなどにも凝って、ある意味、思いっきりクサイ演出をしてくれてもよかったくらいなのだ。

 あそこは、今まで弱みを見せずにきた桔梗が、初めて弱みらしきものを見せているシーンだ。あれは自分の境遇をただ単に語っているのではない。犬夜叉を想っていることを遠回しに語っているのだ。悟られぬように言葉を選びつつも、裏腹に少しは察して欲しいという気持ちが込められているのではないかと私は思っている。そんなセリフだから、ポンポン出てきたのでは台無しに感じるのだ。

 その解釈は私個人のものとしても、1つ1つ間をとって語った方が情感が盛り上がる。BGMと合わせてさらに盛り上げていけば、「やっぱり… 私らしくないか…」というセリフのところがもっと生きてきたのではないかと思うのだがどうだろう? 今ひとつ、あの言葉に込められた桔梗の切なさが伝わりにくくなってしまったような気がしてならない。省くなら、他に省けるところがあっただけに残念だ。

 13日、どわぁああああっ! 大変なことを忘れていた。るみけっとや「犬夜叉」の芝居のことばっかり考えてて、すっかりコミケの申し込みを忘れていた。(ちゅど〜ん! 爆) この日が締め切りではないか…。まあ、間に合うけれど、これで参加費7000円の出費だ。ということは、給料日まで文なし決定である。(汗)

 それなのに、朝っぱらから前日買った劇団☆新感線のビデオを観てたりして…。いやー、余裕だこと…。(そりゃ、すっかり忘れてたんだから、余裕だよな…。笑) うーむ、今週末くらいだと思い込んでいた。思い込みって怖いな…。るみけっと2参加者のみなさんも気をつけて確認を怠らないでね。(マジ)

 そんなわけで、日中はコミケの申込書で大変だった。何とか午後に投函して、夕方からカタログに載せるプレゼント福引のページ作成にかかった。とりあえず作ってみたが、相変わらずプリンタの調子が悪い。特に画像を貼り付けるとダメだ。画像だけ職場のパソコンでプリントして貼り込むか…。その方が無難だな。

 結局、それで夜遅くまでかかってしまったので、ここの更新は結局できなかった。連休が入ったので曜日感覚がなくなり、忘れてしまったというのもあるが…。(おいおい。汗) 

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