飛鳥杏華の気まぐれモノローグ

<2001年>

1月23日(火)

 とりあえず、スタッフ集会で古同人誌の整理は完了した。200冊というのは、思ったより多かった。問題はこれらの貴重な本が途中でなくなったりしないかだ。どう管理するのか? それが問題だ…。(汗)

 17日、まず第1の関門突破…。この日締め切りの資料を提出した。実を言うと、るみけっとの準備と同じようなことをしている。保管文書や書籍の管理簿を作って提出するのだが、どれがどこに収納されているのかしっかり確かめなくてはならない。帳簿に載せたらもう、「ありません。」とは言えない。あとから増える分にはいいらしいが…。(笑)

 しかし、続く19日締め切りの資料作成で、この日も帰宅は遅くなった。疲れがたまる…。とにかく、19日までがんばるしかない。20日に休養して21日のスタッフ集会に備えるという流れだろう。当日、何人集まってくれるか問題だが…。(汗)

 一方、原作「犬夜叉」だが、さつきをだまして兄になりすました妖怪は、大したことない弱い妖怪だったが、七宝にはちと荷が重い相手だった。結局、助けてもらったかたちになったが、七宝の必死の闘いはさつきの心に伝わったように思う。恋としては報われなかったようだが…。

 時にはこういう話があってもいいと思う。ちょっと微笑ましい…。メインストーリーからははずれるものだが、つらい闘いばかりでは気がめいる…。ここら辺で妖怪と人間の少女の恋を描いておくのも悪くない。すでにその可能性は犬夜叉の両親や地念児の両親の例で示されているが、殺生丸とりんの将来につなげるためにも…。(おいおい。笑)

 18日、また帰宅が遅い…。今週いっぱいはどうしようもないとはいえ、疲れる…。(汗) 帰って、飯食って、風呂入ったらもう寝るだけだ。一応、メールとオークションのチェックはしているが、以前ほど熱心ではない。最近は、終了時間をうっかり忘れて逃す商品も多くなった。そうなっても、まあいいやという気持ちになってきたから、地獄を抜け出る日も近いかな?(笑)

 19日、やっとこ資料作成が終わった。とりあえず、まずは疲れをとりたかった。この晩のうちに同人誌をスタッフ集会の会場に宅急便で送ってしまうつもりだったのだが、翌朝に延期した。通販とるみけっと2のサークル参加申込書の梱包と発送も翌日回しにさせてもらった。

 20日、午前中にまず同人誌の梱包をして宅急便で送る。続いて、通販とるみけっとのサークル参加申込書の発送を行って一息ついた。あとは、翌日のための同人誌整理表と議題をまとめたレジュメを作成してスタッフ集会に臨むのみである。問題は、何人来てくれるかなのだが、夜になると雪が降ってきてしまった。(汗)

 何とも困った展開だ。少し前までの週間予報では、日曜日は晴れの予定だったのに、何を好き好んでこんなときに降り出すのだろう? 翌朝には止むそうだが、交通機関が乱れたり、スタッフの参加意欲に影響が出たらたまらない。せっかく人海戦術で同人誌の整理をしようというのに、自分1人なんてことになったら…。(恐ろしい…。汗)

 あまり内輪ネタ的なことを書くのもどうかと思ったが、一応、翌日のスタッフ集会のことについて公式HPの掲示板に書いておいた。あの書き方だと無理して来ない人が増えそうだが、裏の心理をちょっと狙ってみたのだ。無理しなくていいよと言っておくことで、がんばって行こうと思ってくれる人が出ればなんて…。(ちょっと姑息かな? 汗)

 それだけ心配だというのも何だか情けない話なのだが、夏の「るみけっとPRESS」の編集会が悲惨な結果だったから、あまり期待できないのは確かなのだ。必ず来いよと強く言える関係にないのが、何とも弱い。危機感がないというか、それ以前に自分から何かをやりたいという人がほとんどいないというのが問題だ。

 開くことが決まっているから、何かやるよという人がほとんどだろう。もちろん、そういうスタッフもいていいのだが、もう少し自分のやりたいことを前面に出してこちらを困らせるくらいの奴が何人かいて欲しい。その点、呪泉郷端展示即売会のスタッフは偉い。毎度次回開催が危ぶまれてきた中で、自分たちの意志、意欲で4回まで開いたのだから…。

 代表の古屋氏や私が放っておいても基本的な準備を整えて何とかしてしまうから、自分たちが何かしなくてもコケることはないだろうという妙な安心感があるのかもしれない。1度ほんとにコケる寸前まで行ってみたら、面白いかもしれないなんて人の悪いことを考えてしまう。もっとも、私自身、古屋氏に頼ってる部分が大きいが…。(汗)

 21日、早めに会場に着き、同人誌整理表と議題のレジュメをコピーする。時刻を見計らって集合場所の駅に行ったが、来たのはたった1人だった。道の雪も大分なくなって天候も悪くなかったのだが、やはりこんなものかと落胆しながら会場に戻る。と、受付でもう1人直接来てる人がいると知らされる。3人ならましな方だと無理矢理納得して作業を始めた。

 まずは会議室のテーブルに持ってきた同人誌を平置きにして並べてみる。段ボール箱にして2つだが、200冊以上というのは結構な数だった。ギチギチに詰め込んで並べてもテーブル10台は必要だ。きれいに並べるならもっと必要になる。これではもう当日の平置きは無理だ。ブックエンドを用意して立てて並べるのがよかろう。

 200冊程度では少ないかと思ったのだが、結構まともなものになるかもしれない。そう思いつつ、まずは発行年ごとに分類する。その最中にまた1人来てくれた。4人ならまずまずだ。少なくとも、同人誌の整理に関しては…。そのあとの議題については、もっと人数が欲しいのだけど…。(汗)

 分類が終わると、各人に整理表を配布してタイトル、サークル名、発行日、成年向けかどうかの種別などを手分けして記入してもらう。若干スタートが遅れた分、予定を30分ほどオーバーしたがいいペースだ。その終わり際にまた1人来て、最終的に5人になった。

 続いて撤収時のシミュレーションをやってみる。できれば、整理表に記載された本がちゃんとあるかどうか確認しながら箱詰めしたかったのだが、散らばった本と整理表を見比べて早々とあきらめた。大事な財産だけに、なくなると困るのは確かなのだが、その場でなかったらもうしかたないと割り切らないと撤収が間に合いそうにない。

 あとは、閲覧者の良心を信じるしかあるまい。その場に集うすべてのファンのための共有財産だということをわかってもらって…。なくなるようなことがあると、今後こういうことはできなくなってしまうのだから…。

 その後、古同人誌以外の展示物、BGM、プレゼント抽選会、お楽しみイベントについて話し合い、19時頃会場をあとにした。この日の集会で大分やりたいことが絞れてきた。ここからさらに絞らないとならないだろうが、できるだけ盛り込めるようがんばりたいと思う。

 22日、帰宅後は早速アニメ「犬夜叉」の鑑賞だ。原作でも評価の高かった作品のアニメ化だけに、非常に出来が気になったのだが、やってくれた。原作をあまりいじらずにストレートにやってきたなという印象だったが、特殊効果がアニメならではの良さを加えてくれていた。真由ちゃんが地獄に引き込まれそうになるシーンでは、不覚にもちょっと涙が出てしまった。

 欲を言えばきりがないだろうが、私はいい出来だったと思う。鉄砕牙の鞘の修繕のシーンが原作と話の順番を変えてしまったあおりを受けて、つじつまが合わなくなってしまっているのだが、それはあくまでシリーズ構成の問題であって、この回そのものの出来は評価に値するだろう。視聴率がどうなるか楽しみだ。

 23日、翌日、スタッフ3人を自宅に呼んで主にBGMの音源提供について打ち合わせをするので、部屋の片づけをした。いろいろと物が多い私の部屋に4人も入るのは無謀なのだが、とりあえず場所を確保して見苦しくないようにしておかねば…。

 そんなわけで、またまたここの更新が遅れることになってしまった。つくづく申し訳ないと思うが、いよいよ追い込みの時期だ。その辺はわかっていただきたい。もしかすると、私がるみけっとに深く関われるのは、今回が最後になるかもしれないから…。

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