飛鳥杏華の気まぐれモノローグ

<2001年>

2月6日(火)

 いよいよるみけっと2の準備も本格化してきた。当日のプレゼント福引の賞品選定を行い、カタログに載せなければばならない。というわけで、ごそごそとかき集めてみた結果、大小合わせて75点…。うーむ、来年以降を考えて抑えたつもりなのだが、それでもこれだけあるか…。いったいどんな生活してきたんだ、飛鳥杏華って奴は…?(笑)

 1月31日、原作「犬夜叉」だが、鋼牙と神楽の闘いがメインだった。お互い、1度対戦しているからある程度手の内はわかっているが、どうやら神楽の方がやや上手だったようだ。両足から四魂のかけらを奪われた鋼牙…。奈落が四魂の玉を完成させるとすれば、いずれ鋼牙がかけらを奪われることになるのは予想していたことたが、思ったより早くそのときが来たようだ。

 なぜ、思ったより早いと感じたのかというと、獣郎丸、影郎丸との闘いで犬夜叉と結構いいコンビネーションを発揮したので、将来、再び協力して闘うこともあるだろうと思っていたからだ。まさか、その前に四魂のかけらを奪われることになるとは…。

 鋼牙のあの足の速さは、やはり四魂のかけらがあってこそだろうと思う。多分、かけらがなくても他の妖狼族の連中より速いのではないかと思うが、相当なパワーダウンはまぬがれまい。加速装置を失った鋼牙では、犬夜叉と協力してもどれだけ戦力になれるか…? 犬夜叉の方は先日レベルアップしたばかりだし…。

 今回のシリーズでこのままかけらを奪われてしまうのか、それても奪い返すことができるのか…? 多分、前者のような気がするのだが、奈落が人間になって妖力を失っている可能性が高いことを考えるとまだわからない。あとから犬夜叉たちも到着したし…。

 さて、この日は1日遅れてHPの更新をした。画像提供してもらったマリンの缶バッヂを「マリンの小部屋」に追加し、新たに購入した少年サンデーの表紙画像を「高橋留美子漫画作品一覧」と「うる星やつら 週刊少年サンデー表紙展示室」に追加した。

 さらに、先日の次世代ワールドホビーフェアで購入したタペストリーの画像を「犬夜叉 布製グッズ展示室」に追加した。このタペストリーは劇団☆新感線の「犬夜叉」上演中の劇場でも売られていたようなのだが、私が行ったときには売り切れてて確認できなかった。(前回、遅刻寸前だったからなー。汗)

 2月1日、いよいよるみけっと2まで2ヶ月というところまで来てしまった。昨年よりはずっと準備が進んでいるけれど、毎回不安は不安だ。今回はやろうとしていることが前回よりでかいので、無難に進めた前回よりコケる危険性も高い。でも、用意すべきものを用意すれば、当日はもう何とかなってしまうものだと思うが…。(笑)

 問題は当日の段取りだろうと思う。もうだいたいやることは固まったから、あとは実際にそれがうまく進行できるかだ。が、これは当日になってみないとわからない部分も多い。本番では何が起こるかなかなか予想がつかない。お楽しみイベントのゲームに何人くらい参加するのかだけでも大きく変わってくる。

 読めない要素を抱えての実行なだけに、コケる不安は常につきまとう。しかし、1回やってみればある程度読めるようになるだろう。初っぱなの失敗をすぐにいい方に変えられれば、そこそこのものはできると思う。もちろん、初っぱなから成功すれば言うことないけれど…。(笑)

 2日、帰宅後、プレゼント福引とお楽しみイベント用の賞品について考えてみる。昨年、何人かの方から提供してもらったグッズ数点はもちろん全部出すが、それだけではちょっとものたりないように思える。前回はプレゼントの抽選そのものをイベントにするという企画だったので、時間の都合で10点だけになってしまったが、今回は福引形式だから時間はあるのだ。

 福引で当たりが10点だけなんて、ちょっと貧乏くさい。大当たりはそのくらいでいいが、小さな当たりもあっていいはずだ。昨年、私が個人のスペースでやったような小物グッズを小当たりにして多めに出せば、何かしら当たる人の数は増える。つまらないものでも、持ってない若いファンなどには珍しいかもしれない。少なくとも、何も当たらないよりはマシだろう。

 ということで、自分のコレクションをひっくり返して出せそうなものを片っ端から物色した。本格的な選定は翌日やるつもりだが、一応候補を考えておくことにした。最近はオークションで散財してしまったからあまり増えていないが、こういうときのためにストックしておいたグッズたちの出番が来たわけだ。おまえたちはこの日のために眠ってきたんだよ。(笑)

 3日、朝から本格的に賞品の選定を開始する。まずは出せるものをとにかくひっぱり出してみた。その数122点…。ダブリものをすべて出したらもっとあるのだが、一応ちょっとだけケチって(自分の予備を残して)みてこの数だ。そりゃ、もっと持ってる人はいるだろうが、我ながらよくもまあこれだけストックしたものだと思う。

 それらを大当たり(大吉)、中当たり(中吉)、小当たり(小吉)の3ランクに分類してみる。人によって意見は分かれるだろうが、私なりの基準で分けてみた。と、やはり「らんま」ものが多い。続いて「犬夜叉」、「うる星」で、「めぞん」ものがどうしても少なくなる。実際、私自身のコレクションとしてもあまり手に入っていないのだ。

 前回も「めぞん」は下敷きしかなかったし、今回もポストカードやしおりなどといった小物しかない。これではいかにも淋しいので、吊り広告ポスターのダブリを放出することにした。これは別にケチったわけでなく、電車掲示時のピンホールや破れがあって状態があまりよくないので、一旦は出すのをやめたのだ。

 が、それでも欲しいという人はいるだろうし、比較的状態がマシなものを5点選んだ。あとは破れがひどい。掲示時のピンホールの上がちぎれている。これは強引に引き抜いた証拠だ。もしかしたら、盗品だったのかもしれない。当時、かなり盗まれたらしいから…。私は単に売られていたものを買った善意の第三者だが…。(ほんとに。笑)

 また、全体の点数も見直して少し減らし、75点にした。やはり、翌年以降のことを考えると安全をみてストックしておきたい。75点でも確率は1/3になる…。ということは、逆算すると福引できるのは225人限定ということになるわけだが、即売会開催時間を225人で割ると、1人あたり1分12秒となる。実は、物理的にこなし切れるかどうかわからない数字なのだ。

 そんなわけで、時間内に当たり切らずに賞品が余る可能性もある。余ったら、即売会後のお楽しみイベントの賞品に加えるというのもいいだろう。余りものをまとめて福袋なんてのもありかな?(笑) できるだけ時間内に多くの人に渡るようにしたいけど…。

 話がそれてしまったが、そんな感じで賞品を1日ががりで選定し、75点を一旦確定した。ただ、ちょっと迷ってる部分もある。この先も若干の入れ替えがあるかもしれない。一応、カタログに載せる都合があるから、2月末までには決定することになるが…。

 4日、日曜日だが出勤だ。帰宅してから前日選んだ賞品の画像作成にかかる。吊り広告やタペストリーなどはHP用に撮影したものがあるからいいのだが、それ以外はあらためて撮影しないとならない。ちょっと大変だ…。少し手がけたところでうんざりしてきてしまった。(汗) もう、難しい宿題はみんな明日っと…。(明日、同じ苦労するんだけどね。笑)

 5日、前日の代休で1日休みだ。前日の宿題にとりかかったが、やはりうんざりしてきてしまう。そもそも75点も画像をカタログに載せたら何ページになるやら…? かといって、画像を小さくしすぎてモノがわからなかったら意味がないし…。というわけで、方針を立て直す。75点を減らすことはないが、カタログに画像を載せる件数は減らさないと…。

 いろいろ頭を悩ましているうちに何だかこんがらがってきて、また自律神経失調の兆候が表れてしまった。いかんいかん、気分転換だ! というわけで、とりあえずコンビニでビッグコミック・オリジナルを買ってきて高橋先生の新作「おやじグラフィティ」を読んだ。最初はピンと来なかったのだが、何度か読み返していくうちに味わいがわかってくる。

 自分はちゃんと役目を果たしていると思っていた林氏だが、実はそうでもなかった。自分たちの非を認めない加納親子を見てあきれた林氏だが、息子が盛り場で働いていたのを目撃してもあれは息子じゃないと頭ごなしに否定してしまった。やってることはちっとも変わらなかったのだ。加納親子がいい反面教師になって、林氏は自分自身のしていたことに気づく。

 ここがポイントなのだろう。自分も妻も息子の心の中を確かめようとしなかった。理由は大して複雑でもなかったのに、何か大きな理由があるのではないかと勘繰り、怖くて立ち入れなかった。自分の立場を一方的に示すのでなく、相手の話を、気持ちを聞くことが大切だったのだ。それ以外にも感じるところがあったが、それは作品一覧の解説にとっておくとしよう。

 さて、アニメ「犬夜叉」だが、いよいよ桔梗復活のシリーズだ。今回は前半部だけだったが、出来は悪くない。これまでの傾向から考えて、もしかしたら復活した桔梗は最初から巫女の装束を着ているのでは…などと思ったりもしたのだが、そこは原作どおり裸だった。もっとも、乳首を見せないという姿勢は変わっていない。

 その点を貫くのはいいが、やはり見せないようにするために動きが不自然になる。この不自然さが大人の目には見え見えのいやらしさを感じさせてしまうところがある。見慣れてる大人には、見えそうで見えない方がむしろエッチに感じることもあるのだ。実際、今回の桔梗の裸は結構エッチに感じた。最初はそうでもなかったが、だんだんと…。(笑)

 話を戻すが、冒頭で裏陶が桔梗の霊骨を奪うシーンはなかなかよかった。原作では、出てきてすぐに呆気なく殺されてしまったから、ただのまぬけにしか見えなかったのだが、こうして見ると結構裏陶もいい。どうも楓ばあちゃんといい、「犬夜叉」のスタッフは老婆を描くのがうまいようだ。(笑)

 この回でいちばん期待していたのは桔梗の裸…ではなくて、魂の抜けた桔梗のうつろなまなざしだったのだが、そこはちょっと期待どおりにはいかなかった。釜の炎を表現したために、目の下に影が入ってしまって、何だか目の下に隈ができてるみたいになってしまった。あの何とも言えないなまめかしさが表現し切れなかったのは残念だ。

 それと原作にあった回想シーンがカットされていた。「犬夜叉」の名場面の1つであるあの回想シーンだ。これは予告編から察すると、次回にまとめて登場してくるのだろう。原作のあの雰囲気をアニメがどう表現してくれるか、楽しみにしたい。

 もう1つ特筆するとすれば、かごめの「片思いだったんだ。」の繰り返しだろう。3回やらせたところが実にうまい。3回目には思わず笑ってしまった。それと、原作ではつい見逃していたのだが、七宝の足の裏がちゃんとキツネの足になっていたのは、なるほどなと思った。

 次回からいよいよ桔梗の情念が描かれはじめる。ここまで犬夜叉たちの活躍を楽しみにしていた子供たちにとっては、ちょっと難しい重さが加わってくる。それがどう影響してくるのか? その辺をどう処理してくるのか? 興味のあるところだ。

 6日、朝起きてからこの日が健康診断の日だったのを思い出した。朝食は抜かないといけない。しかも、直接会場に行けばもう30分ゆっくりできたのに、記入票を職場に置いてきてしまったので、一旦職場に寄ってから行かねばならなくなってしまった。何ともついてない…。(汗)

 おまけに午後からは頭痛がしてきてつらかった。今回こそ火曜日に更新するつもりだったのだが、大事をとって安静にしていた。安静にオークションして、しっかり落札してたりするが…。(ピンポイント参加なのじゃよ〜っ。笑)

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